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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
プロフィール

しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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新物 ほたるいか
新物の ホタルイカを仕入れました。


今シーズン 一発目です。


ホタルイカは 以外に思われるかもしれませんが、

下ごしらえが

大変なんです!!


ピンセットで 一匹・一匹

眼と くちばしと ふね(骨)w

を 取り除きます。

この作業をしていると 某酒屋さんが

集金にやってきて、

ツイッターのネタにするからと言って

写真を撮っていきました。

今 そのツイッターを見たら ちゃんと

写真が載ってました。

室内の温度は 窓を開け放して 寒いままにしないと

ホタルイカが あったまってしまうから

この仕込みの間は 店の中は 極寒!!

(下山酒店の ツイッターです。)




かたい部分を取り除いたホタルイカは

口の中に 残る硬さもなく

歯にも引っかからないし、

なめらかです。



シーズン最初なので

まだまだ サイズは小さめ。


とはいっても

季節感抜群の 一品。


酢みそが一番 合うわな~~。





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テーマ:鮮魚 - ジャンル:グルメ

日曜のイベント
先日の日曜

日本酒のイベントに 参加してまいりました。

200名近い参加者のイベントは

やはり いろいろ難しいですね、

お酒と 料理のバランスと言っても

200名分となると 

いくら大きな厨房を持つホテルでも

一筋縄ではいきません。

各蔵元さんが用意されていたお酒も

開始早々 無くなってしまう銘柄もあり、

まあ 普段なかなか呑めない高価な銘柄ですから

仕方ないか・・・・・。

とはいっても はじめて口にする酒もあり、

料理とのバランスも

勉強になりました。

新酒の若々しい感じも ある意味 季節感のある酒

として いいもんだなと改めて感じました。

赤穂の忠臣蔵さんの 凛って酒が

よかったです。




よくよく考えれば 

酒まで 季節感を感じられるって

幸せです。

清酒にしろ 本格焼酎にしろ

麹と酵母で造られた酒は

日本人の身体には 合いますな~~~。





バイオリンの演奏と 歌も 

酒にちなんだ 歌ばかり。

小林幸子の 思いで酒は 

久しぶりに耳にしましたが

良い歌ですな~~~。

ほろ酔いには ごっつい心地良かったです。



お客様の中にも参加されていた方も いました。

それに 

新たな出会いも ありましたよ。

偶然に 隣に座られた方が

某酒造会社の取締役で、

高校の大先輩だったりね。



何年ぶりかの スーツでしたが

たまには 

良いですね。


今度 どこかにお出かけする時は

また スーツに袖を通そうか!






テーマ:お酒 - ジャンル:グルメ

清酒の新酒
一夢庵は 

本格焼酎に おもいっきり

偏った 居酒屋です。

料理の味付けも

酒器も 本格焼酎を意識しまくってます。



とはいっても

私個人は 酒は 何でも呑みます。

むしろ

本格焼酎は 店の中で呑むのがほとんどです。

外では ほぼ飲みません。



で 

この時期 日本酒の新酒が 

出揃ってきます。


日本酒の勉強も兼ねて

ちょっと 新酒の試飲のイベントに

明日 参加します。

播州地方は コメどころでもありますし、

清酒を造られている蔵は たくさんあります。

姫路からちょっと東の方へ行けば

特Aの山田錦で有名なところもありますしね。



姫路の日航ホテルで

地産地消のお料理もいただけ

バイオリンの演奏や 唄も あるようです。

パンフには

この日だけの 搾りたての清酒も・・。


姫路近辺の 清酒蔵6蔵の新酒は勿論のことですが

それに合わせたお料理も

楽しみです。




会場が ホテルと言う事もあるので、

バチッと スーツを着て

出かけようと 思っております。

(私がスーツを着ると まるで どっかの〇〇〇に
見えるらしいですが 気にしません。トホホ。)





それはともかく

清酒処 播州姫路の新酒を

勉強して

一夢庵の 本格焼酎の提供や呑み方に

活かせるようにできるように

ちょっと 呑んできます。







テーマ:お酒全般 - ジャンル:グルメ

雨の日に
先日の

雨が降っていた夜、

とある 焼酎の蔵元さんが

一夢庵に 立ち寄ってくださった。


年に一度の割合ぐらいで、

いつも 突然 いっらしゃる。

話を聞くと 

名古屋 静岡で 所用があり

その足で 姫路に立ち寄って

今日の宿泊は 神戸だと おっしゃる。


わざわざ こんな辺境の店に

来ていただくのは 恐縮するが、

たまたま 居合わせた 

私の専門学校時の同級生の友人と

酒談議に 花が咲いていた。


前もって連絡いただければ

ちょっとした 焼酎の会と言うか

飲み会も 出来るんですが、

その蔵元さんは

一夢庵では そういう商売は抜きにして

ゆっくりと ぽつぽつしゃべりながら

焼酎を楽しむのが、

気にいっていただいているようにも感じる。



ゆっくりとした時間が流れ

杯を傾けておられる姿を見ていると

窓の外の 冬の雨が 

妙に その2人の会話する姿と

似合っている様の思える。



ひとしきり話をした後

そろそろ時間がなくなり

タクシーに乗って 駅に向かう蔵元さんを 

見送る。



こういう瞬間は

本当に 店をしていてよかったと

思える瞬間のひとつで、

こうやって

何かのご縁をいただき

またこうやって 出会えて 話をできる

嬉しさが 何とも心地よい。





私の友人も

いい時間を過ごせたのであろう

優しい顔になって 

帰っていった。



その蔵元さんは

長崎の 島原半島の先っちょの

口之津の

久保酒造場の 久保さんだ。


家族3人で 造られている

麦焼酎 青一髪は

久保さんの人柄のごとく

優しさの中にも 一本芯の通った

凛とした焼酎です。


















テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

元気ですか~~~~!
家内が

お世話になっている税理士さんから

2枚のポスターを

頂いて 帰ってきた。


1枚目は

元気な挨拶!元気な職場!

と書かれている。

2枚目は

プロとは という文言に続いて

箇条書きで こうだと

7カ条が 書かれている。



挨拶も 碌にできん奴が
 
まともに仕事もできる訳ないじゃろ。

と言うか

こんな事を ポスターにして

職場に 張らんといけんレベルの低さを

嘆くべきだろ。




一夢庵は 家内と私しかいないが

店に出てくると

家内は 

『おはようございます。』と

挨拶するし

私も 

『はい。おはようさん。』と

返事する。

店からの帰りも

一緒に帰るのだが、

車から降りるときに

『今日もお疲れさん。』とあいさつする。



2枚目の プロとは と言う文言も

当たり前の事で

何ら特別な事は書かれていない。




プロとは こうあるべきと言う前に

人として どうあるべきなのかを

優先すべきでは ないかな~。

なんて

思いました。



どんなに優秀な能力を持っている人でも

意志が 無ければ

せっかく持ち合わせた その能力も発揮出来ない。



今のご時世は

踏ん張る力がなければ

とことん どこまでも堕ちていく。

中には 堕ちていくことにさえ 

何のためらいもなく

自分自身で 力を出すことも

しない 流され堕ちていく人間もいる。




普段の生活の中で

常に 100パーセントの力を

使い続けるのは

私にはできない。

何百馬力ものパワーを出す

車のエンジンでも

常に アクセル全開にしていると

すぐに 御釈迦になる。


そういう生き方を否定はしないが、

私の やり方は

例えるなら

昔 じいちゃんが 田んぼで使っていた

発動機のように

パワーは そんなにないけども

燃料と 冷却用の水さえあれば

いつまでも トコトコと動き続ける

耐久性の強いエンジンに

憧れる。










無駄削減
今日も 牡蠣とアサリを仕入れに

坂越に 車を走らせました。

バイパスも 国道も 

交通量は 少なく

飛ばしてもいないのに

姫路市内から 坂越まで 30分少々。



気分のいい 仕入れドライブです。


牡蠣屋の社長と

世間話 含めて 情報交換、

お互いの近況を 話したりします。


今年の牡蠣は まだまだ 

ばっちりで行けそうです。




それにしても

世間から聞こえてくる話は

景気のええ話は ・・・・・。


だからと言って 一夢庵まで 

下を向いていては

なんにもなりません。

家内と2人のちっぽけな店だからこそできる事。

逆に言うなら

2人しかいないから こそ 大きな店にできない事を

するだけなんですよね~~。


世間が どっちに向いていようと

一夢庵まで 同じ方向を向くことは

しません。

ひねくれ者の私は むしろ逆方向に

進んでいる様な気がします。


世間と同じ方向を向かずに

進むことに対して 

何の躊躇もなくなってしまいました。



と 言いきると

世間さまから 

『そういう考えって 怖くない。』

とか

『2人だから 出来る事やで。』

などと 

言われます。


正直言えば

一夢庵は 家内と2人なので、

経営的にも 生活の実務的な面にも

あらゆることに 

無駄がありません。

小さな事まで 意思疎通ができ、

いちいち 口にして確認するような事は

ほぼゼロです。

アイコンタクトで 仕事をこなせます。

それに

そもそも 店を立ち上げる時に

『忙しくても そうでなくても 
 一夢庵は 2人でする。』

と 決めた事です。



大儲けはできませんが、

やり方さえ 極端に間違わなければ

大損もこきません。

2人が健康で

心も 健全で 

ある程度 世間を見渡しながら

自分達の 立ち位置を確認し、

それをふまえて

自分達の本当にやりたい事を

構築し 

全うしようと努力するだけです。



お客様との会話で

それこそ 世間のいろんな話が耳に入ってきます。

『どこそこの店は ちょっと上手く行って無いらしい。
 いい様になるように なんか アイデアない?』

とか

『どこそこさんは 店を売りに出してるみたいや。
 で これからどうするんやろ?』

などなど

私は 責任を負えない事に関しては

なんにも 話はできませんし、 

具体的な行動が 出来るはずなどありません。

一夢庵の暖簾を守ることでしか

社会に 貢献できません。




景気が悪くなってから

右往左往しても、 

日に日にの売り上げの良し悪しで

一喜一憂しても、

全て過去の事。

過去の事に 心を囚われて

前に進める訳がありません。


仕事以外に

自分のプライベートなことでも

同じです。

過去の事を思い煩うのでは

足踏みしているのも同然です。

辛いことも多いけども

現実を直視しないと

進めません。



自分自身で

自分を どう表現し

社会の中で 協調性を持って

暮らしていけるかを

考え 実践していければ

過去に囚われる暇は

無い筈です。





商売も 

生き方も

何もかも

同じ理屈ではないでしょうか。

こんな事を書くと 

えてして 難しく考えがちですけど

難しく考える必要は

全くありません、逆です。




無駄をそぎ落とした思考で

シンプルな結論を見つければ

良いだけの話です。


要するに

『自分が 何に なりたいか?』って事です。







フットワーク
最近

一つ気付いた事がある。


よく考えれば 人として

当然 当たり前の事なのだが、

『人が 喜んでいる 笑顔を見ると
 心から よかった。』



素直に 認識し

自分も 笑顔になれるという事だ。



いつも仕入れに行く 魚屋さんの近所に

和菓子屋さんがある。

そこの かりん糖まんじゅうが すごく美味くて、

たまに 家内に 

買って帰るのですが、

ついでにと思って 

魚屋さんの分 4個も 買って行ってあげた。

正直 1個 100円ほど。


手渡すと

魚屋の奥さんも 主人も ごっつい喜んでくれた。


金額の話をすると いやらしいけど、

たった400円ほどのことで

私は 

確実に 400円分以上の笑顔に接して

しかも

自分自身も 笑顔になったような気がした。



この話とはニュアンスが若干違うかもしれないが、

世の中 らくな仕事なんてない。

それぞれに 心遣いし 段取りよく 

効率よくするには 見えない影の部分で

しんどい事が ほとんどだ。


だけど

私のように

カウンターを通して

直接 お客様と接しながらする

対面の商売は 

その見えない部分の仕事が

お客さまの 何気ない会話や 

ちょっとした笑い声や

笑顔で

ダイレクトに伝わり

その刹那

すごく 報われたように 感じる。


商売である以上 

そこには金銭のやり取りがあるのだが、

それを超えた部分で

『この仕事をしていてよかった。』と

思う。


会計を済ませて

お帰りになられるお客様を見送ると

『やっぱ 今日は 一夢庵に来て よかった。』と

言葉を掛けてくださる方もいる。


おカネをいただいている私が

おカネを支払っていただいたお客様に

さらに こうやって言葉をかけていただける事。

そんな時は 

私も笑顔だし

お客様も 笑っておられる。




そう言えば

どこかの バアさんが

『人が喜んでくれる顔を見るのが好き。』と

言っているのを

いつだったか どこかで 聞いた記憶がある。




どんな仕事も 仕事以外の事でも 

人に笑顔になっていただくように

心遣いして 段取りして

身体を動かせば

その人だけでなく 自分も笑顔に

なれるんじゃないかな~~。

なんて

この歳になって 改めて 思いました。






確かに 

仕事上の 

表立って見えない部分の事は

簡単に言い表せない

しんどいことが ほとんどだろうけど、

その向こう側に 

みんなが笑い合える事を

想像すれば

全部とは言わないけれど

少しは 気持ちの部分の

荷物が軽くなるんじゃないかと

私は 思うよ。



立場に応じた

責任と言う荷物も

背負う事は 必要だけど

何事も 

過ぎたれば及ばざるのごとし!



自分の心のフットワークが

重くなるようでは

誰の為の 何の為の責任感なのか・・・。


心のフットワークが ベストに近い状況に

なれそうな 心の持ちかたや 考え方をすれば、

仕事も プライベートも

美味しいんじゃねえか!!



















テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

牡蠣とかアサリとか
ここ最近

このブログに 牡蠣とか アサリとかの

話ばかり書いています。


それは 食材の事を

すこしでも これを読んでいる人に

わかって欲しいと思うからです。




先日も 初めての飲食店に

家内と 勉強がてら出かけました。



『冷凍食品 使い過ぎ』です。

別に 冷凍食品を使う事が 悪い事だとは言いませんが、

お品書きには

『瀬戸内の海の恵みを・・・・・』と

書かれているにもかかわらず、

よその国の冷凍のエビですもん。


その他のお品書きを見ても

マグロ サーモン ホタテ・・・

どれも 瀬戸内海では 漁獲されないものばかりです。



一般の方ならいざ知らず、

私も一応 料理人の端くれです。

料理を見れば 食材が 瀬戸内の前どれか そうでないかは

わかります。

ちょっと 疑問を感じませんか?



居酒屋さんでも

年がら年中 枝豆!

季節感 ゼロでしょ。

安ければ OKと 割り切れる方は

かまいませんが、

その一方で

飲食店すべてが そうではないということも

わかって欲しいのです。

特に 和食の場合 ある程度の季節感は

必須条件です。



安さや 便利さよりも

他に 大事な事って

特に食べ物には あると確信しています。



一夢庵でも

初めてのお客様から

『枝豆無いの?』とか

『軟骨の唐揚げ』と

言われたことも 以前はありましたが、

今は 誰も 言いません、

というか

一夢庵には 

年がら年中いつでもある枝豆を 

期待するお客様が

いなくなっただけです。

秋も深まる季節の 黒豆枝豆の季節になると

『そろそろ 枝豆出てくるんちゃうか?』

とは 言われますよ。


それが本来の 飲食店のあるべき姿だと

私は 思っています。



前獲れ 姫路のマダコを仕入れても

私は 

活きのいい 身の締まっていそうなタコを選んで

生きてるやつを仕入れて

塩でもんで 下ごしらえを自分でして

お客さまに 提供します。

私にとって 言うまでも無いくらい当たり前の事ですが、

同じ居酒屋でも 中には 

はなっから 茹で上がった やたら色の綺麗なタコを

仕入れているお店さんもあります。


どちらを選ぶかは 

お客様の判断です、 

価格で選ぶのか?

質で選ぶのか?

何も考えず ある奴だけを食べるのか?


同じ食べるという行為でも

意味合いは 違ってきます。



そういう意味で

ぜひ みなさんには 食についての事を

少しは 解って欲しいな~~~~なんて

思う事も 多い

酒好きおやじです。


解ったうえで いろんな飲食店を

それぞれに楽しんで

みてください。

今まで以上に

“飲食店の楽しみ!”が 増えるはずです。




さて 仕込みに戻ります。













テーマ:和食 - ジャンル:グルメ

牡蠣だけでなく
牡蠣だけでなく

アサリも スタートしました。

ちょっと業者さんに 

お願いして 出荷していただきました。




この時期にアサリと言うと

みなさん びっくりされるのですが、

潮干狩りをするような時期になると

アサリも 卵を持ってしまい、身が若干痩せます。


ただ この時期のアサリは

どうしても数量が少ないですし、

単価も 決して安いものではありません、

が、

期待を裏切らない 旨味と大きさを

私が 保証します!!



坂越のアサリも 

牡蠣に負けず劣らずの

絶品です。



余計な味をつけずに

シンプルな 酒蒸しや 

ホイル焼きが 

最高です。



これを食べると

寿命が延びそうな気が マジでします。



テーマ:鮮魚 - ジャンル:グルメ

赤穂 坂越の牡蠣を 私が選ぶ訳。
私が

赤穂の坂越の牡蠣を 仕入れ出して

何シーズン目だったかね?

確か 6~7シーズン目かな?



まず 私は 以前牡蠣は嫌いでした。

(食べると言う事ではなく、仕入れるという事です。) 

それまで 市場で 牡蠣を仕入れると

10個中1個か 酷い時は3個 殻ばっかり立派で

中身が チンチクリンの牡蠣が

混ざっていて、

思う以上に ロスが出て 結果的に

売値を上げざるを得ない状況が 多く、

しかも 火を通すと 縮んでしまう牡蠣が 多かったので

正直 牡蠣を扱うのは 嫌いでした。



ただ 店を始めてから

冬のシーズンに何か 目玉的な食材はないかと

思っていたところ

とある人から

坂越の牡蠣をいただいたのです。


すると

“はずれ”は 何十個空けても 0個だし、

火を通しても 縮まないし、

しかも プックリとした部分のうまみが

私の経験した事のない牡蠣でした。


早速 翌週の休みの日に

坂越に 出かけて

何軒かの牡蠣業者さんを

それとなく 見て回って

そのうちの1軒で お世話になっています。


そこの社長は

ちょうど その年に独立されたばかりで

飲食店の取引は 私が最初だったようです。


それから

毎週のように 坂越に行って

牡蠣の成長や その他いろんな事を

話してもらって 勉強しました、

沖の カキの筏にも 行って 実際の現場も

見せていただきました。


特別にという訳ではありませんが、

一夢庵向けに より選別を厳しくしていただいて

今も 仕入れています。

極端な話ですが

ずっと牡蠣を扱っていると

殻の形や 殻の模様を見て 触らなくても

ある程度良し悪しが わかってきます。





他にも まだまだ

お伝えしたい事はありますが、

ネット上に 書くことは

ある種の企業秘密を

ばらしてしまう事にもありますので、

勘弁して下さい。



とにかく

その牡蠣業者さんとは

お互い 信頼したうえで 

取引をさせていただいています。


お客様から頂いた意見や

私の考えも きっちりと フィードバック

できますし、

牡蠣業者さんの考えも そのつど

仕入れごとに 話をします。


『アカン時は アカン! いい時は 良い。』

と お互い 言い合える事が 

一番です。


姫路近辺でも

相生・室津・網干など

他にも 牡蠣の産地はありますが、

それぞれに いいところも あるとは思います。



私は 今のところ 

全幅の信頼を 寄せているのが

坂越の 矢竹水産さんの牡蠣だという事です。

それでも 3回に1回は

車を走らせて 自分の目で現場を見て

仕入れに行きます。

私が食べるのなら ここまでしませんが、

お客様に 食べていただくのですから

責任は重大です。





余談ですが

家内は 最近 

牡蠣を見ただけで

相生の牡蠣なのか 室津の牡蠣なのか

坂越の牡蠣なのか

区別がつくぐらいになってきています。

当然 食べたときの 味わいの

微妙な違いも わかっているようです。



偉そうに言う訳ではありませんが、

それぐらい 

自分の仕入れている牡蠣の知識を持って

尚且つ

自信を持って お客様に

説明できるぐらいでないと

本当に私の売りたいものが 売れません。



これは牡蠣に限らず 本格焼酎でも同じです。




ついでに

もうひとつ余談です、

私が牡蠣を仕入れている

矢竹水産さんは

昨シーズン テレビ(ちちんぷいぷい)に

おやじさんがつくる “牡蠣の佃煮”が

取り上げられ

ヤフーの急上昇検索キーワードにもなり、

HPのサーバーが パンクして、

あまりの反響の大きさに

現場が 何週間か 

大パニックになった

伝説のある牡蠣屋さんです。(笑)





もし 矢竹水産さんに

牡蠣を買いに行かれた時は

遠慮なく

一夢庵の名前を 出してみてください。

何もサービスはないですが、

私の事を 面白おかしく話してくれると思いますよ。













テーマ:鮮魚 - ジャンル:グルメ

赤穂 坂越までの道のり
いつもの祝日なら 

一夢庵は お休みですが、

今日 2月11日は 通常通り

営業します。



ちょうど 今 

赤穂の坂越に 

牡蠣を仕入れに行って

店に帰りついたところです。



今日は 祝日なので

遠方の 大阪ナンバーや

奈良ナンバー 京都ナンバーの車が

たくさん

坂越の港に 

新鮮な牡蠣を求めて来られています。


私は 坂越までの道のりは

通いなれた道なので、

いいのですが、

ちょっと 道幅の狭い所や

普通車がギリギリの 

しかも 見通しの悪い

曲がったトンネルがあります。

相生側から 2個目のトンネルは

特に要注意です!!!

見通しが利きません。



相生産業高校の角を曲がって

坂越を目指す場合は

気をつけてください。


特に トンネルは

無理をしないでください。

大型車両が来てたら無理しないで

トンネルの外で待ってください。

以前の事ですが、

無理に突っ込んで トンネルの真ん中で

にっちもさっちも行かず

訳の分からん大渋滞を 引き起こしている

人もいますので・・・。




坂越の港に着いてからも

平日はそうでもないですが

休みの日は 混雑します。




せっかく いい牡蠣を食べに来ているんですから

安全に!





坂越の牡蠣は

今が まさに シーズン最盛期!!!!

大きさ 旨味 共に

どこに出しても 

自信を持って 奨められる牡蠣です!!


まあ 一度 機会があれば 

お試しください。



もし 個人的に

牡蠣をお求めになりたい場合は

私に連絡ください。

一夢庵と同じ品質の牡蠣を

お送りすることができます。













テーマ:鮮魚 - ジャンル:グルメ

食中酒としての本格焼酎 番外
居酒屋で 一番最初に

オーダーするのは

ほとんどの場合、

ビール。


生ビールであったり

瓶ビールであったり・・・。




そのビールなのですが、

特に 生ビールは 店ごとに

同じ銘柄でも 味が違う事に

気づいた事はありませんか?


私は 実は

よほど 信用できる店以外では

生ビールは 呑みません。



その原因は

ビールサーバーの掃除であったり

ジョッキーの洗浄が いい加減であったり・・・。

そんな店では 不味くて呑めないんですもん。


酒屋さんが配達してくれる

生ビールの樽に 問題があるは場合は

ほとんどゼロです。

とにかく

一番の問題は

サーバーの掃除を してない店の生ビールは

不味い!!

酷い時は ドブの匂いにも似た悪臭のビールに

当たってしまったこともあります。

白いモロモロとした 謎の物体が、

漂っていることも 過去にはありました。

正直 腹を下します。




ビールは 醸造酒です、

成分には 糖分も 含まれています、

と言う事は

掃除を毎日していない ビールサーバーの配管の中は

・・・・・・・・。

そこを通って 冷やす仕組みになっているんだから

美味しいビールが 出てくる訳がありません。

美味しい美味しくない以前に

口にするのが 不適切であるとも言えます。



私は 

ビールサーバーの掃除は 大好きです。


コックのパーツを分解して

アルカリ水を使って ブラシで洗い 

酸性水で すすぎ

水道水で 流してから

組み立てます。

管の中も 毎日 ぬるま湯を通して

洗浄しています。


ジョッキーは 洗うというよりも

洗浄するに近い感覚です。

中性洗剤で洗い

さらに

アルカリ水で 洗剤で落としきれなかった

汚れと 油分を

落として

酸性水で 流し

乾燥させ

冷蔵庫にしまいます。


洗剤で洗っていても

微妙な 油膜は残ってしまう場合が多いです。

(車のフロントガラスと一緒です。
 普通に洗車しているだけでは
 微妙な油膜は しっかり洗わないと落ちません。)


ジョッキーの中の汚れは

ビールの味を損なう致命傷にも なります。



綺麗に洗浄されたジョッキーで

ビールを飲むと

ジョッキーに 泡のリングが 残っていきます。

これが 綺麗なジョッキーの証拠です。



あと 

サーバーの掃除を しているか していないかの

見分け方は

生ビールの樽から サーバーに繋がっている

ホースの中に 白い謎の物質が

付着して 管が濁って見えます。

最悪な場合 黄ばんでいることもあります。

そうなっている場合は 

ちょっと考えた方が ベターかと思います。


ビールメーカーさんのメンテナンスの方が

いくら 店を巡回して メンテをしていても

日々の掃除ができていなければ

意味が ありません。


毎日掃除しないと

100%のクオリティーは 

維持できないと考えるのが妥当です




もし 店に行って 生ビールのサーバーが

見えるところにあれば

見てください。


白濁したホースや

黄ばんだホースが 繋がっている店では

生ビールを飲まずに

瓶ビールを呑まれる事をお勧めします。


特に プレミアム系の生ビールの場合

サーバーの汚れ具合も早くなる事があるので、

要注意なんです。
















テーマ:お酒全般 - ジャンル:グルメ

食中酒としての本格焼酎 12
店をオープンして以来

なんど 九州へ 行った事でしょう。

もう何回 旅したか 忘れるほどです。



そのつど 縁のある蔵元さんを訪ね

その地方の食べ物を食べ、

その土地土地の 風土を

私たち夫婦なりに感じて、

店の営業に 反映しているつもりです。



私は 居酒屋で

食べ物を作るプロであると同時に

本格焼酎を売るプロだと 自認しています。


特に 本格焼酎は 私が造ったものではなくて

各蔵元さんが それぞれに工夫されて

造られたものです。

それを 売るには

“家呑みする感覚”とは

完全に 別の感覚で

扱わないと 

お客様に 売れる
(受け入れていただける)

訳がありません。


しかも

居酒屋で アルコールを飲むという事は

いいかえれば

消費の末端で お客様に最も高い価格で

呑んでいただくという事です。


つまりは

同じ銘柄でも 家で呑む時と 
一夢庵で呑む時では
確実に一夢庵で呑む時のほうが 
美味しく飲んでもらわないと
駄目!


と言う事です。

味わいだけでなく 

雰囲気や 料理もろもろ

トータルのバランスが

求められます。



それと同時に

それぞれの蔵元さんとの関係は

なぁなぁではだめだという事です。


蔵元さんは 造り手!

私は 売り手!

時には お互いプロとしての立場で

意見交換は 必要だと思います。

当然

その橋渡しをしていただく

しっかりとした プロの酒屋さんの存在は

必須条件です。



数量を売り 売り上げを増やす事も

大事ですが

それと

同じぐらい

居酒屋家業を していくうえで

大事な心構えは

必要だと 確信しています。



居酒屋に限らず

全ての 仕事に関して

“自分の職業や仕事に対しての誠実さ”

忘れたら アカンのではないでしょうか。








テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

食中酒としての本格焼酎 11
一夢庵は

今 何軒かの酒屋さんから

本格焼酎を 仕入れています。

すべて 正規のルートの流通で

定価で 仕入れています。

訳の分からん ルートやネットでは

仕入れません。



先日 仕入れた焼酎の一升瓶に

巻かれていた新聞紙は

姫路では ほぼ目にすることのない

南日本新聞。

ふと その記事に目がとまりました。


『島を潤す。』 奄美黒糖焼酎と

タイトルが ・・・。


焼酎ブームを過ぎて

黒糖焼酎の消費が県外消費の割合の低さ。

黒糖焼酎の認知度と知名度の低さ。

についての事が書かれていました。



私が思うに

たしかに世間一般的には

知名度は 低い事はぬぐえませんが、

一夢庵の中では

黒糖焼酎は ある一定のポジションは確立しております。


一夢庵は 数量を売る事は 

出来ませんが、

黒糖焼酎とは どんな焼酎で

どういう風に 造られているという事を

お客様に案内しながら

地道な”本格焼酎布教活動”を展開しております。

(まあ 黒糖焼酎に限った事では無いですけどね)


その記事の末文は

『島内だけでなく、島外に目を向けなければ生き残れない。』

と 記されています。



経営的な面で 生き残る事を目指すのは

あたりまえのこと!


数量を売るだけを目指すのなら、

大手のスーパーチェーンの流通などに

乗っかっていくしかないじゃないですか!

しかし

ほんとに 黒糖焼酎が

世間に認知され 根付くには

それでは駄目です。



私が思うに 黒糖焼酎は

本格焼酎の中でも

とりわけ 地域性が強い焼酎です。

ましてや そういう地域性含め、

飲酒するという事を

“文化”にまで 高めていってこそ

だと思うのです。


いみじくも

今日 ある酒屋さんに

一夢庵を称してこう表現されてしまいました。

『しおたに君の やっている事は 言葉は悪いけど
 古い旧式のやり方だ。』



実に 一夢庵の事を理解している言葉です。

対面商売で カウンターを通して

私の意見を キッチリ 述べさせていただき、

そのうえで 料理と焼酎を 

お客様に 評価していただく・・・・。

“居酒屋での酒飲み文化”を 私なりに

一夢庵で 構築したいんです。

だから 『古い旧式の商売』が

それを貫けるやり方だと 

わたし自身 信じているからです。


それと同じです。



数量重視なら いくらでも やり方はあるはず。

というか

今の日本の商売のあり方は

商いではなく

ビジネスになり過ぎてるように感じます。

特に

酒のように 

嗜好品として造られるものに 数量重視では

問題ありだと思うのです。


焼酎蔵の 全てが 霧島酒造さんにはなれないのです。

霧島さんの売り上げ・成長は

確かに魅力的ですが

あの品質を あの価格で維持しながらの

拡大には

霧島酒造さんの企業努力は

想像すらできない困難な道のりではないでしょうか。



その一方で“こだわりの〇〇”とか

“幻の〇〇”などと

焼酎の品質とは別のレベルで

ただ単に 希少性であったり精神性を売りにするやり方は

今の 賢い消費者には 通用しないことすら

理解していないもしくは 理解しようとしない

売り手も多いのは それ以上に問題です。


そうじゃないやり方を見つけて

コンスタントに売れていくやり方を

つくり上げることこそ

黒糖焼酎の普及と認知の為の戦略ではないでしょうか?

(これも 黒糖焼酎に限った事ではありません。)



知名度や 認知度の低さを嘆くようでは

レベルが低すぎます。

よその蔵元と比較し、真似しても

不毛です。

いつまでたっても“文化”として根付きません。

“流行りものは 廃りもの”の域を

突き抜けてこそ

しんどいけど やりがいがあると

思います。




私は いつも その気持ちを忘れないように

暖簾を上げています。








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水くみ
水くみに 行ってきました。

路面の積雪は 大したことなく

拍子抜けするほど

すんなり たどり着けました。



誰も 居なかったので

ほんの15分ほどで 汲みおわります。


水くみ場の 近くには

鷹が 生息しています。


今日は 水辺に 5~6羽いました。


トンビと違って

鷹は 精悍な感じがします。

車を止めて しばらく眺めていました。



今の時期は 何を食べているんでしょうか?


夏場は 早朝に水汲みに行くと

ヘビを捕まえた鷹をよく見かけます。



自然の中に生きている

動植物の 力強さは

すごいとしか いいようがないですね。












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おっさんの 思う事
今日も

赤穂の坂越に 

牡蠣を仕入れに走ってきました。


片道 およそ40分ほど

最近は 道路の混雑も少なく

おもいのほか

早く着きます。



今シーズンの牡蠣も

シーズン当初どうなることかと

心配しましたが

年明け以降 

グングンと 成長し

旨味も かなり のってきました。


一夢庵で仕入れる牡蠣は

1キロで 8~9個

もう 例年通り!!

完璧に 一夢庵基準に達しました。



坂越までの道中に

相生の火力発電所があります。


今年は 

フル操業なのでしょうか?

プラントの あっちこっちから

蒸気が立ち上っています。


ちなみに 姫路の火力発電所も

ガンガン 稼働しているようで

部屋の窓から

立ち上る蒸気が 見えます。



電気予報なる

ものが 発表されていて

電力の需給状況が でていますが、

私が思うに 

疑問しかありません。

100% 越えれば ブラックアウト

するのでしょうか?

そもそも

あの電気予報の数字が

正確かどうかは

確かめようがあるのでしょうか?

今 電力会社さんは

発電すればするほど 赤字です、

燃料代と電気代が 逆転していますもん、

穿った考えをすると

電気予報の数字を 

多めに発表している??なんて事すら

考えてしまう 私は ダメ人間なんでしょうか?



まあ そこまで疑いだせば

キリがないので 信用するしかありませんね。

私の生活は 

当然ながら 電力なしでは

今の水準は 保てません、

電力会社さんを 責める気は

毛頭ありません、

むしろ 

改めるべき事を改め

改善すべき策を講じ

電力供給を 確実に

お願いします。

現状では 関西電力さんに頼るしか

私にはどうしようもないんですもん。



今 現在の日本は

潤沢な電力が

当たり前にあるという上に

成り立っている社会が出来上がっています。

原子力発電の電気も

万博の時には 拍手喝采でした。

新しい時代の幕開けの象徴の一つでした。

その後

私は 電気 ガス 水道は 当たり前に

あり過ぎて 空気を同じぐらいに

感じていました。

実は いまでも そう思い続けていたいと

考えてしまったりします。


そして

私は 裏側に潜む リスクを忘れていました。



全ての物事は

発電だけでなく リスクが付き物です。

リスクのないモノなんて 存在し得るのでしょうか?


自動車を動かせば

事故をするかもしれないリスク。


携帯電話を使えば

電磁波がどうじゃのこうじゃのというリスク。


お金の使い方や借り方を間違えば

人生を狂わせるリスク。


美味いからと言って

呑み過ぎれば 健康を害する

アルコールのリスク。


火力発電には 化石燃料を使い

その燃料代含め 電気代も いまのところ

どうなるかも 不確定であるリスク。


自由であるという事を

思いっきり甘えて享受し、

自分の立ち位置を確認しないまま

自由を突き詰めていくと

リスクは 

無限大に増えてしまう気がします。



現代社会では 必要不可欠なものですら

リスクは存在しています。



このまま 電力事情の

はっきりしない しかも 

電気代が 値上がりが予想される日本。


電力事情の不安は

経済状況に いい影響を与えるとは

到底思えません。


電力の話は この国の一側面にすぎません。



そもそも ここに書いている事なんて

私のちっぽけな頭で考えた

ちっぽけな考えの一つです。






日本は 資本主義国家だと私は

思っていますが、

このままいけば

権利ばかり主張する者が 増え

中途半端で だれもが 責任も覚悟も

持ち合わせない 

社会主義国家になってしまうのではないか

なんて事も思ったりします、

下手すれば 

すでに 社会主義的思考が 

国民や 政治に 蔓延してませんかね?


この国の 

これからのグランドデザインを示すこともせず

その場しのぎの

行き当たりばったりの

政策や 政治が 

当たり前のように

行われ・・・・。



そして とどのつまりは

世の中の“まじめに働き”

“納税”している 大多数の人間ばかり

負担が 雪だるま式に 増えていくように

思えてなりません。



頑張っている人が

頑張った分報われて 普通に暮らせていける・・・。

そんな事すら 

難しい時代なんでしょうか?



負担が増えるにしても

なぜそう考えるようになったのか

その根拠と

それに伴う

納得のいく説明と

その責任は 誰がとるのか。

(今の政治家は 選挙にさえ当選すれば
 知ったこっちゃないって 言い放つ
 “ルール無用の悪党”に早変わりです。
 そんな既得権益に胡坐をかく連中に
 何を期待すればいいのでしょうね。
 誰か教えてください。)


せめて そのぐらいは

明らかにしてほしいと思っています。















復活
昨日は 一日 横になっていました。

おかげさんで

体調 復活です。



寒いというよりも 冷たいと感じる気温ですが、

無理をせずに ボチボチ 行きます!


よろしくお願いします。
本日 臨時休業します。
本日 一夢庵は

臨時休業します。



ちょっと 寒気がしてきました。




食中酒としての 本格焼酎 10
まあ 今年も

早いもんで 1月が 終わちゃいました!


もう日付変わって 2月です。


おかげさまで なんとか ボチボチの一夢庵です。



31日の営業も終わりかけた 23時前に

知り合いの酒屋さんが 来てくださいました。

もうお孫さんもいらっしゃる 

言わばベテランの酒屋さんです。

流石に経験と知識が豊富な

酒の大先輩です。


その話の中で

黒糖焼酎の話が出ました。


その酒屋さんには

黒糖焼酎ではなく

南大東島でつくられている

ラムを 扱っておられ

私も 勉強にと思い

一本買って 以前

呑んだ事があります。


和の雰囲気を感じますが

やはり ラム!

黒糖焼酎と違って

いくら水割りしても

食中酒としては 

無理がかなりあるように思います。


一方 黒糖焼酎は

水割りでも 湯割りでも

食中酒として

十分いけます!!



単純に

黒糖焼酎の事を

和製ラムと言っては

駄目ですね。


全く別物の 酒です。



サトウキビを搾った汁を

直接 発酵 蒸留した ラム!


サトウキビを搾った汁を煮詰め 黒砂糖の塊を作ってから

米麹を使って 発酵・蒸留した 黒糖焼酎。



もともと 糖化している原料なので

酵母を加えるだけで アルコール発酵するのに

わざわざ 米麹を掛けて 

造るように

酒税法で決められた 黒糖焼酎は

これまた 奄美地方でしか 

製造が認められていません。

実に 制約の多い黒糖焼酎ですが、

別の言い方をすれば

世界に類を見ない 独特な製法の

地域性の強い 酒です。


奄美には いつか 行かねばならんです!!

この眼で 現場を見たいです。

一夢庵 オープン時から

黒糖焼酎を扱っているのに

まだ 奄美には 行けてないんですよ!!



香りは 甘く感じる黒糖焼酎ですが、

蒸留酒ですので

当然 糖分はゼロ!


一度はまれば ドップリはまる黒糖焼酎!!!






本格焼酎の世界も

なかなか 奥が深いです。













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