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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
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しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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深みと落ちつき
知り合いの知り合いが

新たなお店を 開店するようだ。。。


本格焼酎の提供について

アドバイスを求められたんで、

真摯に お答えした。


先日 ニュース記事で

本格焼酎の売り上げが

上位50社で 7.8%減で

2005年以来 最低だったと

書かれていた。



本格焼酎専門の一夢庵の

店での感じは

全く変わりはない、、

そもそも

数量を売ることを目的とせず

本格焼酎を美味しく提供する事を

一番に考え

他の飲食店さんが 思いつかないレベルで

突き詰め 実行し 

より深いレベルで 美味しさを表現する事、、、

それをお客様に 感じていただけるように

日々 突き詰めている。



物事を深く 追求することは

実に面白い。。

食中酒としての本格焼酎は

そういう意味でも 奥が深く、

追求のし甲斐がある。。



何度も書いているが、

水割りって 水で薄めているのとは違うし、

出来上がりのアルコール度数だけが

美味しさではない。

それ以外に 美味しさに影響する多くのポイントがある。


意外な事に

それに気づいていない、

若しくは 気づいていないフリをしている

業界人が多い、、、、

そういう人は

美味しさを追求しているのではなく

数量を売ることを追求しているんだろ私は理解している。

しかし

それは悪い事ではない、

一夢庵のベクトルとは違うだけで、

どっちが正しいとか間違っていると

決める事ではない、

っていうか どちらも正しい。



まあ 一夢庵のベクトルを

認めろ!と言うつもりもないし、

否定されても 別に 何にも思わない。



何事も おなじだが

○○は △△じゃないとダメだ!!

と 思ってしまうと、

その世界は 世間から 理解されにくい、

一部のマニアだけの

小さい世界になってしまう。



一夢庵は 本格焼酎業界の未来を

どうこう言えるほどの資格はない、

ただただ 

いまままで やってきた道の延長線上、

行ける所まで 行けたら

それでええ。



気づけば 21年、

なんだかな~~。

オープン当初に 数多く仕入れ

ストックしてきた

瓶詰後20年になろうかという銘柄、

深みと落ちつきが 分厚い、、



私は 何年経っても

深みと落ち着きが 薄っぺらい。。。(笑))












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テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

繋がるときは こんな感じ。
近くて遠い

姫路駅の 南と北。


先日 お初のお越しのお客様、

駅の北側に お住いのようで、、、


『熊本の人吉の 蔵元さんで
一夢庵さんの事を聞いて。』

とのこと。

7月に 一夢庵に 呑みに来てくれた

球磨焼酎“武者返し”で おなじみの

人吉の寿福酒造の 良太氏と姪っ子さん、、


その姪っ子さんが

その方に 

『先月 一夢庵さん 行ったんですよ。
料理が おいしくて、、、』と

お話(宣伝)して くださったようで、

ご来店、、、。



ネットでは書けない おもろい話を

盛りだくさんで

本格焼酎と料理、

カウンターの時間を 過ごしていただきました。


姫路駅北 からの 熊本県人吉経由、で

姫路駅南側。。。。(笑)))



まあ 繋がりって こんな感じで

リアルに 繋がっていくもんですよね。


実に 人生は おもろいな~~。


ありがとね~~~。



テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

追求する方向
料理も本格焼酎も

お客さまが 美味しいと

感じていただければ

それが全てです。


その為に何をするのかが

問われ続けているにすぎません。



一夢庵 オリジナルの 美味しさを

どう表現して

どう追及するかです。



お湯割り、、、、

お湯が先だろうと

お湯が後だろうと、

実は そんなに

美味しさに関係ありません。

もっと重要なことが沢山あります。


水割りも 同じ、

水と焼酎の割合は 美味しさを決める要素の

一つでしかありません。

ほかにもっとたくさんの要素があって

美味しさが 決定します。




一夢庵が

お客様に提供している美味しさは

ひょっとすると

蔵元さんがイメージした美味しさとは

ちがって

ずれがあるかもしれません。

しかし

それもまた 当たり前だと思うのです。



例えるなら

同じ景色を見て

100人が写真撮れば

その風景も 100通り です。


一夢庵で 呑む美味しさは

いつ吞んでも 同じかそれ以上のクオリティーを

維持していなければ 意味がありません。



間違いのない美味しさを 磨き続けることで

誰も真似できない領域に

先に行ったもん勝ちです!!



一夢庵のお湯割りは

一夢庵のオリジナルの極め技で

例えるなら

確実に 3カウントがとれる 

オカダカズチカのレインメーカーに匹敵する

フィニッシュホールドだと 

私は確信しています。



若干 話がおかしくなりましたが、

美味しさの追求は

新銘柄 新メニューでは なかなか

しんどいです、

既存のレギュラーメニューを 深く見つめ

磨き続けることが一番の近道だと思っています。



今日も 今日とて

家内としか しゃべっていませんが、

終始 本格焼酎と料理の事ばかりです。




テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

本格焼酎 初体験
近頃、、

お初の御来店の 20代の方が

比較的多い、、

看板も 出さず、薄暗い灯りしかない、

実に 入りにくいお店の

一夢庵の暖簾を くぐってくださる。。。


『グーグルで 見つけました。』

『近所の居酒屋で 調べて。』



ほぼほぼ ネットの情報。。



30歳以上歳の離れた お客さまとの会話は

刺激的で 勉強になる事が多い。

そして

本格焼酎を 新鮮に 素直に 呑んでいただける。


『焼酎は ほとんど呑んだことないけど、、、、』

『まあ 何かの縁で 一夢庵に来たんやから、
1杯ぐらい 味わってみいひん?』



なかば 強制的に、、、

カウンター越しの会話は 時に強引な場合も あるんですよ。(笑))



『なにこれ!! めっちゃご飯の味がする!!』


熊本は 人吉、

球磨焼酎の本場で つくられた

米焼酎を水割りでお出しした・・・・。


『美味し~~。こんなん 初めて!』

『何事にも 始めての時はあるけど
初めてしっかり味わう米焼酎も なかなかイケるやろ。』

『ホンマや!』

若い方の反応は ダイレクトで

私にも 分かりやすい。。


初めて焼酎に接する若い方には

今風ではない昔からずっと 奇をてらわない

本流を守る焼酎から スタートしてほしいんです。

今風の 香りに特化した銘柄の炭酸割りでスタートしてしまうと、

お湯割りの美味さに 辿り着くのが

とてつもなく 遠くて 困難な道のりに なってしまいます。



炭酸割りを 否定はしないけど

その美味さは 限定的、

本格焼酎の実力・美味さの

頂点の一つは

お湯割り。。

お湯割りを 味わっていただく為に

適切なスタート地点がある。




本格焼酎専門の一夢庵の

21年 積み重ねた実績をもって

初心者の方に 分かりやすく 

本格焼酎の美味しさの道筋を伝えることは

焼酎業界にも 重要な事だと考えています。




この話の 球磨焼酎、

アルコール度数35度です!!

35度って書くと

何ちゅうキツイ酒!と 思われるでしょうが、

本格焼酎の味わい方には

“割る”と言う技術がありますし、

それこそが一夢庵の腕の見せ所!

料理と親和性が高く

“割って味わう本格焼酎”の真骨頂!


この銘柄

熊本は人吉 球磨焼酎

寿福酒造さんの

“武者返し 35度”です。

先日 蔵元さんが一夢庵に 来て下さり、

お客さまと一緒に ゆっくりと・・・・、

いい焼酎です。






球磨焼酎(くましょうちゅう)って言うのは

ざっくり言うと 球磨郡・人吉市で造られた米焼酎のこと。

詳しくは こちらを参考に。。

球磨焼酎


テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

レギュラー銘柄
『チューハイプレーン ある?』

『うち チューハイ置いてないんで、、、』


ということで、

先日 仕入れたばかりの

宮崎県の某蔵元さんの

レギュラー麦焼酎、アルコール度数35度を

炭酸割りで どうでしょうと、

提案し、 

受け入れていただいた。。。。。


結果

『これ 美味し~~い。』


4杯も おかわりをいただいた。。。



一夢庵は 本格焼酎専門だけど、

お客様にしてみれば

あまり関係ない、、、

美味しい料理と 美味しいお酒を

愉しみ いい時間を過ごしたいだけだからです。


たまたま 入った店が 本格焼酎専門だと

言う事だけ、、

チューハイプレーンを上回る

美味しい本格焼酎炭酸割りを

提供できただけです。。。


本格焼酎に初めてふれるお客さまに

してみれば

レギュラー酒だろうと 超限定酒だろうと、

そんなの関係なく、

“焼酎って 美味しいんや。”

どうせ呑むなら 美味しく呑みたい!

シンプルな欲求を満たしたいだけです。


確かに どんな業界でも

トレンドはありますが、

実のところ トレンドは 一部のマニアが

騒いでいるだけで、

全体から見れば 対したボリュームはありません。

トレンドを追いかけるが為に 時間とコスト・労力をかけ

誰かの二番煎じ、三番煎じしても

ペイできる可能性は 低いと考えています。

それならば

レギュラー銘柄を ブラッシュアップすることに

コストを かけたほうが

間違いがない。。。

飲食店も同じです、

繁盛の真似をしても 

そんなメッキはすぐ剝げます。

オリジナルの料理 オリジナルの味を

目指して コストをかけるのが

ベターです。



レギュラー酒がおいしいって

絶対ほかのメーカーには 真似できない

オリジナルな美味しさの追求ですから。。




そして

そのオリジナルの美味しさを

表現できている銘柄を

一夢庵は 発掘し

お客様に 提供し、

美味しいと 納得していただけるよう努力をする、、、

シンプルにそれだけです。



ちなみに その銘柄、、、、

宮崎県の都城、柳田酒造さんの麦焼酎

『駒』35度、

いい焼酎です!!!



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