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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
プロフィール

しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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間違いない!!!
一夢庵は 

名前の通り

酒好きおやじの一夢庵であり、

酒好きの 酒好きによる 酒好きの為の 一夢庵でありたいと

思っている。

私が作っているのも

料理の範疇には入ると思っているが、

“焼酎のあて”を 作っているつもりで仕込みをしている。


決して 料理屋さんと言う訳ではない。

そもそも

わたし自身が 脱サラで

料理の世界に 入って 給料をもらって暮らし始めたのが、

30歳からだ。

二十歳前から 修業されている たたき上げの料理人さんと

料理で 勝負できるはずがない。



ただ 私は 私にしかできないオリジナルの分野で

焼酎にマッチする“あて”を作る事に

賢明になっているだけの事です。


先日も常連のお客様に

言われた言葉ですが、

『いつ来ても 何を食べても 何を飲んでも 間違いがない!。』

その言葉が なによりの励みになります。




ちょっと話はずれますが、

間違いのない答えと 正しい答え

両方 正解です。

ただ 生きていくうえで 人生の正しい答えばかり見つけて

正しい道を歩いていこうと 堅苦しく考えるよりも

間違えた事をせずに

間違いのない道を歩いて行こうと考える方が

私は 気楽で 自分らしく生きていけるように思っています。



そんな 気持ちで 一夢庵をわたし自身が

楽しんでいます。



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生ビール!
しばらく前から 

本格焼酎の事ばかり 言ってましたが、

今日は生ビールの事を

ちょっと 書こうと思います。


いままでに

生ビールを飲んで 首をかしげたくなった事はありませんか?

例えば 

泡が 妙に荒い泡だったり、

異常に ピリピリする刺激の強いビールだったり、


香りではなく においを感じるような、

というか 完全に 腐敗臭のするビールだったり、

よく見ると ビールの中に 

もろもろと 何か白い固形物が浮いていたり・・・。


実は 私が経験したことです。

しかも 1度だけではありません、

何度かありました。



これは 完全に 店側の不心得です!!


生ビールを出すときは

その生樽の温度を元に サーバーに繋がった

ガスボンベのガス圧の調節が必要です。

ガス圧の差は そのまま ジョッキーに注がれた時の

生ビールの クオリティーに影響します。

一本の生樽を売り切るまでに

何日もかかると ピリピリした生ビールに

なってしまいます。



本来であれば これだけでも 許せないレベルなのですが、

匂いのするビールや 固形物が浮いているビールなんて

言語道断です!!

もはや 口にしてはいけない液体です!!!


完全に ビールサーバーの掃除と手入れを

怠っているのが 原因です!!



サーバーは みなさんが思っている以上に

ビールが通る管の内部は 汚れるのが早いです。


私は 当然のことのように

毎日 管の洗浄をしますし、

サーバーの出口の部分も 分解してこまめに掃除します。


管の洗浄にも 

コツがあります。

(このコツは秘密にしておきます、大したことではありませんけどね。)



ジョッキーの洗浄や 保管も 

ビールの味を左右します。

特に

ジョッキーの洗浄は 一夢庵は 特に 気を使っています。


泡の細かさや 口当たりの良さは

当たり前のことを当たり前にしているだけで

当たり前に美味いビールを お客様に味わっていただけます。




サーバーを ちゃんと掃除しているかどうか、

ジョッキーを ちゃんと洗浄しているかどうかが

生ビールの味を 大きく変化させてしまいます。


生ビールも 美味しい店と そうでない店がある事を

わかってください。



一夢庵のビールは 

アサヒビールさんの熟撰です。

しかも 回転が早くなるように 一番小さい5ℓの樽です。


銘柄に好みはあるとは思いますが、

間違いのない生ビールだと 自負しております。

ちなみに

一夢庵には サーバーから チューーーッと出てくる

チューハイは ありません。


本格焼酎!!!
毎年恒例になってしまいつつある

壱岐巡礼の旅(笑)!

今年は 8月11日から2泊3日で 出かけた。


今年は 父親が仕事を無事引退したこともあり、

家族で 壱岐への旅をすることを

『とにかく 今は ウニが美味いから。』

甥っ子達には

『海がめちゃめちゃ綺麗ぞ。』と 言いながら

美味いもんでも食いに行こうと

なかば強引に 私の一存で 決めた。




壱岐には 

壱岐焼酎 ちんぐを造られている 重家酒造 横山ホットブラザース

ではなく 横山兄弟。

昨年 ご縁をいただいた 天の川酒造さんの 西川さん。

今回は 満室で宿を とれなかった 下口さん。

仲良くさせていただいている 方が いる。


なぜか 私が大好きな場所の一つでもある。


その旅行の夜、

重家酒造 横山兄弟と 壱岐焼酎を飲みながら

話をする機会に恵まれた。


お互いに普段感じる素直な意見交換の場でした。


決して 自分達だけが よければそれでいいなんて 

浅墓な内容の話ではなく、

ある時は 業界全体 ある時は ごく私的な 話におよんだ。



私が 一番に思う事は

『本格焼酎の 地位向上と地位確立。』


ブームが終わり やっと 

売り上げや出荷量ではなく 本格焼酎そのものの質で

語られる時代になりつつある事の意味。

(当然 最低限の売り上げや出荷量も大事ですよ。)


飲食店での 本格焼酎のお客様への提供の仕方。


本当に お客様に伝えるべき事の中身の重要性。



これからも本気で 本格焼酎を扱う気持ちがあるのなら

飲食店は 飲食店の 立場で

酒屋さんは 酒屋さんの 立場で

自分の考えを 見直す時期は 今しかない。



それを 押しつけにならないように 

今現在の私の 考えを

一夢庵で お客様に話していこうと思う。



本格焼酎も 幻の〇〇とか 人気の有る無しみたいな

だけの扱いではなく、

嗜好品の中の アルコール飲料の中の

本格焼酎のチャンネルを 

将来的に さらに確立する為には、

末端で 消費されるお客様の口に入るその瞬間まで

“質”こそが 

問われるべきことだと思う。


焼酎作りの 質。

流通の 質。

販売の 質。

提供の 質。

その質を確立したうえでの 価格であり

価値が 市場で 評価されるのが 

まっとうな 流れだと思う。



そう言えば 重家酒造さんの ブログに

我が塩谷一族の写真が

掲載されている。

怖いもの見たさでも結構ですから

一度のぞいてみてください。



シュワツちんぐのブログ







器と中身
人には

人それぞれの 器と 俗に言われるものがある。


総理には 総理大臣にふさわしい 

器の人物があるべきだろう。

まあ 

総理大臣を引き合いに出しても

なんだか よくわからなくなるので・・・・・。



以前にも 書いたのだが

器と言うのは 人それぞれで 決まっていると思っている。

えてして 器は でかい方がいいみたいな風に 

とりがちだが

実は違う。


結論を言えば 器は その“中身”こそが一番の問題!!


徳利には 徳利にふさわしい大きさが あり、

必要以上にでかくては 使いずらいし

小さすぎても 問題があるように

それぞれの器には それぞれ適した使い方がある。

器は 大きさばかりを競うものではない。



一番重要な事は 中に美酒が入っているかどうかだ。

空っぽなら 徳利の役目すら 果たせない。

欠けていても ひびが入っていても 器としては

実用性を 欠くことになってしまう。


人間の器も 大きくしようなんて思わない方が いいんじゃないかな。

大きくなるときは 自然と大きくなるだろうしね。



自分の器に 人生の美酒を 満たせるように生きるか!



日々 世間に揉まれながらも 

それでも懸命に生きていくことでしか

人生の美酒は 満たせないと思うよ。

いつか自分の器が 美酒でいっぱいになり 

溢れそうになった時 まさにその刹那に

人の器は でかくなるんじゃやないかな。



なんとなくそんな気がします。
どんな 商売でも

量と質のバランスが 大事だ。


ちっぽけな居酒屋でも

質を 考えずに 御品書きを考えると

それはそれで 問題が起こる。

一夢庵は 量を追いかける事は 物理的に不可能だから

質を 考えないといけない。


質を考えると言う事は

簡単に言えば どこに重点的に お金をかけるかだ!


焼酎ブームだけでなく

何でもブームの後 量がでなくなりつつある時にこそ

質の問われる時、

ましてや

今の日本の状況や 今後を考えると

日本の経済は 縮小の可能性が高いように思う。

そんな事を 踏まえて

一夢庵の適切なバランスで お金を必要なところにかけていこう。


大きな話になるが、

とりわけ 震災以降 

今までの成功事例をされてきたやり方が

本当に今後も成功への道なのかどうか

疑問を感じるようになってきた。

世の中の 大きなことを見つつ

自分の身の回りの小さい事の舵取りを

こまめに修正しつつ、

遠くの目標と 近くの目標を 

見据えていこうかと考える。



大手の居酒屋さんと同じことをしても 

資本力の差が 圧倒的だし、

人さまと同じ事をするのが大嫌いな

私は

個人店ならではの土俵で 勝負を打って行こう!!










ぬるいな~~。
とある 芸能人の引退について

内閣官房長官が

残念だと答えたようだが、

芸能人の引退について

官房長官に 質問する 政治部の記者って

何考えているんだろう。



もっと ほかに 質問すべき問題は

たくさんあるだろ。

仮にもし質問するとしても

その芸能人の引退の経緯を絡めながら

もっと 突っ込んだ内容の質問をするのが

大手マスコミの記者たる者の 仕事に対する責任ではないか?

公の政治の場に

軽はずみな内容の質問で 芸能ネタを持ち込む神経は

私には理解できない。



直接私の生活には関係ないが、

なんだか ぬるい話だなと思ってしまいました。


人のふり見てわがふり直せです。

私も 仕事に対して あるべき責任を

果たしていくように 心がけようと思いました。




売れるの向こう側
私にとって

焼酎ブームが 落ち着いてくれることは

私と一夢庵にとって 歓迎すべき事です。

やっと 落ち着いて じっくりと伝えることのできる環境に

なりつつあるからです。


ブームの真っ只中

爆発的に 

焼酎が売れ なかでも

鹿児島の芋焼酎の売れ行きは すごかったです。

とにかく 売れていました。

テレビ/雑誌でも 焼酎がよく取り上げられ

いろいろと 健康志向の面からも

アプローチされたりしていました。

蔵元も 酒屋も 飲食店も 

ある意味 狂乱の時代でした。

ややもすれば 足元を見ていなかったかもしれません。



売れればそれでいい!という考えで

私は一夢庵をしておりません。

“売れるの向こう側”が 大事だと思って

今も ボチボチ営業しております。

売れるの向こう側って 何かと言われると

それは 伝えると言う事です。



初めて 蔵元さんを 訪れ

蔵を実際に この眼で見て 蔵の人とお話して

姫路に帰ってきてから

その焼酎を飲むと・・・!!

不思議なことに なぜか 蔵を訪れる以前より

旨く感じるんです。

これは完全に 気のせいでしょう!でも

旨く感じたことは事実で

否定しようがないのです。


まさに

この感覚を お客様に伝えることこそが、

焼酎ブームが落ち着いた今だから

大事なことの一つだと思います。


芋焼酎に限らず

米焼酎でも 麦焼酎でも 黒糖焼酎でも

全部 ひっくるめて 

伝えていければ 良いななどと思っています。



一夢庵の焼酎リストに載っている蔵元で

訪問していない蔵元は 

あと2蔵です!!

近いうちに行くからな!!!


ブームが終わった今だから。
焼酎が

これからも お酒のチャンネルの一つとして

存続する為に

どう 焼酎の魅力を伝えていくかって事は

家内と

よく話する。

大げさに聞こえますが

一夢庵は 焼酎専門と言っていい程

本格焼酎に特化しているので

店の将来と 焼酎の将来は リンクしていると思っています。


今回の旅のように

たとえ身内とはいえ 10歳の小学生が

焼酎蔵を 訪問する事は

かなりの印象を残すだろうし、

大人になれば 呑んでみたいと思ってもらうことも大事だろう。



未来につながる前に ブームが終わった今だから

しっかりと 間違いのないように

焼酎を楽しんで いただくことこそが大事。


清酒や ワイン様な醸造酒との違い。

蒸留酒でも スコッチやウイスキーとの違い。

焼酎と同じように言われますが 甲類と乙類の違い。

それを 踏まえたうえで

本格焼酎の特徴が どうなのかという事。


全部のお客様に伝える事は 難しいですが

せめて お客様の疑問には 答えられるだけの

知識と考えは 持っておこうと思っています。



日本酒を含め 本格焼酎も ワインも 

すべてのアルコール飲料は 究極の嗜好品。

それぞれの良さを 

飲み手の方に どう伝えるか

それこそが 私の一番の醍醐味です。

どう伝えるかを考えつつ

どんな料理が合うのかな?と 想像している時間が

すごく充実しています。


一夢庵も 忙しい日もあれば

ゆっくりしている日もあります。

経営者的には 売り上げがある方が嬉しいですが、

個人的には ゆっくりとしている日に

ゆっくりとお客様と 焼酎談議をすることが

実は 楽しいのです。








今週の営業も 何とか無事に終わりました。

お陰さまです、

ありがとうございました。

日曜は 定休日です。

店の掃除や何やらと用事はありますが、

ゆっくり体を休めます。






未来へつづく
今回の壱岐への旅で

天の川酒造さんの 西川さんも

訪ねた。



昨年 壱岐焼酎のシンポジウムで

色々お話させていただいた 

ご縁からだ。

西川さんと

(画像をクリックしてください。)

大きなドラムの前で

説明をしてくれる西川さんの

すぐそばに立っているのは

甥っ子 10歳 埼玉の小学生だ。

こういう見学は かなり彼にとって

新鮮で

わかっているのか わかっていないのか

定かではないが

黙って よく聞いていた。


当然 酒を 呑んだことも無いのだが、

最後には

『10年後 また来ます。』と

言っていた。




はたして 呑める口を持っているのか?(笑)


母親が私の妹なので

それなりに呑めそうな気もするが・・・・。




俺も 頑張って 

焼酎布教活動に

家内と ガンバろ!!


これが私のオンリーワン
だから

一夢庵の水は オープン以来

休みの日に

宍粟市の千年水と言うところの水を

汲みに行って使っている。

姫路の医師会で 水質検査を していただき

それでも 念には念を入れて

すべて一度 沸騰させてから

使用している。(水くみ場の環境も 変化しているからね。)

これが一番だとは言わないが

少なくとも こういうやり方をして

この水を使うと言うことにおいて

一夢庵独自の 氷を作り 

一夢庵でしか飲めない 水割りであり お湯割りができる。

私は この独自と言う事が

飲食店には大事だと思う。


よくお客様が

『九州で飲む水割りと 姫路で呑む水割りは味が違う。』

などと おっしゃるが、

考えてみれば 当たり前のこと。

水と環境が全然違うんだもん。

その“違いを許容してくれる酒”こそが

焼酎の魅力の一つで

焼酎ならではの味わい方 ではないだろうか。


同じ銘柄の焼酎でも 所変われば水が変わり

味わいの変化がある。

どちらが上で どちらが下だとかは 

あまり関係なくなってくる。


飲食店が お客様に飲んでほしいと思う焼酎を

自信を持って

お客様に

御代金をいただいて提供すると言う事は

こうあるべきではないかと 考えている。

まあ この先 私の考えも変わるかもしれないが、

今は この路線で 行動している。


難しい事を書いていますが

願うところは一つ!

お客様に 一夢庵を 

楽しんでいただきたいと言う事だけかもしれません。






壱岐から帰ってきて
わたしが 言う

飲食店の問題と言うのは

焼酎を扱っている店に限定し 尚且つ

焼酎の提供の仕方について

限定して 書こうと思う。





一夢庵では 

食中酒としての焼酎を お客様にいかに提供するか

と言う事を

オープン以来 ずっと考え続けている。

ほとんどの焼酎は アルコール度数25度、

食事と 合わせて飲むには やはり

水割り 湯割りで呑むのが 適正ではないかと考える。

では

その 水 お湯 氷に どういう水を使うかと言う事が

まず最初の課題だ。

ほとんどの飲食店は 水道水で出来た製氷機の氷を 使い、

水道水を沸かした お湯を使う。

やはり それは問題ありだろ!

ストレートで飲まない限り 必ず 水は 使われるんだから。


私は いまでも いろんなバーで 洋酒やカクテルを飲むこともあるが、

未だかつて そのような店で 製氷機の氷を入れたスコッチを飲んだ事は無い。

水道水で 水割された酒を飲んだ事は無い。


氷屋さんで仕入れられた氷であったり 

そのバーのマスターが 選んだ水で 提供されるのが当たり前!


ところが

焼酎の扱いはどうだ!!

ちょっと おなざり過ぎではないだろうか。


そりゃ 水道水でも 都会と田舎では 全然クオリティーは違うが

こと一夢庵の立地の姫路市 市川水系の水道は

カルキが強い!

しかも 場合によっては 金属的な味を感じることがある。

日本の水道水は 確かに安全ですが、

魚の住めない水だと言う事は ついつい忘れがち。



蔵元さんによっては 

かなり仕込み水や 割水に 注意されていることも

多々あるのに

それを扱う飲食店が 簡単に 水道水を使い

お客様に提供することに 

疑問や 違和感を感じずには いられない・・・・。



つづく
壱岐 重家酒造さんを 訪ねて。
壱岐に行って いつも すごくお世話になっている

重家酒造さんを 

見学させていただいた。


毎年のように 蔵を拝見させていただいて

思う事は

『きちんと仕事を することの大切さ。』

であったり

『間違いのない仕事とは何だろうか?』

という

仕事に 取り組む気持ちであるとか

仕事に対する 覚悟ばかり。

一枚づつ 手で 貼られていくラベル・・・。

2011 iki omoya01


重家酒造さんは 

雪洲 ちんぐ などの銘柄を造られている蔵元さん。

一夢庵では もはや 知らない常連さんはいないといっていいほど

ポジションを確立している壱岐焼酎だ。


米麹 1に対して 麦を2の割合で 造られるのが

壱岐焼酎。


美味しいとか 美味しくないとかは 人それぞれの感覚の問題であり、

私は それぞれの感覚を大事にしてほしいと

いつもお客様には伝えるが、

その最後に 必ずつける言葉が

『間違いのない焼酎です。』と言う言葉。

さらに 

『正直言えば 小さい蔵元さんで そんな大々的な宣伝も無ければ

爆発的人気を誇る焼酎でもありませんが、

“間違いのない”酒で“語れる”酒です。』

『私が 毎年のように壱岐に行って 実際この眼でみてきています。

まあ 私の言う事が信用に足るかどうかは 疑問ですけどね。(笑)』



どんな所で どんな人が どのように造った焼酎かという

事を

私なりの言葉で お客さんに伝えると言うことも

焼酎の地位向上と さらなる 焼酎愛飲家の獲得につながり

それを 蔵元さんに 伝えることで

フィードバックでき さらに 深く追求された焼酎が生まれる。

こういう 良い循環を 大事にしていきたい。


ただし 

酒屋さんを通り越した

関係が 行きすぎてしまわないような注意も必要だ。


正しい流通で 正しい価格で 取引される輪の中には

かならず 良い酒屋さんの存在も 必要不可欠だからね。




だた

ここ最近 私が常に感じる

飲食店の問題を これから おいおい 書いて行こうと思います。



つづく





壱岐に行ってました。
実は 黙っていましたが、

11日から 一族郎党で 壱岐に

旅行に行ってきました。

父親が仕事を 退職したこともあり 

なかなか 今まで 家族勢ぞろいすることも無かったので、

この機会にと 旅行に行ってきた次第です。



私と家内は 通算5度目で 4年連続の壱岐上陸です!!

どういう訳か

壱岐が 好きなんです。

しかもこの時期は 雲丹が美味い!!

赤ウニが ばっちりなので

豪勢なウニ丼を 家族みんなで 十二分に堪能してきました。




壱岐の原材料で 壱岐で造られた壱岐焼酎と

壱岐の海で 獲れた雲丹のマッチングは

まさに 至高の味わいでございました。

壱岐牛も いただきました。


また 詳しくは 一夢庵HPの旅ブログにて

家内が おいおい 書くと思います。




お盆は 市場の休みもあり

店の掃除やら なにやら こざこざの用事をします。


17日から 営業いたします。
たかがカレー されどカレー。
先日 久しぶりに

とある洋食屋さんに 食事に出かけた。

いつも 変わらぬクオリティーで

会話は少ないが 実直そうなシェフの お料理をいただいた。


暑い夏の季節に合わせて

カレー祭りと メニューにあったので、

シンプルな ビーフカレーをいただいた。


実に 美味い。

香辛料の利き方が 絶妙かつ 繊細なバランス。


やはり 料理ってこうじゃないとイカンと 

思わされた逸品でした。

自分の作る料理にも こういう感覚を

忘れないようにしようと強く思わせられる料理。



今のご時世は

単純に 価格で評価されることが多い。

(安く提供することも 勝負に仕方の一つであることは間違いない。)


このビーフカレーも いうならば 一見 安くは無い。

しかし

その価格と価値を比べると

むしろ 安いとすら思う。


個人店の料理は 食べた人に

こう思わせてこそ ナンボである。


チェーン店が どうあがいても 逆立ちしても

その価値は 出せない領域の料理で勝負しておられる。

まさに オンリーワンの世界観のカレーだった。



これから

まだまだ そのカレーは 彼のオリジナリティーを反映し、

また違う段階へ のぼっていきそうな感じがした。




いや~~。

やっぱり いろんなジャンルの食事をしないと

勉強にならんですね~~~。

当然 いつものカニクリームコロッケも いただきました。

絶品デミソースは 間違いない味!!!


ごちそうさまでした!!





草食系でもいい。
資本主義社会は 競争社会。

弱いものは より弱い立場に。

強いものはより強い立場に。

しかし それは ずっと永遠に決められたことではない。


弱いものも 闘い続けることで

強くなれる。

強いものが 胡坐をかいて ボケ~ッとしていると 

足元をすくわれる。


おっさんになりつつある私だが、

まだ まだ 戦う手段と策は ある。

安定を求めるのなら 自営業なんてしない。

今の職業は 自分が自分らしく

自分の戦いを表現できる職業だから 

自分の責任で 選んだ職業だ。

私は 仕事を通して

私の戦いを挑み続ける覚悟をしている。

カッコよく言うつもりはない。

実際は 土俵際で つま先立ちしながらも

ひたすら耐えているにすぎないのかな~~。



カウンターを通して いろんな方との会話の中で

たびたび出る話題がが

私の歳の半分ぐらいの 20代の若い世代が

戦うよりも ぬるま湯につかることに 

慣れてしまっているような気がすることだ。


いまどきの大学は 

『自分の居場所がない。』などと言って 退学したり、

就職する気も無けりゃ 就職できない事を 世間のせいにして

親の金で 留年を繰り返す学生もいると聞く。

挙句に 大学側が 学生個々の携帯に 

モーニングコールをしたりする大学もあるらしい。



これでは 競争社会の中で どう生き延びると言うのか?


逆に言うなら

戦う手段と策を 持ち合わせている若者は

常勝の可能性が あるのかもしれない。




戦わずして 

自分の将来が 見えていた時代では無い。

今は 

戦わない奴は 将来が見えず 知らぬ間に

食われるだけだ。


草食系などと言葉があるが、

草ばかり食っていてもいい

野生を忘れるな。



水汲みの時に 時々 野生のシカを見かけるが、

草ばかり食っていても

あれだけ でかく強くなれるんだぞ。


俺様が いるから!!
昨日 

口あけの早い時間に 来られた

久しぶりのお客様との会話で

右とか左とか まあ ざっくばらんに 

思想的な話になった。

そのお客様以外は まだ誰もおられなかったので、

ゆっくりと お話ができた。



難しく話をこじらせることも無く、

忌憚のない話を 伺い、

私も 少しばかり意見を 言わせていただいた。


今 

日本は 震災も含め

内政・外交も お世辞にも

上手く言っているとは思えない。

いつの時代も 100%完璧な政治など 存在しない事は

明らかなのですが、

あまりにも 拙い政治のニュースが流れてくる。

しかも 

そのニュース自体が 報道機関それぞれによって

あまりに偏っているように 思う。


正直 言えば

訳のわからんニュースもあれば

情けないニュースもある。

いちいち突っ込んでいれば キリがない。

マスコミがどうのこうのとか

お台場のテレビ局が 韓流に偏っているとか

国会議員の入国を韓国が認めなかったとか、

NHKすら その報道をしないとか

韓国や 中国の数十人規模の反日デモは伝えるのに

日本国内の 何千人規模の反政府デモは 伝えない。



資本主義社会のマスコミ

つまりは カネで動くマスコミだと思えば

腹も立たん。

志ある政治家が いつの間にか

選挙に当選することに偏った

“選挙屋”になっている場合が多いように思えば・・・。


むしろ そう考えながら 見ていると

なるほどそういう訳か!と 納得することも多い。

潔癖に考えず 清濁併せのむ 余裕があれば

それもまた 生き方の一つだと思っている。


すべての物事に 白黒はっきりつけていると

世の中 息苦しく感じることばかりになってしまう。

感知しなくていい事は 感知しなくていいと

思っている。


この先 何があろうと

それでも 私は 

日本が本当にいい国だと思っているし、

まだまだ これからも

日本は 大丈夫だと信じている。


なぜなら この俺様が ここに居るからだ!!!(笑)

と 馬鹿なことを言える自分が大好き!!(さらに笑)




悪い事は ずっと続かないし

良い事も ずっと続かない。






当たり前でない 当たり前の光景。
嫌な 光景を見た。


日焼けしたゲーム機を片手に持った子供たちが スーパーの店内を走り回り

その親たちが 買い物をする様子も無く

Mの文字の書いてある紙コップののシェークを飲みながら

店の中をうろついている。

そこそこの年齢の親たち・・・・。



店員も注意するそぶりも無い。


店を出ると これまた 赤い色でMの文字が書かれた

紙袋が転がっている・・・・。




水くみ場なら 行くたびにゴミ拾いをするのだが

流石にスーパーの目の前で ゴミ拾いをすると

まるで 当てつけかの様に思われるのも

嫌だし、

かと言って

ゴミが 転がったまんまの 店先も

いくら他人様の店先とはいえ 気分がよくない。



注意をしない私にも 責任の一端はあるのだろうとも 理解している。


しかし

ジャンクフードを平気で 食べ物を売っているスーパーの中で

口にするような大人は その行動もジャンクで、
  
その思考回路も ジャンクであり、

正論が通じる相手ではないことも 理解している。

おそらく 注意したところで 

私を 逆恨みするであろう。

当然 そんな親に育てられる子供も それ以上のジャンクに育つ。


自分さえ 良ければ それでいいと考えている人たちに

私は 投げかける言葉を持ち合わせていない。





日曜 スペインのワインをいただく。
昨日 お客様の紹介で

とある スペイン料理屋さんの 

スペインのワインに特化した

ワイン会に参加させていただいた。



スペインのワインの味を利く

機会も そんなに無いので

興味津々。


焼酎居酒屋のおっさんが ワインと言うと

違和感を感じられるかもしれませんが、

いつも 焼酎ばかり飲んでいては

焼酎の良さも悪さも 分からなくなるので、

外で お酒を飲むときは ほとんど焼酎は口にしない。


悲しいかな 職業病的なもので

酒を味わう時は どうしても 

仕事から離れられず、

『この感覚を 焼酎にあてはめるのなら。』

『こんな料理と 味付けで この素材を出すなら・・。』

などと 

ついつい考えて呑む事が ほとんど。



で、

スペインのワイン 4種類頂きました。

夏の季節に合わせた 香りと味わい。

詳しく表現できませんが、

どのワインも その特徴が ストレートに伝わります。


やはり 酒は ダイレクトな味わいと香りが

まっすぐ脳みそに伝わる感覚が大事。


美味い 不味いは 人それぞれだからね。


お料理も すごくマッチして 素敵な時間を過ごせました。

料理が ワインを邪魔することも無く
 
ワインが 料理を邪魔することも無く

味を重ねることで ワインも すすむ・・・・・。


お店の方のお考えも ストレートにダイレクトに伝わります。




有意義な 楽しい時間が過ごせました。