今日は 天皇誕生日ですね。
お店は お休みです、が、 できる範囲のそうじと 片付け・・・
天皇陛下には ちょっとした エピソードが あります。
私が 24歳の時 まだ 学生を しておりました。(私は 一浪&一留。)
その秋ごろだったか、
大学で 魚類学会が ありました。
その学会に 天皇陛下が 来られる、との話が ・・・
陛下は ハゼの研究を されており、魚類学の教授が 受け持っておられました。
その当日
好奇心旺盛の 私と 仲間内で、天皇陛下の車を運転しておられる方や、
皇宮警察のSPの方に 話しかけては、
いろいろ お話を 伺いました。
ちなみにSPの人たちは 皆 体がでかくて 何かの格闘技経験者っぽいし、
懐には 拳銃が ぶらさがってました。
そうこうしているうちに 学会は 終わり、
会場から 天皇陛下が 出てこられました。
不思議なもので、自然と 礼をしてしまいます、私だけでなく
その場にいた 200人ほどの学生全員です。
私は 一番最後まで 礼をしていました、
そして 頭を 上げると・・・
天皇陛下と 目線が あってしまいました。
す・る・と
私の方に 天皇陛下が 歩んでこられて、
『今日は 実験で来られたんですか?』と
その距離は 手を伸ばせば 届くほど、
さっき話をしていた SPが 陛下のすぐ後に 立って 私を 見てます・・・
『はい。そうです。』恐る恐る 声にしました。
私は 靴下もはかず、よれよれの白衣を着て、しかも 履いてる靴は サンダルです。
さらに 陛下は
『何年生ですか?』と
私は 咄嗟に
『4年生です。』と・・・・
『そうですか。実験頑張ってくださいね。』と 陛下は おっしゃり、
その場を 離れていかれました。
その後すぐに 体が 興奮して 震えてきました。
なんと こんな 勉強もしてない
酒ばっかり呑んで 麻雀ばかりしていた ボンクラ学生が ・・・・・・
天皇陛下と 言葉を 交わしてしまったんです。
しかし ちょっと 待てよ!
私は そのとき 留年して 5年生じゃないか!!
考えようによっては 2回目の4年生とも 言えるし・・・
また 違う考えようによっては ・・・・・・・・・・
事もあろうに 天皇陛下に 嘘をついているじゃないか!!!
そのことは 今も私の胸を 離れない。
テレビや新聞で 天皇陛下のお顔を 見るたびに
『いつか、お手紙を書いて そのときの事を、詫びなければ、いけない。』
と思いつつ 15年以上経ってしまった。
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