二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
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しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってる40過ぎたおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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本格焼酎の熟成モノ 外伝
熟成モノの本格焼酎に

あう 料理は?


結論から申しますと・・・・。


レベルの高い素材の味を生かした料理なら、

なんでも 合います。

これは間違いない。。。。


ここで問題になるのは

レベルの高い素材って?ことです。



私の考えるレベルの高さは、

正直 見た目ではありません。

仕入れの時に 自分の目で見て 選んで買ってきた素材です。


値段ではありません、

形ではありません。


一夢庵のお品書きの中から

一つ例を挙げると、、、、

『葉っぱ盛り』。



地元の野菜を シンプルに盛り付け

きわめて シンプルな味付けの

まあいうなら グリーンサラダですな。


正直 インスタ映えなんて一切しません。

でも

食べ物に 意識をしっかり持っておられるお客様には

とても 好評をいただいています。

葉っぱ 地元野菜
(それぞれの野菜の味、水菜 菊菜 レタス ルッコラ・・・・・それぞれの味をちゃんと感じることのできる葉っぱ盛り。
それを 究極に活かすための味付け・・・・
ドレッシングやマヨネーズの味しかしないサラダが好きな人には 全く受け入れられませんねん。(( ´艸`))))

まあ それとは逆の場合もあります・・・・・・・・

とあるお客様に言われた言葉が

忘れられません。

『大将、この枝豆 めちゃくちゃ良い品物やとはわかるねんけど、

味が しっかりしすぎて 俺の口には 合わんわ~~~。もっと安いやつでええわ~。』

『・・・・・・・・。』

ひとつひとつ の枝豆を確かめながら 両端を少しはさみで切って

きれいに洗い 汲んできた天然水で塩ゆでした 黒豆枝豆でしたが

その方には まったく伝わりませんでした。


まあ そんなときもあります、いちいち へこんでたらキリがないです。


お酒のラインナップも 有名とか

世間の人気をもとに ラインナップしたものではありません。

私の仕入れ 仕込み お品書きも それと同じです。



そういいことです。


私が 意図したものは

自然とその料理に反映され

それを感じていただけるお客様には

ほんわかと 伝わっていくんです。

それが 本来の 料理屋さんの料理だと思って

今日も 仕込みをしました。



おい!!この素材の良さを分かれよ!!なんて

声高に主張しません。

声高にナニかを言う時点で

それはもう 『押しつけ』です。



お店とお客様、

言葉は 少なくても

料理と焼酎を通じて

なんとなく ほんわかしたものを 感じあえる関係を

私は 目指して

暖簾を上げ続けています。






焼酎の製造は 私には

できないことです。

店にラインナップしている焼酎は

どこかで 誰かが造ったものです。

しかし

そこには 造り手さんの考え方や スタイルが

反映されたものであると私は信じて扱っています。



料理の造り手と 本格焼酎の造り手、

ある意味 鎬を削る関係であり、

おなじベクトルを共有する関係であり、、、、




本格焼酎に限らず、

語れるお酒と ちゃんとした料理

そこに会話が加わり

3次元に 織りなす

カウンターで流れる時間・・・・・・


熟成モノの度数の高い焼酎だからと言って

ロックで呑まなければダメってことはありません。


ぬるめに 度数を下げたお湯割りも

きりっと冷やした水割りも

なんなら 炭酸割りも・・・・・・。

“芯”のしっかりした熟成酒こそ

割る愉しみ・・・・・。



他に類を見ない 一夢庵は おもろいでっせ~~~。(笑)))













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テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

熟成モノの本格焼酎 3
播州姫路は 祭も 後半戦。

今日18日は 英賀神社の本宮が 執り行われています。


さてさて

祭ばかりでなく 今は 選挙期間。

所用で 某ショッピングモールに出かけたところ、、、

期日前投票所が 開設されておりまして、

有権者の権利を行使すべく

清き一票なのか 邪な一票なのか 定かではありませんが、

投票してまいりました。




で、本題、

熟成モノの本格焼酎 一夢庵には

まだまだ ラインナップされていますが、

ちょっと 面白い熟成モノは こちら、

天盃 宝壺

九州は福岡 朝倉郡筑前町は 天盃さんの麦焼酎、

『宝壺 40度 』

もともとの中身は 1年熟成の天盃40度が 

入っています、、、、

で、

呑んで減った分を 『天盃40度』を

継ぎ足し 継ぎ足し・・・・・・・。

で 熟成をしていく麦焼酎です。



また この熟成に関しては

一夢庵の店の環境での熟成となり、

同じ品物でも その環境が変われば

熟成の度合いや 感覚は かわってくるので、

この壺は まさに “一夢庵オリジナル熟成”と

言っても 過言ではないわけです。



継ぎ足しの分量や 減るスピードの違いも

蔵元さんから出荷された時点では 同じだとしても

熟成の加減は 壺それぞれ、 おかれている環境で、

微妙な違いを見せるはずです。


と言っても あくまで 経験則の想像です。


だって この宝壺じゃない 

別の宝壺の焼酎を飲んだことがないんですよね~~。

どこか どなたか 持っておられませんか?

一口味わわせて頂戴な。(笑)))




そもそも 天盃さんの麦焼酎は

2回蒸留という 他に類を見ない 製造過程を経て造られており、

オリジナリティーの高い製品です。

麦の風味の 骨太な骨格と 奥深い香り、味わい、

ついつい 腰をゆっくり据えて じっくり呑みたくなる

焼酎。



割って飲んでも まったく個性を失わないのは

なかなかの 質実剛健っぷり!


蔵元さんで 大型のタンクや 樽で熟成、

また 買ってきたままの瓶の中での熟成、

比較的 小さい壺で 継ぎ足し熟成する熟成・・・・・

その熟成過程はもちろん

同じ時間の熟成でも ちがうものになるでしょうね。



この写真の宝壺の中も

また時間の経過とともに 熟成を経ていく、

まさに 真っ最中の現在進行形です。



とまあまあ こうやって

自分の手で 継ぎ足しながら 

自分の生活環境の中で

熟成を経ていく 本格焼酎、

自分と同じように 歳を重ねていく本格焼酎。。。。。



こういうのも 本当に面白いもんですな~~~。






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本格焼酎の熟成モノ 2
こんなに雨の10月って

いつ以来でしょうか?


播州各地の祭も 天候が気になるところです。




さてさて

熟成モノの本格焼酎、

ついつい 麦焼酎ばかり 書いてしまうのですが、、、、

宮崎県の一番南、串間市の松露酒造さんの

『松露黒麦平成16年蒸留長期貯蔵原酒』

読んで字の如し、、、

100%平成16年蒸留の原酒をタンクで 今まで貯蔵。。。。


実は 過去 何度も 蔵を訪問させていただき、、

その際、ちょいと試飲し続けていたこの原酒.・・・。


アルコール度数をしっかり感じつつ、

円やかで分厚い熟成感。

ビターなチョコや ナッツの甘味を感じます。


タンク熟成なので 色はついていません。

透明なその原酒は

とろりとした雰囲気を漂わせ、

味わいと風味の“芯”は

どんな呑み方をしても まったくぶれる感じがしません。

骨太かつ やわらかですね~~~。
松露黒麦長期貯蔵原酒



14年熟成っていえば

洋酒の世界では まあまあ普通かもしれませんが

本格焼酎の熟成と 洋酒の熟成は

そもそも その速度が違うと 私は経験則で

感じています。

ましてや

タンク貯蔵 と 樽貯蔵、、、、、

熟成方法の違いも考慮しなければなりません。



前述した ゑびす酒造さんのらんびき7年も

この 松露黒麦長期貯蔵原酒も

100% 熟成古酒 こういう品物の奥の深さは

一度味わうと

記憶にずっと残ります。



また 黒麦貯蔵原酒、

長期の貯蔵に適していると思われる麦を

使って造ったということも

特徴の一つだと思われます。



適切な素材を

間違いなく 醸し 蒸留し

貯蔵熟成させる。

ただただシンプルな その過程を経て

本物の熟成酒が出来上がる。。。


あとは

その出来上がった熟成酒を

一夢庵が どういう表現方法で

お客様に提供するのか・・・・



その 善し悪しで

どう評価いただけるか・・・。


さあて 熟成古酒は

一夢庵も 考えないといけないことだらけで 面白いな^~~~。



本格焼酎の熟成モノ
熟成された 本格焼酎の美味さ。


9月に

福岡の朝倉市の ゑびす酒造さんを

尋ねた。

ゑびす酒造さんの特徴は

長期樽貯蔵・・・・。


一夢庵で扱っている らんびき7年古酒100%。

実は ここで一つ大事なことを皆さんに知っておいてほしいのです、

なぜ 100%と表記されているか?ってことなんです。

本格焼酎の“古酒”を名乗る条件、

『3年以上の貯蔵酒が 5割を超える事』

つまり 51%貯蔵酒を 混ぜれば 古酒を名乗れるという点!!


あまり大きな声でアナウンスされていませんが、

コレって 周知されていません。


らんびき7年古酒100%とは

そういうこと!!

全部 7年古酒なんです。


それと 本格焼酎の樽貯蔵の場合

“光量規制”という 一見よくわからない規制があります。


これは

色 つまり 樽貯蔵した時の着色を 制限しているんです。

調べれば調べるほど

不思議なことばかりなのですが、

とにかく

本格焼酎は ウイスキーのような 琥珀色のダークな色では

出荷できないんです。。。。


(ところが 抜け道はあるようで、、、、

先日 見かけた とある蔵元さんの本格焼酎、、、

今までにない琥珀色をしていたのです、、、

手に取って 裏ラベルを見ると、、

なんと リキュールと表示されているではありませんか!

本格焼酎と同じ手順でつくられているのに

これまた よく私にはわからんですが、

とにかく 

その品物は 酒税法上 本格焼酎ではなくリキュールだったんです。)



まあ かなり話は横道にそれましたが、

その らんびき7年古酒100%は

お客様の評価は かなりのものなんです。


ほのかな 樽の香りと 

麦の風味のバランス。

40度を超える度数でも まろやかさを感じます。

麹と酵母でつくられた醪を蒸留したお酒、

西洋の蒸留酒と比較して パンチはないかもしれませんが、

世界を見渡しても ”食中酒”としての蒸留酒は

本格焼酎だけですわ=。


逆にいうなれば

“光量規制”という 着色の規制があるからこそ、

素材本来の風味も香りも感じつつ、樽の風味が加わり・・・・、

それでいて 食中酒としてのバランスは 秀逸。


樽貯蔵っていうのは 聞けば聞くほど

面白く

俗にいう “天使の分け前”

熟成しているその真っ最中に 目減りすることや

一つ一つの樽の個性、

樽の置かれている場所の違いによる 熟成の違い・・・・

樽の素材による特色、

出荷時のブレンド技術・・・

ゑびす酒造 樽


複雑極まりない 熟成を経て 出荷されたことは

疑いようもなければ 間違いようもありません。


正直 このお値段で 適正なのか?と 余計な心配・・・・(( ´艸`))




つづく

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伝える
単純に

消費していただくことを目的に

することも大事です。


一夢庵は 本格焼酎を伝えることに

重きを置いています。

例えば

先月から一夢庵HP上で、

お奨めしている 『前割りのボトル』も

なぜ この銘柄なのか?

なぜ 原酒を前割りしているのか?

なぜ 13度から14度のアルコール度数にしているのか?

水は 何を使うのか?

提供方法は?


全てのことに 

一夢庵の考える本格焼酎とは、っていう

考えとスタイルを 反映しています。

“伝える”っていうのは

正直 時間がかかります、

すぐに結果が出てくるものではありません。

でも

愉しい道のりなんですよね~~~。



テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ