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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
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しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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野菜サラダの『掟』 その3
誤解のない様に 一言言っておきますけど、

別に その野菜サラダのスタイルを否定しているのでは

ないんですよ。

それぞれの店に それぞれのスタイルですからね~~。


で、


私はというと

一夢庵のお品書きを

考えるうえで“オリジナル” であるということ、

別の言葉でいうなら

“一夢庵ならではの 独自の料理”ということを

強く考える。


一つの例、

話の流れでせっかくなので、“野菜サラダ”を 取り上げると、

素材の野菜は 

季節によって また 日によって 変わります、

私の眼で 出来る限り 地元姫路の野菜を仕入れます。

ドレッシングも

地元の野菜の美味さ 鮮度 力強さを 出来るだけ感じてほしいので、

極力シンプルな味付けしかしません。



お品書きには 先日まで 

『グリーンサラダ』って

書いてましたが 今年に入ってから

『葉っぱ盛り』って 表記に変えました。(笑)

そのほうが より一夢庵らしいと 考えたからです。


っていうように 内容も ネーミングも

独自の表現を 重要視しています。



実は このオリジナル・独自性ってことを

より強く考え始めたのには

とあるお客様の ある言葉があったからです。


『新しくできたお店に行くと、

○○で食べたかな~~って雰囲気を強く感じる料理が出る、、、、

尋ねてみると

やはり ○○の調理場で 勤めていた・・・・。

その店の料理人が 過去 修行してきた店の料理そのもの。

言うてまえば 『コピー料理』だ。

残念なのは コピーは そもそも劣化していて、

いくら努力しても

そのオリジナルを超えることはない。』

と 話されていた。



そういう 私は

とある店の料理を食べて

そこの御主人が 修行されていたお店を 

当ててしまったことが 数回ある・・・・。




さらに 別のお客様の言葉、


『あと10年 20年先を考えた時、

修行してきたお店のレシピを 頑なに守った

同じような味わいの店ばかりでは

差別化が 全く 図れるはずもなく、

ただただ 意味のよく解らない競争に巻き込まれるだけではないか?

これでは お店の経営を 成り立足せ続ける難しいのではないか?』

『それに 決まったレシピ通りの料理なら、

チェーン店でも 個人店でも 

お客様側から見れば 何ら変わりない、

何のために 厳しい修行を治め

そこそこの大金を使い 独立し 自分で看板をあげたのか?』



この言葉も 私の脳裏にしっかり刻まれている。



つづく


真冬の水くみ

この状況で ノーマルタイヤで来られている人がいる・・・・。
それって危険は自分だけじゃない!
周りの車は勿論 歩行者に 危険が及ぶ場合もあるんだけどね~~。

真冬の水くみは そういう意味でも 怖いぜ~~。(( ´艸`))



テーマ:料理レシピ - ジャンル:グルメ

野菜サラダの『掟』 その2
そして また 後日、

再度 その洋食屋さんを 訪れた・・・・・・。


で、 野菜好きの私は またまた 野菜サラダをオーダー。

前回と ちょっとだけ 変化が!!

赤玉葱のスライスが 少し加えられているではないか!


お味は・・・・、まあ 玉ねぎのスライス少々では そんな目を見張る変化なし。


で、

お勘定の際、

家内が このサラダの件を シェフに 尋ねてみた。

どうらや このシェフも もう一軒のシェフも

おなじ 神戸の老舗洋食屋さんで修業した

先輩後輩の関係だということ。


サラダの件に関しても

要約すれば

『野菜サラダとして完成形だと かんがえているので

今の形を 大幅に変えようとは思わない。』とのこと・・・・・。


確かに その考えならば

その 野菜サラダにも 納得はする。



で  

家内や 知り合いの料理人と 

いろんな観点で この話を整理してみた。。。。


明治以降 日本に入って独自に進化をしてきた“洋食”は

いい意味で 『様式美。』

そういえば 

メインの料理に添えられている 付け合わせも

・・・・・。

厳格ともいえるレシピが そこには 存在し続けるのではないかと

想像できる。



洋食屋さんのメニューで

季節感を感じるのは カキフライ(冬季限定)と 記されているぐらいかな==。


しかし その店のシェフが 守り続けるものだと

信念をお持ちである以上、 

私は そこに口をはさむ余地はない。

ただ 

可能な範囲で その店オリジナルの形に進化してほしいな==と

思ってしまうのも・・・・・・・・・


あっ!これは完全に 余計なお世話だ!!(笑)))



つづく

雪景色 店先

折角なので 先日の雪の日のワンショット、

店先の剪定したばかりのオリーブと 震えあがる48歳。(笑)))




テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ

野菜サラダの『掟』 その1
発端は

とある洋食屋さんの 野菜サラダだった。




某月 某日

某所の 洋食屋さんで 単品で 野菜サラダを注文した。

白いお皿に

サラダ菜。

包丁で四角くカットされたレタス。

とても丁寧にスライスされたトマトとキュウリ。

真半分にカットされた ゆで卵。

缶詰のホワイトアスパラ 2本。

暑めにスライスされた ホワイトマッシュルーム。

マヨネーズに パセリ。

と アイスクリームのディッシャーで くるんと 丸く形どられた

ポテトサラダ。


また 某月某日 某所の 前回とは別の洋食屋さん。

またまた 単品で野菜サラダを注文した。


ほどなくして テーブルに運ばれてきた野菜サラダ。


なんと 

上記の内容と 全く同じ と言っても過言ではないサラダなのだ。

ポテトサラダの中に 混ぜられている野菜も同じ・・・・・・。

違う店なのにだ。


『なんだ これは 洋食屋さんのサラダには

なんらかの“掟”でも あるのか??』


食べた感想を 述べよと言われれば・・・

味 云々よりも

まるで コピーしたかの様な そのサラダが 

とにかく不思議で不思議で、、、、。

残念ながら 私には

味わいの違いなんて感じられなかった。



で このサラダの件を

知り合いの イタリアンのシェフに 話してみた。。。

彼の言葉は 要約すれば こうだ。

『その内容ならば 1年じゅう 同じクオリティーのサラダを

お客様に提供できるではないか。

主題が それならば

その内容で そのサラダは 完璧ではなかろうか。』


確かに

それは 一理ある と 私は思った。

のだが

年中同じクオリティーを主題にしたサラダならば

なぜ この2つのお店は

まるで コピーしたかのように 内容が同じなのか?

違う種類の野菜を なぜ使わないのか?



疑問というよりも 謎かけのように感じ始めた。



つづく
雪景色 上野田
今日、20日も なんだか 気温が上がってない、
また雪でも降るのか・・・・・・・。




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