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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
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しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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現実と理想。

どんな事でも どんな分野でも

どんな時でも どんな人でも

目指していくべき 理想の姿を だれもが 目標にしているはずだ。




でも 理想を 語り 実現への努力を すると同時に 

現実の姿を 見極めていかないと、

理想が 絵に描いたような夢物語に なってしまう。



理想と現実の はざまで もがき 苦しみ 自分の無力を 感じ、

やる気を失うぐらいなら

敢えて 現実に流されるのも ひとつの解決策のような気がする。


前を向いて 力の限り 頑張る事だけが 目標へ近づく道では 無いはずだ。

寄り道をしながらも 辺りを見渡し、

状況判断を 怠らなければ、



大丈夫!! なんとかなるぜ!!!


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サンマとペヤング
今年は まだ7月ですが

北海道から 新物のサンマが 入荷してます。


新物とは思えないほど 脂が ノリノリです。


塩焼きの 写真が これ!!





お刺身でも 大好評で、

先日 北海道からのお客様が 

『これは 旨い!』と 太鼓判を 押してくれました。





それとは 別に かなり前に 仲良くしている方のブログで

ペヤングのインスタント焼そばの話題があり、

ダブルペヤングを コメントに書いた所 

そちらでは 無いようなので・・・。

買ってまいりました!!!!

コイツです。




これ 一食で 1000キロカロリー越え!!

私も 一人で食べ切れません。




カロリーと 栄養素は 別!!!

高カロリーでも 栄養のバランスが 悪いものも あれば、

低カロリーでも 栄養のバランスに 優れているものもある。



ダイエットと 人は よく口にするけど、

本来 ダイエットの意味は “食事”!!

痩せる事ではない。

正しい食事で 健康な生活!!



しかし

すごく対照的な 食べ物ですな~~。

やっぱり サンマのほうが いいな~~。

身体に 優しいぜ。

お休みです。

今日 28日 

一夢庵は 臨時休業です。


明日は 通常どうり営業します。

よろしくお願いします。


ヤゴゲルゲ!?
前回アップした 大分県の“原尻の滝”

この暑い夏に ピッタリな 涼しい滝の写真を ドウゾ!







家内が、滝の上、ぎりぎりまで 前進して 撮った写真!

後ろから見ていて 少し怖かったが、家内は 平気だったらしい。







そして この滝の周りには 

よく見ると ヤゴの抜け殻が 大量に!!





こんなに 大量のヤゴの抜け殻は はじめてみた!!

なぜか 往年のヒーロー、バロムワンの ヤゴゲルゲを 思い出しました。

愛飲しましょう?
先月の話ですが、

壱岐~大分の旅行中に 

大分の“原尻の滝”のそばで見つけた 看板!!

ご覧下さい。







この写真だけでは 素っ気無いので、

原尻の滝も ご覧あれ!





政(まつりごと)

イメージ 1

衆議院が 解散し、

選挙が 行われる事になった。



我々の生活は なんだかんだ いっても 政治で 左右される。


私は 特定の支持政党は 無い。


いろんな 意見は 出来るだけ 聞こうと思っているが・・・。


政治の“政”の字は 一文字で “まつりごと”って 読める。



政権って “まつりごとの権利”で あって、

“まつりごとの権力”で あってほしくは無い。

(実際は 権力かな~~~。)


権利と権力・・・・・・どちらでもいいけど 

“きっちり”と 

未来の日本の事を 考えて欲しい。

ビジョンを 示して欲しいと 思う。

目先の事だけで 右往左往するのは こらえて欲しい。



私の仕事場は 一夢庵の厨房です。

お客様に対して 

納得していただける 店作りを 考えますわ~~。







きっちり考えた上で 選挙には 投票に行きます。


雨が あがると コイツが 出てくる。
今日も 宍粟の山奥に 水汲みに行ってきました。


一宮に入ってから とんでもない強い雨が 降り始めて・・・。

『こりゃ~~、どえらいタイミングで 来てしもうた。』

とても 車から降りれない雨です。



ところが、

水汲み場に近づくと・・・晴れ間が!




しかも 今日は 水汲み場に 誰もいなくて 待ち時間ゼロ。


雨はあがるし、

普段の心がけのよさが こんな所で 出てしまった。


本当は もっと 肝心なところで 出て欲しいんだけど、

欲は言うまい。


すばやく 水汲み終わり、フト 足元を 見ると、

雨上がりに 何故か 出てくるコイツ。


出ました!!!!どばミミズ!!デカイ!!!

コーヒーの缶を 並べてきました。

イメージ 2



私は 山にいる でかいミミズを どばミミズって言いますが、

家内は 山ミミズって言うそうで・・・。




しかし 雨が やんだ後は 山奥とはいえ 湿度100パーセント。

じっとしてても 汗が 流れてきます。

はやく 風呂に入りたいな~~。


今日は 平和な 水汲みでした。

これまでと これから。


さて 

ここ数回 私なりに 振り返って お店の事を 書いてきました。


大事なのは これから どうするかって事!


いままでやってきた路線を はずさない様に、

しかも 新しいことも 取り入れつつ・・・・・。



『変えてはいけないモノ』と 『変えていかないといけないモノ』

の 選択!


いままでも 選択という言葉は よく使ってきたけど、

やはり 大事なキーワードだと思う。



曖昧な気持ちで 選択すると それは 後悔の種なってしまう、

でも きちんと自分自身の頭と心で考えた 選択は

後悔の種には ならず、

むしろ 

満足感や 達成感を 得る為の 最初の一歩になる。

そう思わずには いられない。



一夢庵は 家内と2人の小さな店なので、

大きな店には 出来ない事や 出来ないサービスに

おもきを置き、

店を大きくすることなんて 考えず、

小さくカッチリ、自分の目の行き届く 店作りを 心がけたい。



あまり 大きな事を言うのは 性分に合わないけど、

まだまだ くたばるのは早いんで、

頑張って いきまっせ!!!


勝っても 負けても。

昨夜の 魔裟斗vs川尻達也は やはり

いい試合でした。

試合前の 殺伐とした感じや、試合中の目つき、試合後の談話・・・。

やはり “お金”の取れるプロですね。 2人とも!!




私の仕事とは 全く関係ない 格闘技でも 垣間見える選手の表情、

せりふ、仕草、試合を通して感じる気持ち、

見習わなければ ならないものが あります。



お店を はじめてから 私が 一番変わったのは

目にはいる物 感じたものを 素直に 認めるようになった事かな。



魔裟斗選手も 川尻選手も 普段 どんな人間か 全く知らないけど、

映像を通して 見ると、やはり いい意味で普通じゃない。


別に 人を殴って倒す事を 職業にしているからではなく、

あの年齢で あれだけしっかりとした 考えと行動を 出来る人は 

見習うべき事は 見習うに“値する”と思うからだ。


人に 何かされても、何言われても 

『気にいらない。』とか 『むかつく』とか 

そんな ネガティブな感情が 今は おこらない。


逆に 何故そんな事をするのか 何故そんな事を言うのか、

全く違う価値観の人であればあるほど 話を聞いてみたくなる、


おそらく かみ合わない会話になるだろうけど、

ひとつぐらいは なるほど と 思う言葉が あるはずだ。

また なるほど と 思っても 私が 同じ行動を 起こせるかどうかは

かなり 無理があると思う。



それでも やっぱり 違う価値観の人とは 一回は じっくり話をしてみたいと思う。




昨日の試合を見て 

自分の主戦場のルールで 戦った 魔裟斗選手、

あえて 普段と違うルールで 戦った 川尻選手。


リングの上で 拳を交え、

お互いに 何か得たモノが あるはずだ。

まあ 一回限りでしょうね。



そう思わずには いられません。


今夜の K-1

ここのとこ 

マジメに 店の事ばかりなので

たまには 

個人的に 好きなことを書こうと思います。


実は 格闘技は 昔から 好きでして・・・。



先日は UFC100が ありました。

ブロックレズナーは ごっつ強いね。あの身体は ナンなんだ!!!

秋山もでてたけど ・・・。



それよりも 今夜のK-1MAXは おもしろいはずだ。

メインの魔裟斗vs川尻達也は !!!


総合の選手が 立ち技オンリーの試合を すること自体が すごい。

たとえ方が 極端だが 私が 一日だけ 寿司職人を するみたいな・・・・。


お互いに プロフェッショナルだから 

いい試合には 間違いが無いし、

おそらく どちらが 勝つにしても KO決着だと思う。


家内も 私の影響で 格闘技に のめりこんでいる。

動画サイトで 色々見ては かなり目が肥えてきて、

かなり 的を得た 解説をし始めた。


今回のような ある意味 他流試合というか 喧嘩ごしの試合は 

勝敗予想が 楽しい。

家内と2人で ああだ、こうだと 言い合っている。

じゃあ 我々の 予想は・・・・・


秘密!








私は 店があるので 誰か 録画して~~~~~。



追記

先ほど 結果を知りました。

早く 映像で 見たいぞ~~~。
 


ターニングポイント?
家内と2人で やってきた店も 

何とか軌道に乗ったかな~、なんて 少し思えるようになって来た頃、

従兄弟の結婚式が 博多であった。


本当なら 親父とオカンが 行くはずだったが、

ひょんなことから 私が 行く事になった。


『店を閉めて 一泊二日で 九州とんぼ帰りは もったいない。』

という事で

一夢庵 オープン以来の “長期研修見学旅行”にしようと、

家内と 相談して、決めてから 


焼酎の蔵元さんに 酒屋さんを 通して アポを取れるところは 取った。


で 従兄弟の結婚式を 終え、

その翌日 早速 行動開始!


カーナビで 見ると 壱岐が 意外と近いことが 解かり、

呼子(今は 唐津からフェリーが出ているが 当時は 呼子からでした。)

に 車を停め、家内と フェリーに 乗り込んだ。


壱岐では 麦焼酎の蔵が あるから 見学できるだろう。


玄海酒造さん 壱岐協業組合さんを 見学し、

郷ノ浦港のほうへ 車を走らせていた時、


ふっと 目に入ったのが、

重家酒造さんでした。


お店は 小売も出来るようになっていて、

小さなテーブルもあり 地元の人の憩いの場的な感じでした。


で そこで お話した事が

重家酒造さんの 横山さんとの出会いでした。

今年は 御子息とも 写真を 撮りました。





今になって思えば この出会いが 一夢庵にとって 

すごく重要な ターニングポイントで、

その後 横山さんを 通しての 人のつながりが 文字通り、

数珠つながり!


姫路で こじんまり 居酒屋をしていただけでは 決して知りあう事もない、

神戸や、西宮、大阪 京都の 同業の飲食店さんや  

神戸の酒屋さん。


そうやって 一夢庵的には 世界が 広がりました。




結局 その旅行も 壱岐を皮切りに、 

大分は 千歳村(今は 豊後大野市千歳町)藤居醸造さん、

熊本は球磨郡太良木町の 宮元酒造さん。

鹿児島県に入り 種子島の 種子島酒造さん。

なんと 10日も 九州をさすらってました。


途中 たまたま 立ち寄った 酒屋さんとは

このブログを通して 再会しました。(これも 奇跡的。)



そうやって 自分の目で 直接 見たこと・感じた事を

カウンター越しに お客様に 伝えてました。


焼酎のお品書きにも 旅の写真を織り交ぜながら・・・。



それから 毎年 一度か2度は 

九州を 訪ねて あらたなネタを 集めています。

店を 閉めてまで 行く価値は 私にとっては 十分ありです。

(休んでる間に 来店いただいた お客様には 小言を言われますけど・・。)





まだまだ 行かなければならない 場所がたくさんあります。

来年あたりは 奄美まで・・・!!



つづく

あの頃


また 今日も 店の事を 書こうと思う。


私の店の前には 大きいお店屋さんがある、

キャパは 160名。

私の店の8倍だ!!


オープン時期も お向かいさんが 2ヶ月早く 開店された。

別に 私としては 大きいお店があると、そこに 人が集まってくるから

とても いいことだと、思っていた。


でも 知り合いの何人かには その場所はきついで~、などと

言われたが、私は、

『どこで のれんをあげても 楽なわけがない。』

『しんどいに 決まってる。』と思っていた。


実際 当初は 半端なく しんどかった。

このしんどさは 金銭的なこともあるが、

心理的な 要因が 大きかったように思う。

お向かいさんには 溢れんばかりの人だかり・・・。

それに引き換え 我が店は ・・・・。

今思えば 当たり前で、

お向かいさんのように 新聞広告を 出すわけでも無し、

ホット〇ッ〇ーに クーポン券をつけていない。



資本力での 圧倒的な差を 実感し、

初めて 無力な自分を 思い知らされた。


じゃあ どうすれば・・・・・・。



人の真似をしても 面白くないし、

たかだか 家内と二人で やっているような店で 

派手に宣伝広告費をかけても ペイできるはずも無いし・・・。


正直 当時は 悩んだ。


『それやったら、 人のしてない事を、とことん 突き詰めよう!』


料理に使う 水も 汲みに行こう。

その水で 氷を作って 焼酎の氷に・・・。

料理にも その水を 使おう。

食器も 陶器市に出かけ 自分の気に入ったもので、揃えよう。

サービスの仕方も お客様との距離を 詰めれば 変わっていくだろう。


『自営業は 自分の切り売りだ。』

とも 思っていた。

カウンターの内側に立つ限りは 公私の区別なんて 関係ない。


お客様に 楽しく 呑んで 食べていただける環境を 作ろう。

そして また来てもいいなと 思っていただける事を 心がけた。




ただただ がむしゃらに 突き進んだように 記憶している。


仕入れから 仕込み、営業中から 片付けまで。

若さも あったが 

今思うと やりすぎた感も 少しある。





お客様との会話も 私を 支えてくれた 大事な事でした。




続く。


お客様の為


今日から 

お客様に対する気持ち、これからの店の事を 書こうと思う。


内容的に 極めて私的になるのは 御容赦願います。





この7月で お店も 丸7年が 過ぎて 

8年目に 突入する。

ただ 自分がやりたい事だけを 追求して、自分のやりたいように

家内と2人で なんとか やり続けている。



思えば 結婚した その月末に 以前の職場をやめ、

店の場所探しから 初めた。

繁華街は家賃も高く とても 納得のいく物件もなく、

自転車で 姫路の町を 走り回って 見つけたのが ここ!



結婚早々 私は プー太郎で 家内の収入で 6ヶ月、

店を オープンしたからと 言っても 収入も あるわけ無い。


ただただ純粋に 焼酎を扱える事の喜びと

来店いただくお客様に 勇気をいただきながら、

折れそうになる心を 何とか 折れずに 来た。


気がつけば もう7年。

このご時勢 自分でも まあまあ頑張ったなーと 振り返るときもあるが、

自分ひとりの力では ない事は 当然の事で、

家内の力添えには 感謝しているし、

お客様と店の関係を通り越して 個人的に 親しくしていただいている方にも

同業の仲間にも、

仕入れでお世話になっている業者さんにも

みんなに チカラを 頂いている。


お店をし始めるまでの私なんて ろくでもない男で、

何のバックボーンも無いのに 変に自信満々で 人の話を聞かず、

気に入らないと時には 暴力に訴えて来た事も 正直ある。
(やっつけられたり やっつけたり、無駄にエネルギーを発散させて・・。)


年末の確定申告、月末の支払い、お金にまつわる事、

その結果 手元に残るお金、

やらしい話に思われるかもしれないが 利益も大事。

利益が続かないと お客様に
 
サービスの提供も 出来なくなる。


あまりにも強欲は お客様の為にならないが、

“ただ”では さらに お客様の為にならない、と 今では 思っている。


世の中 みんな もちつ もたれつなんだ。


そう思うと いつの間にか 自然と

『おかげさまで』という言葉が 口から出るようになった。


壱岐~大分 2009 番外その3


それじゃ~、もう一軒いくぞ~~。



ちろりのマスタ~に 教えていただいたのが

西中洲の おでん屋さん 悦さん。


女将さん(と言っても 私よりも ヤング)が1人で 

お店を切り盛りされている様子。



カウンターの奥に座り ビールを頼んで 

おでんを おまかせで 何品か たのんだ。



カウンターには おじさんのお客様が 3人、

かなり酔っているのか、なにやら 女将さんに 言っている。


そういうカウンターの光景も 私には いい酒のアテでした。


まあ そうこうしている内に 私と家内 だけになり

女将さんに

『旅の途中で 博多に一泊して 明日は大分に行くんです。』と・・・・



楽しく おでんとお酒を 味わっていると、


お一人のお客様が 来られて、

女将さんと親しくお話を されている。



『この雰囲気も いいお店やね~~。』と

家内と 言っているうちに

そのお客さんが わたしに 話しかけてこられた、


『やはり いいお店には いいお客さんが ついている。』と
心の中で 思いながら、納得していた。



その方は 久留米市の田主丸の日本酒蔵の 方でした。

お名刺をいただき

挨拶をして これまた 楽しい時間と おいしいおでん。

あっという間に いい時間になってます。



そのへんで 私も急激に酒が回ってきました、

このまま呑んでると 恥をかくな~、と 思ったので

お勘定をして 店を 後にすることにしました。



お店の外に 女将さんと その方が わざわざ 出てこられ

見送っていただきました。





中州の夜は 私にとって 

すごくいい刺激を 与えてくれました。

さすが 博多です。

月曜の夜なのに すごいいっぱいの人。

橋の上には パントマイムまで いるじゃないですか!

姫路の夜とは 一味も ふた味も 違うな~~。

それでも 不景気なんかな~~。と 街の風景を 眺めながら

ホテルまで ボチボチ ゆっくり 歩いて 帰りました。



悦の女将さん 博多に行く時は また行くよ。

ありがとうございました。


壱岐~大分 2009 番外その2
壱岐~大分の 旅行中

福岡で 1泊しました。



日本でも有数の繁華街 中洲。

その夜は どんな風になっているのか?と 胸を膨らました所で、

今回も 家内も一緒なので、

中州ならでは の 男の夜遊びは 当然出来ません、というか

する気は ありませんよ!!




それならば ネットで いい店を 探してみようと・・・・。

個人店で、小さい店で、焼酎続きだから日本酒の店で、

派手な宣伝は してなくて、・・・・。

こうなってくると 私の経験に基づく“カン”で 探し出しましたるは、



地下鉄薬院駅の近所にある、三角市場!!!『ん~~~。いい感じでね~か~。』





古くからある 木造の建物で、
何間もの飲食店が のれんを連ね・・!!!『来た来た来たぞ~~~。』

『ここじゃ~~~っ!!』

で お世話になりましたのが “ちろり”さん。




カウンター6席のみの小さいながらも すごい いいお店。

日本酒を 扱っておられ、大将も なかなか ナイスガイで、

しかも 

酒のアテは 勿論の事 店の”空気感”が 酒飲みには たまらない心地よさ。

たまたま 居合わせた 常連のお客様とも 会話が 弾みます。


普段 どうしても 姫路や 遠くても神戸 大阪の飲食店しか 経験できませんが、

こうやって 旅の途中という気持ちの高揚感もあるし、

なかなか行きたくても行けない距離の店って、

すごく 勉強になります。

チロリの大将!お世話になりました、なかなか 行けませんけど。
博多に行く時は 絶対寄りまっせ。





でもって 家内と もう一軒行こうじゃないかと、言う事になり、

大将の知り合いの おでん屋さんに 行く事に あいなりました~~。



続く。

 

善人ぶる つもりは ないけど。
今日も いつものように

宍粟市の山奥にある、千年水に

水を汲みに行って来ました。


雨がふりそうな天気かと 思えば、

急に晴れ間が 広がってきたり・・・。


風は 涼しく、心地よい 水汲みドライブだったのです、途中までは!!



これ見て!

イメージ 1



水汲み場の手前 集落を抜けて 山の中の一本道に、

マクドナルドの食い散らかし!!!


マクドナルドは 悪くない。

ドライブスルーも 悪くない。


悪いのは ここに 食い散らかしを 置いて

なんにも 心が痛まない人。



別に ゴミ拾いぐらいは するけどさ・・・・。



なんだか、虚しい水汲みドライブでした。

壱岐~大分 2009 その10


このシリーズも その10です。



壱岐、口之津から 大分 豊後大野の 麦焼酎の旅を 

終えてから およそ2週間。

その間 

また 別の蔵元さんと お話しする時間もありました。


造り手さんの話をきき、

私の目で 見たこと、

それで 感じた事を 書いてきました。



焼酎に限らず なんでも “ものづくり”には

“魂”が 必要だと 強く思い直す旅でした。



今の世の中は 

安くて 大量生産で、ものすごい宣伝広告費を かけた品物が

あまりに 多く感じます。

また そういう商品ばかりが 価格のみで 判断され

“質”は 二の次に感じるのです。

私は それは それで 個人的には どうでもいいことです。


少し前に どこかの 衣料品メーカーの社長が

自社の新製品に対して

『この価格の割には そこそこの品物が出来た。』と 

テレビで 言っているのを聞きました。


“そこそこの品物”って!!

私は あまりにも 私の考え方と異なる その発言に 唖然としました。

ご自身の会社の品物を “そこそこ”と言える社長・・・。




考え方が 異なっても 私は 否定はしません。

あくまで 考え方の相違だけですからね。

資本主義の世界の “当たり前の事”です。

それに賛同する人が その会社の品物を買えばいいだけですからね。





私は 自分で作った品物を、自分で“そこそこ”なんて表現しません。


『今の自分に出来る 100パーセント。』って 表現すると思います。

明日は 明日の100パーセント。

明後日は 明後日の100パーセント。


そうやって 行こうと 今 まさに 実践してます。


自分のやりたい事が 今の時代の風潮と 合致しようと しよまいと

時代に対して 文句を言っても仕方ないし、

ふてくされても しゃ~ないしね。

かっこよく言えば

ちょっとくらい 傾奇者でも いいじゃないって思ってます。


だいたい 店の名前が 

隆 慶一郎さんの時代小説 「一夢庵風流記」から お借りしてますからね。
(昔 少年ジャンプで 連載されていた 花の慶次の原作 です。)



自分は 自分の作ったものを 自信を持って

お客様に お奨めするだけで

後は お客様の判断です。





経済的には 酒好きおやじの一夢庵なんて 本当に“ちっぽけ”な店です。

でも 

ちっぽけな店にしかできなことを、常に考え、

家内と二人営業会議をして、

独りよがりにならず、

お客さんの心に なんらかの刺激を 与え続け、

お客様から 私の心に 刺激を与えていただける、


そんな店を 続けていけるように

ぼちぼち 行きましょかね。





今回の旅も 

行く先々で いろんな方のお世話に なりました、

ありがとうございました。
 


壱岐~大分 2009 その9


そうして 瓶詰めされた焼酎は ラベルを貼られ、

各 問屋さんや 特約店さんに 出荷されていく。


流通に関しては 

ネットの発達と共に ますます 複雑化しているように思う。

私は 今でもこれからも 顔の見える酒屋さんで 仕入れしていくつもりだ。



でも その一方で

一般の方が 一部プレミア焼酎を 転売目的で

なんて話も 当たり前のように 聞こえてくる。

それ以前に 

ドラッグストアーまで 酒を売る時代だ。

コンビニにも 酒は 数多く並んでいる、

レジには 未成年者には、酒類・タバコは・・・・、なんて書いているが、

そのレジには 高校生のアルバイト店員さんしかいない。

売る側が 未成年というのも ちょっとシュールだ。

ちょっと脱線してしまった。




過去に お客様から 聞いた話ですが、

どうしても 欲しい焼酎があり、ネットオークションで 落札されたそうです。

すると 瓶詰め日が 何年も前で、開けて呑むと 味がすこし・・・。

なんて 話を聞いたことが ある。


そうなってくると その品物が 本物なのか?と 疑いたくなるよ。と 

その方は おっしゃっていた。

確かに 疑い出せば キリがない。





私は ある意味 今一番問題なのは

蔵元さんから 出荷され 消費者の手に 渡るまでの 流通過程のような気がする。


焼酎も 劣悪な環境では 品質の劣化は 避けようがない、

ですので 焼酎に 優しい保存を 私も家内も 心がけている。




『せっかく 蔵元さんが 造られた酒を 粗末には 扱えない。』

こうやって

蔵元さんを 訪ねて旅をし、帰って来ると

いつも こんな気持ちになります。



続く


蔵元さんと 呑みました。その2
でもって 

西酒造さんの 有馬さん 内山さんと 呑んだ、

2日後 

万膳酒造の 万膳さんと 呑みました。



お世話にっている 酒屋さんから

『万膳さんと 飲み会が ありますけど、月末なんですが どうします?』と

『はい! 行きます。』って 感じでした。



西宮北口の マニアックなピアニストが 経営する 

お店での開催でした。(その方は バーテンダーでも あります。)

私のほかにも 知り合いの 神戸や京都 大阪の飲食店さんが 

月末なのに 集合して 『よっ、元気!』『この前は どうも。』なんて

会話をしつつ・・・・。


で 6時を まわった頃 万膳さんが やってきました。

3年前に 蔵を見学させていただいて以来の 再開でした。

用意された 焼酎は 

萬膳。万膳庵。流鴬黒麹・流鴬黄麹に 喚火萬膳でした。

萬膳さん曰く 流鴬の黄麹が 自信作らしく、

みんな 流鴬を ガンガン呑んでます。


私は 贅沢にも 喚火萬膳を お湯割りで いただきました。




万膳酒造さんと 西酒造さんは ある意味 対照的な 蔵元さんだと 思っています。

蔵の規模が 大きいとか 小さいとかは 味に関係ありません。

関係あるのは 製造石数だけです。



それぞれの蔵元さんの お考えに基づき 焼酎を造られております。

どちらが いいとか 悪いとか、関係ありません。


私は お店で 商売として 焼酎を扱う上で 

ラインアップしている焼酎は 全部 同じように 扱います。

珍しいからとか 限定物だとかは 聞かれれば 答えますが、

自分からは 言いません。

お飲みになられるお客様の 感性に 余計な予備知識は 不要ですからね。


私の仕事は それぞれのお客様が うまいか 不味いかを 判断して

ご自身の好みの味を見つける お手伝いをさせていただき、

この焼酎は どんな場所で こんな人が こんな風に考えて造った焼酎ですよ、と

伝え、

焼酎に合う 料理を 作ることです。




今週は 

西酒造さんの お考え、今後の展望をきき、

万膳さんの 焼酎造りにかける気持ちを 改めて知る

ナイスな 呑み会の連続でした。


出来る範囲で 私は お客様に 伝えていかないと 呑み会の意味が なくなります。

なかなか 文章にするのは 難しく 自分のボキャブラリーのなさを 恥じつつ

皆さんに お伝えできたかは わかりません。


まあ これより ディープな話は カウンター席にて・・・。(ちょっと宣伝。)




と言ってる間に 呑み会は 

3時間以上経過してます。

みんな いい感じに 酔っ払ってきました。



で こんな写真が 




(万膳さんと家内には 許可をいただいております。)


楽しい時間は いつでも早い!

そろそろ 席を立たないとと 姫路に帰れない!


みんなに 挨拶をしつつ 西宮北口の宴は お開き。


帰りの電車は ものすごく眠かったです。 

 




とにかく 皆様 気の会う仲間と いい酒を 呑んでくださいませ。

蔵元さんと 呑みました。
先日から 

お世話になっている 酒屋さんから 案内をいただき、

芋焼酎の蔵元さんと 呑む機会が、

立て続けでした。


 

西酒造さんの 有馬さんと 内山さん。

& 

萬膳酒造の 万膳さん。

でした。




西酒造さんは 昨年来 私個人的に 聞きたいことが 山のようにあり、

今回 失礼を 承知で、

酒の力を 少し借りつつ 質問をぶつけてみました。

有馬さんは 私の目を 見ながら、

質問に 答え、なおかつ 西酒造としての これからの姿勢と 考え方を

話してくれました。


(今になって 言葉を濁す気は 無いので はっきり書きますが、)

事故米・桶売り・これからの焼酎業界を取り巻く環境などに 

関しての話を しました。



西酒造さんは ここ数年 俗に言う 焼酎ブームを 

ある意味 引っ張ってきた蔵元さんのひとつです。

急成長を遂げた蔵元さんです。



その蔵元さんが これから どう考えて焼酎を造るのか、

また 我々のような 消費の末端にまで どう考えを伝えるのか。

いろいろ話をして 私は 納得しました。



だって 有馬さんの目は 決して 嘘をつく様な目では なかったです。

(もし そうでなければ 私の見る目が なかったってことなんでしょうね。)

そんな 有馬さんと 約束しました。

今度は 社長の西さんと 話を出来る機会を 作ってください。と

いつか 絶対 その日が来ると思います。





私は 焼酎を商売で 扱っているので、

焼酎に関して ある意味厳しく見て・シビアに考えないと

お客様に対して 責任を負えません。

個人的な 好き嫌いだけでなく、うまいとか不味いとかだけでなく、

どんな人が どんな考えで 造っているのか。



焼酎は 私が 私の手で 造ったものではなく、

他人の手で 造られた物です。

だからこそ 

厳しくも優しく 扱っていきます。


また そういう姿勢や考えを 聞くと

わたしも 私がつくる料理に対して 手を抜けません。



今回 西酒造さんの 有馬さん 内山さんと 

かなり 腹を据えて 話が 出来た事は

本当に

これからの一夢庵にとっては 有意義でした。

また その機会を 作ってくれた 酒屋さんにも 感謝します。




宴も たけなわ 過ぎて(ただ単に 飲みすぎ!) 必要以上に接近している 私です。トホホ。




次回に つづく!