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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
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しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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岐阜名古屋の旅 その2
名古屋の夜

連休中の平日・・・・・。


人口の多さ以上に 活気を感じました。

若い兄ちゃんや姉ちゃん 私世代のオジサンまで

幅広く 街に繰り出して呑んでおられる・・・・。


すげ~~街やな~~~と

姫路のおっさんとおばはんは ふらふらと歩きました。





さてさて

前回の続き

とあるバーのカウンターでのお話。



(ここからは あまりに毒舌が 止まらなかっったですし、
あまりに直接的に書くのは 名古屋のマスターに迷惑かかりそうなので、
ここには オブラートに包みつつ 一夢庵メインに話を進めて書きますね。)


一夢庵での 本格焼酎は

個人的嗜好品のひとつである以上に

お客さまに 提供するメイン商材であり、

私の造る料理との 競争でもあり

料理と焼酎のハーモニーを奏でる大事な素材でもあるのです。



だから

中途半端には 扱いたくないのです。



それぞれの本格焼酎の酒質を 吟味し 

一夢庵の焼酎ラインナップに 

入れるかどうかは

家内と 実に深く濃く 話をしたうえで

決定します。



当然 一般の方の

『あれ美味しい焼酎やね~。』というレベルとは

全く違う次元出になってしまいます。


ロットによる酒質の違いや

酒造年度による酒質の違いを

感じ取って 

『やっぱ この蔵元は ぶれない酒質やね~。』

とか

『いつ どこで 呑んでも 安心の味わいやね~~。』

『価格と 味わいのバランスが いいね~~。』

『熟成感が しっかり 出ているええ焼酎や~~。』

『割った時に 味わいの伸び方が 良さそうな焼酎やね~。』

とか・・・・・・。




一夢庵の焼酎ラインナップの特徴は

“ひとつの蔵元さんで 数種類の銘柄を揃えている”点です。

一つの銘柄しかない蔵元さんの場合は 度数違いで揃えます。


そうすることで

お客さまに その蔵元の酒質を理解して頂き易くなるのです。


だから

常連さんの中には

銘柄よりも 蔵元さんの名前で 覚えておられる方も

多くいらっしゃいます。


また 呑み方も 

一夢庵は お湯割り率が 非常に高いと思います。

それは

私が“食中酒としての本格焼酎”と

アルコール度数のバランスを考えた場合

『湯割りが 美味いねん。』と

言い続けたせいかもしれません。(笑)


ただ 最近感じたことなのですが

たとえ40度の 本格焼酎原酒でも

食中酒として十分 パフォーマンスを発揮できる

世界的にも 稀な蒸留酒だと 断言しますわ~~。(笑)



それと

一夢庵が 一番大事にしている事は

売れてるから 売るのでなく、

売りたいから 売る!!

という姿勢です。


世の中には どのような商品 サービスにも

トレンドがあって 流行廃りが

あります、

トレンドを感じて それに乗って商売をする事も

とても大事な商売感覚と言うのも解ってはいますが

一夢庵のスタイルは トレンドではない所での勝負になっています。


まあ 気がつけば

どんどん マニアックに 

どんどん 狭い所へ

ひたすら突き進んで 

時代遅れの雰囲気漂う一夢庵ですけども、

こんな感じですな~~。(笑)




名古屋の夜 

エエ感じに 美味い酒を腹の中で 感じつつ

翌日早朝からの陶器市に向け

ちょうど日が変わる頃

ホテルに帰りました。



つづく


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テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

2014 名古屋・岐阜への旅 その1
3日 土岐美濃陶器市に行くのに合わせて

都会の市場調査と 従業員慰安(家内慰安)の為

一足早く 名古屋で一泊することにしました。



名古屋では

お世話になっている酒屋さんの親分に

挨拶してまいりました。


いろんな情報交換や 世間話、

話は尽きません。


常圧蒸留よりも 減圧蒸留が 好まれるとか、

どうしても 1升瓶の売値の安いものから 売れて行く・・・。

度数の低い夏向け商品を出すのなら 逆に度数の高い商品もだしてほしいな~~。

とか

新しく扱い始めた焼酎を どう薦めれば お客さまに

アピールできるのか・・・とか。


姫路の片隅のちっぽけな焼酎居酒屋なりに

今まで積み上げてきた経験を 元に

家内も 私も 熱く語りました。



印象的な話題が二つ、

一つは

“数多くの焼酎蔵 焼酎の銘柄がある中で、

大手のメーカーが造る焼酎もあれば

小さい家族経営的な造り手の焼酎もある。

大きいメーカーだから 小さいメーカーだからという理由で

それぞれの造る焼酎は 決して敵ではなく、

いいライバル(好敵手)で あって欲しい。”

と言うような話題でした。


まさに その通り。


業界の中では いろいろと 

力関係と言うか パワーバランスがあるのかもしれませんが、

世間から見れば

何の違いもありません。

価格や味わいで 評価され、

市場中で その商品価値が問われ、

消費者が 購入するかしないか

で 評価されるだけです。



小さな蔵元にはできない事でも

大きなメーカーさんには いとも簡単に出来る事は 

たくさんあるでしょう、

しかし

大きなメーカーが 逆立ちしても 出来ない事でも

小さな蔵元にはできるなんてことも たくさんあるはずです。


それは

焼酎の蔵元だけの話ではなく

一夢庵の様な飲食店でも 酒屋さんの様な小売店でも

同じ理屈の話です。


もう一つは

“新しい銘柄を 出すことも大事だけど

それと並行して 

既存の銘柄を 磨きをかけて

品質であり、その蔵元らしさを

より レベルの高いものにするのも大事じゃないか”

と言う事。

(私が 聞いてほしかったので こんな話を切り出しました。)



5月ごろに 各蔵元さんは

夏向けの商品として 度数を低く設定した

商品を ここ数年 出されます。

それなりに 市場では 評価され売れ行きもいいなんて話も

聞こえてきます。

それは本格焼酎にとって とてもいい事です。

それと並行して 

度数の高い焼酎も 出してほしいな~~とか

まだ小さな数字かもしれませんが 

日本市場だけでなく 海外に輸出なんて話も

あるご時勢です。

日本の蒸留酒 本格焼酎は 25度だけでなく

アルコール度数の高い原酒でも 美味いんだぜ!って意味でも

度数の高い焼酎は これからは 今まで以上に必要なんじゃないか?

とも思うのです。







その夜

名古屋の繁華街で

かねてから 気になっていた お店にお邪魔してきました。

名古屋の夜 2014



いい店には 酒を旨く呑ませてくれる店主がいて

いい時間が流れ いいお客さんが いる・・・・


これは おそらく世界共通でしょうね。



2軒目は 久しぶりに訪れた

お店・・・・。


数年ぶりの2度目の来店なのに

私と家内の顔を見るなり、

とびっきりの笑顔を見せてくれるマスター。


焼酎のド変態どうしが お互いに繰り出す

歯に衣着せぬ ここに書けるか書けないかギリギリトークの連続!!



この話は 次回。


つづく








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