


心地よく 酔っぱらった 翌日は
若干の 気だるさと 清清しさが 入り混じった 不思議な寝覚めでした。
昨夜 一緒に呑んだ 酒屋さんの案内で、
木場酒造さんを 訪れました。
木場酒造さんの 造られているのは
黒甕仕込・一人蔵・丹宗・・・。
木場さんが 一人で 造っておられ、そのほかの仕事は パートのご近所さんだけ。
訪問したこの時期は まさに 仕込みの真っ最中!
お忙しいところ 手を止めて お話させていただいた。
木場さんと お話させていただいていると、
一人で 仕込みをする料理人の考え方と 共通部分も多く、
参考になることが 多かった。
そうこうしていると
ユニックの付いたトラックが 黄金千貫を 満載で やってきた。
ユニックに 秤を取り付け
仕込み場に 降ろしていく。
そんなに 時間も 無い中だったので
滞在時間は 1時間ほどだったが、
また 木場さんとは ゆっくりお話 したくなりました。
別れ際に、
『店を休んで こんな田舎に来て、大変でしょ?』
と・・・。言葉のニュアンス的に 店の経営的な事を
おっしゃっているようにも感じたが、
私は
『そんなことないです。逆に 私としては 実際に 目で見れて 嬉しいです。』
と答えた。
すると
『人生は 一回きりしかないから やりたい事したほうが 面白いよね。』
と 木場さんは 言われた。
どうやら ご子息も ゆくゆくの 後継者になるべく
醸造学科に 進学されたらしく、
そのことを 話す木場さんの横顔は 嬉しそうだった。
そうして 握手をして分かれた。
姫路ナンバーの車を 手を振って 見送ってくれる 姿は
すごく
かっこよくて 男前でした。
あっ よかにせ でしたよ。
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