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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
プロフィール

しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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人それぞれの感性
とりわけ 特別な事は何もしていない。

一夢庵では

料理は 私が、

焼酎は 家内が、

担当で 分業制的に 動いています。



手をかける所には 手をかけ、

それ以外の部分は 素材が

自然と 美味さを発揮してくれる、、、

そんな感じで 2人ともに

取り組んでいます。



先日、

『焼酎を使ったカクテルって どう思われます?』

と お客さま。。。



本格焼酎を 使う事は 共通だけど

そのベクトルが違うだけ、、


一夢庵の水割り・お湯割り・炭酸割りも

極めてシンプルなカクテル、

ただし 水以外の素材を使う場合、、

例えば 今だったら“かぼす”、

そのかぼすの 由来と 

生絞りカボスチューハイを 作りにしても、

焼酎の銘柄は 1種類に 決めている。

なんでも かんでもではない。

ちゃんと理由がある。


焼酎を使ったカクテルも

色々と経験したが、

一夢庵の表現とは 異なるっていうだけで

後は お客さまがどう判断するかだけです。



ただし

そのカクテルを飲んで

使用した本格焼酎の風味や香りを 感じられない場合や

その銘柄を使った理由が 明確に説明できないのであれば、、、

私は疑問に思う、それだけです。


と 

そのお客様には 返答した。



正直 嗜好品のお酒は

好きか嫌いか その二択で

ほぼほぼいいんじゃないか?



銘柄や 価格、人気で選んで

呑んでみても

想像していたのと 違う結果になる事が多いと思う。




飲食店も “看板”が大事かもしれないが、、

実際に一番大事なのは

その店の空気感と 味だ!




一夢庵は 店先に 表札みたいな

小さいプレートしかない、、が、

外観で勝負していないので それでいいやん。(笑))




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テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

The Show Must Go On
20年振り、、


久しぶりに 顔を出していただいた

お客様、

お互い 歳をとり、

30代ではなく 50代。。


なんだろう、

この 不思議な面白さ。


お店を続けさせて頂いているのは

世間様のお陰さま、

一夢庵の力だけでは決してない。

もっと適切な言葉があるかもしれないけど、

とにかく お陰様と言う言葉しか 浮かばない。




しかしまあ

気づけば 20年以上 暖簾をあげているけど、

報われる事ばかりではないけど

それも込み込みで

面白い。


お互いどんな

現実を潜り抜けてきたかは

いちいち 聞かない、

顔を合わせて 話をすれば

それで十分。




先日 

『うちの子が 酒呑める歳になるまで

頑張ってよ。』

って お言葉をいただいた。。。


オッサンとオバハンが 切り盛りしてる

本格焼酎専門の居酒屋

酒好きおやじの一夢庵

最期がいつ来るかは 誰もしらんけど

まだまだ 続くよ~~。。




テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

新しさ
頑張るけど 

無理はしない。


今まで継続してきたことを

止めてまで

新しい事には

はなっから 手を出さない。


何よりも 『継続』させる事を

優先しています。

言い換えれば

広げるよりも 深く探る事を

大事にしています。



日本を代表する自動車の一つに

GTRと言う車があります。。。

スカイラインGTRから スカイラインが取れて

GTRと なったのが 2007年、

それから 熟成に熟成を重ね

マイナーチェンジを繰り返している車です。。。

まあ 簡単に買える車じゃないけど、

こうやって 改良に次ぐ改良

まさに お酒の熟成の様に、

感じるんです。


大きな自動車メーカーさんが

目新しさに 逃げず、

熟成を重ねる、、、

出来そうで出来ない事です。




次から次へと出る新商品、

継続性を 感じられるモノは 

手に取ってみたくなりますが、

何だこれ?って感じる新商品は

まったく 触手が動きません。



一夢庵の“新しいモノ”は

確実に継続性を感じていただけるよう

自信をもって 

提供させていただきます。


まあ そんな偉そうに言っても

私の造る料理は

本格焼酎に 合う料理の分野だけです、

焼酎と 今以上に より親和性の高い料理を

目指す“新しさ”です。



テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

置きに行く
勝負事は

置きに行ったら流れを 呼び込めない、

そう思っている。


置きに行く、、、

まあ ざっくりいうと 

相手に簡単に予想されてしまい

対策されてしまうような戦術、

言い換えれば 先手を取るのではなく

後手を踏むと

理解していただいていい。

圧倒的な戦力差があっても

置きに行った時は

得てして 足元をすくわれる、

そうでないとしても、

まちがいなく 積極的な戦略とは

違う気がする。



飲食店の経営者でもある私は

戦う相手は 何なのか?だれなのか?


まず 朝起きた時点で

私は 自分自身の中にいる

弱気な自分に勝利する事。

家を出て仕入れに向かう道中に

ここ数日 その週の

経験からくる 感覚的な

“流れ”を 予想する、

具体的には お客様の流れ、

一夢庵は 予約がびっしり埋まるお店ではないので、

そのあたりは 経験則しかない。


ある意味 営業中よりも

仕入れの最中の方が

緊張する。

野菜、魚、肉、

一夢庵は 業者さんに注文して

自動的に仕入れる食材はない、

全て 私は目で見て手に取って

仕入れる。


まあ 選択肢と 裁量の

全ては私だ。



で 店に戻り仕込みを完了させる。。


勝負は 実はこの時点で

終わっている。。



暖簾をあげてからは

その日の結果発表を待つ時間、

ご来店いただいたお客さんと 勝負じゃないの?

そういうお店もあるかもしれませんが、

一夢庵においては

お客さまと店は 勝ち負けを決める関係ではないです、

お互いに 時間を共有して 

私は調理接客、

お客様は 本格焼酎と料理 そして空気感を

共に 愉しむ関係です。



お客様がお帰りになり 暖簾をひいた時、

経営者としての その日の結果発表と

いう訳です。



一喜一憂せず 

世間と時代に流されながらも

自分の思う方向に 舵を取り

どこまで行けるか、、、、

定かでないですけど、

ヒリヒリ感を 愉しんでおります。


結局 私は

誰と 何を  戦っているんでしょう?

よく判らなくなってきました、、、、

まあ ええか。








テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

己の基準
ソムリエが 最も不味いと評価した400円の激安ワインが
国際コンクールで金賞を受賞してしまう。

と言う記事があった。。


そもそも

飲み物 食べ物のランキングには

意味がない!と

飲食店を経営している調理師としても

一個人としても

本気で思っているんで そりゃそうやろ感しか

ないですけどね。



その記事には

まず 最初に とあるソムリエさんが

最も不味いと 感じたワイン、、、、


その時点ですでに おかしいのよ。。

一人のソムリエさんの基準で 最も不味いと

決める事に疑問は ないのか?




そのコンクールの選考基準が

この記事からは 分からないが、

少なくとも 誰かが味わって 感想を述べている。

(誰が味わったのか 記名がないし、
そもそも 本当に味わったのかは 不明だ。)




結果 金賞を受賞したらしいが、

他の受賞ワインは 記事には無いので、

何本の中から 何本金賞が出たのか、

他の賞の記載も無いから 分からない。


まあ 結局

出展料と 受賞による金賞ラベルの購入に

お金がかかった・・・・・っていうオチ。




一夢庵のカウンターでも よく言うんだけど、

『グーグルのお店評価は 言うても人様の評価、
参考ぐらいにとめて 丁度やで。』

『誰かが 美味い!って言っても その人とは感覚が違うかね。』

とか 割と頻繁に 会話にでる。



初の御来店のお客さまも

皆それぞれに 

ラベルやブランドに 惑わされず

しっかりとした評価基準をお持ちの方が 多く、

真意を理解して こういう会話も シッカリ成り立っています。



20年以上 ひっそりこっそり

目立たぬ様に はしゃがぬ様に

似合わぬことは無理をせず

(どっかで聞いた事あるな~・・・(笑))))

そうやって 暖簾をあげてきた

本格焼酎専門の 酒好きおやじの一夢庵ですから

まあ 世間一般の飲食店像とは

かけ離れて ガラパゴス化してる居酒屋ですけど、

私が思う基準を 間違いの無い様に

日々 磨いております。



皆さんの美意識で

一夢庵を 楽しんでいただければ幸いです。


さてさて

地元の野菜が 美味い、、

暑さのせいか いまいち種類が増えてこないですけど、、

クオリティーは 太鼓判です!!


テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記