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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
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しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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仕込み中に ふと 思った・・・
ここ数年 

今までにないぐらい

本を読んでいる。


今年は 古事記編纂1300年と言うこともあり、

古事記の現代語訳を読んでいる。

古事記の勉強をしているわけではないが、

何度も繰り返して読んでいる。


古事記に限らず

何度も読んでいると そのつど 新たに気付かされることが多い。




何度も読んでいると

その文章 その物ではなく、

“その行間”に込められている

“文字では ない文章”に気付く。


びっしりと文字で埋め尽くされている本でも

行間に込められた 何らかの意思は 存在していると感じる。



最近は 

すごく読みやすい 文字が大きく

余白のたくさんある本が多く出版されており、

上っ面を読むだけなら

小一時間で読み切ってしまう。


ところが

それこそ 余白が大きい分 その行間に込められた

作者が意図的に文章にしなかったであろう

伝えたかった“本質”は

でかいような気がする。




それを読み取るのは

読む側に委ねられているだけに、

見えたり、見えなかったり、

意図している意味とは違って感じたり、・・・・。




そういうことを 

感じながら本を読むのは楽しい、

かといって 

力づくで 無理やり 行間を読む必要もないので、

その時の 気分で

感じる時もあれば 感じない時もあるじゃん、って

くらいの気分で読むのが、

一番 私は 楽しい。


読書に限らず

何事に関しても

繊細すぎる感受性や

こうでなきゃ駄目だと思う固定観念や

力み過ぎて 柔軟性を失った状態は

逆に 楽しみを奪ってしまうのかもしれないな~~。


























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まわれプロペラ!島から島へ 焼酎の旅 18
気がつけば もう11月も20日をすぎてる!!

なんだこの早さは!

さて 宮崎の話を並行して

喜界島の話を進めていこうかね。



喜界島の2日目

朝日酒造さんの朝礼に参加させていただいた後

喜禎さんご家族の案内で

島内を 巡った。


サトウキビ畑の中の 一本道。
一本道




東経130度の ライン

日本の標準子午線が 明石の135度

思う以上に 兵庫県と喜界島は 経度の差がある。
東経130度



通称“ハワイ”と 島の人が名付けている砂浜に

誰に対して 寄贈したのか

比嘉建設さんは この石碑を 設置したたらしい・・・。

ハワイ?

なんて おちゃめで おおらかなんだ!この島は!!


隆起サンゴ礁の島の海岸の岩は

よく見ると 古い珊瑚。
通称ハワイ





島の一番高い山の頂上からの眺めは

集落が 防風林で囲まれ サトウキビ畑と

それぞれの集落が道でつながっていることが 俯瞰でよくわかる。
喜界島 最高地点




ヤギが 道端の囲いの中に 飼われている。

ここで

喜禎さんちの 御嬢さんの一言。

『パパ~~、ヤギくさい!!』

喜界島のヤギ

確かに あまりいい臭いではなかったが・・・(笑)。




大きなガジュマルの木。
ガジュマル



テレビのロケにも使われた 鍾乳洞。
鍾乳洞

喜界島に 昔は 数多く生息している

オオゴマダラ
オオゴマダラ


綺麗な蝶だが

幼虫は これ!
幼虫


この蝶の生息地を 保護するために

地下にトンネルを掘って 造られた

地下ダム!

島の 灌漑用水として重要だ。

そのトンネルの内部は 見学が 自由にできる

地下ダム1


それと

戦争中の 多くの遺構。

戦闘指揮所跡。
戦闘指揮所跡

飛行機を 隠す為の 掩体壕
えんたい壕



それに 喜界島空港自体が

戦争中の飛行場を 今に残している。


空港の敷地の片隅には

この地から 出撃していった数多くの戦闘機・・・。

大戦の歴史を 今に伝えてくれる 慰霊碑。
喜界島の慰霊碑



歴史と向き合うことも

今に生きる私の 必然だと考えている。



それぞれの土地に それぞれの風土があり

それぞれの歴史がある。



言うなれば 

奄美諸島だけで 製造が許可されている

黒糖焼酎も

その土地の風土の一つだ。




つづく


宮崎弾丸ツアー04
朝晩の冷え込みは

11月らしい 感じになってきました。

このまま 寒くなってくると

海の水温も ぐっと変わってきます。

そうなると

赤穂の坂越の牡蠣も 旨みが乗ってくるんですわ~~!!

牡蠣は もう少し待ってくださいませ。

今日は 普通に営業しまっせ!!




さてと

宮崎の話の続きです。

前回は 

鵜戸神宮のご神宝を 拝観させていただき

神宮を後にしたところまででした。



鵜戸神宮は 

山幸彦と 海の神様の娘 豊玉姫の子供

鵜茅葺不合尊(うかやぶきあえずのみこと)を主祭神に祀っておられます。


鵜戸神宮を後にして

次に向かったのは

その鵜茅葺不合尊の父である 山幸彦(火照尊)が

海の神様の宮殿から 帰ってきて

暮した場所と言われる場所、

青島神社を 訪れました。


宮崎交通の 路線バスで 移動です。
宮崎交通 路線バス


鵜戸神宮から 青島神社まで 30分ほどです。


どんよりとした雲でしたが、

雨が降ることもなく、暑くもなく寒くもなくでちょうどいい感じです。

神社の案内板に

わかりやすい 神様の図解がありました。
神様の家系図




拝殿に行くと

どなたかわかりませんが、

偶然 挙式が執り行われておりました。


神前式は やはり いいもんですな。
青島神社 拝殿






うっそうと茂った 南方の植物に囲まれた神社は

一種独特の雰囲気が漂って、

不思議な感覚でした。






つづく



本日臨時休業。
本日 

一夢庵 臨時休業いたします。



急に 出かける用事が出来てしましまして…。



いつも ながら急で 申し訳ないです。



明日は通常に営業します。







まわれプロペラ!島から島へ 焼酎の旅 17
11月も もう半分が過ぎようとしています。

まあ 光陰矢のごとし!

今年も あとひと月半ですな。



さてと

喜界島で

朝日酒造さんの蔵を案内していただいたその夜

一杯呑みながら

『もしよければ 朝礼で 一言いただけませんか?』と

言うことで

翌朝 朝日酒造さんの朝礼に

参加させていただくということと

私が 何か皆さんの前で一言と言うことは

この時点で決定!



程よく 酔いがまわって

気持ちいい夜でした。 



宿泊は 喜界第一ホテル。
喜界第一ホテル


余談ですが 大泉洋さんが出演されている

『水曜どうでしょう』の 喜界島リアカー一周の時に

テレビに 映っていたホテルです。



フロントの方が

『大きいお部屋を用意 しておきましたよ。』と

いうので 
 
どんな部屋かと思うと

なんと“トリプル“の部屋だったのです。

でかいベットが 3つも並んでいます!

確かに“大きいお部屋”には ちがいありませんが・・・。


私と家内 二人に ベットが3っつ!!




結局 家内が 一番窓際のベット

真ん中は使わずに

私は 壁際のベットを使うことにしました。




そういえば この旅行で

宿泊した

国分市内の某ホテルは

ツインの部屋でしたが・・・・・・

ドアを開けた瞬間から

確実に“違和感“のある部屋でした。

間取りも 妙なのです。

二つあるベットが 逆向き、つまりは 頭の向きが

互い違い・・・・。、

しかも 片一方のベッドの頭側の上は

入ることのできないデッドスペースがあり、

テレビを見る事が出来ない向きですし・・・・。


ベッドの高さとほぼ同じ高さに 窓!

なんだか 外に落ちそうな感じすらするのです。


幸い その部屋では 何も起りませんでしたが・・・・。

風呂に向かう 渡り廊下は

確実に“なに”かが居た気配と

ものすごい視線を感じる廊下でしたね。




まあ それはさておき

話は 喜界島の2日目の朝!


朝日酒造さんの朝礼に参加させていただきました。

朝日酒造朝礼

まずは 体操から!

そして

朝日酒造朝礼 挨拶


ちなみに 喜禎氏の 突然の無茶ぶりで

家内も 皆さんの前で 話していました。


家内と二人の一夢庵で 朝礼をすることは

まずないので、

このような機会を与えていただけたのは

とても 有意義でした。



社屋の事務所の棚には

朝日酒造 昔の瓶


かなり昔の朝日酒造さんの 瓶。

泡盛と書かれています。

昔は 黒糖焼酎ではなく

泡盛を造っていたそうです。




つづく

シンプル?
こうやって カウンターで

商売していると

いろんなことに気付かせられる。



カウンターの ちょっとした会話の中の

ふとした拍子に ふと“本音”を 

私に 言って下さるお客様がおられる。


私も そのことに対して

私なりの本心からの言葉を 伝えようと

私ごときのちっぽけな経験を踏まえた 

何かを 言う。





若い方は 全ての事に対して

“勢い“がある。

ある意味 当然のことで、 私自身も いま振り返れば

若さは 勢いと 馬鹿さ で 乗りきってしまった感がある。


(私の場合は 馬鹿さ加減だけで 乗りきってしまった感が 非常に強い。)


“勢い“が 強いと その分“壁”にぶち当たると

“はねっ返り”も大きい。

その“はねっ返り”の強さに

驚き 時に ビビってしまい、

次の一歩を 踏み出すことを躊躇してしまう・・・・




勢いよく壁にぶつかり はねっ返る。

なぜ ぶつかった?

なぜ そんなにも前を確認せず そんな勢いで 突っ走った?

反省点は 多々あるはず。



同じミスを繰り返さなければ それでいい、などと

簡単に人は言うが

はたして そうなのか?


ぶつかることを 恐れては 前に進めない場合もあるが、

言いかえれば 

痛い思いをして ぶつかり続けないと 前に進めないのも 

あまりに 知恵がないんじゃないかと

ふとした拍子に考える。



知識を 知恵に変換して、

知恵を 行動に反映し、

その行動に 己の心を こめる。



シンプルな思考は シンプルな行動で、

シンプルに表現でき、しかも 美しい。

そう思って

日々 仕事をしているが、

なかなか シンプルに表現するのは

シンプルゆえに

難しいな~~なんて

思っちゃうのよね~~。






なんだか シンプルには程遠い

難解な文章を 書いてしまいましたが、

妙に 私自身が 

気に入った文章なので、

このまま アップしちゃいました。



まわれプロペラ!島から島へ 焼酎の旅 16
宮崎の弾丸ツアー話も

書かないといけないのですが、

未だに

夏の 九州蔵元巡りの話が 途中になっているので・・・。




前回は
 
サトウキビから 黒糖を作っていた製糖工場のはなしでした

では続きを!




喜禎さんに 朝日酒造の製造の要

蔵の中を案内していただきました。


写真をとってもいいですよとは 許可を得ているものの

ネット上に あげるのは ちょっと抵抗があるので、

ここでは 一枚!

黒糖焼酎ならではの設備で

他の種類の焼酎蔵には見られない“黒糖の塊を溶かす”

溶解設備。

朝日酒造 蔵

中に 黒糖の塊と 水を入れ、

まわりから湯煎の要領で 温めて 黒糖の水溶液をつくります。

それを 米麹・酵母とあわせて 発酵させて

黒糖焼酎のもろみを作るのです。



以前にも書いたのですが、

黒糖焼酎は サトウキビの絞り汁を そのまま使って仕込むことは

酒税法で 認められていません。

あくまで 黒糖を作ってから 仕込まないと 酒税法違反になってしまいます。

ですので

黒糖の塊を また 溶かして仕込むことが 必須になってくるのです。



蔵の中は 訪れた8月は 仕込みをしているのではなく

掃除とメンテナンスの時期です。


蔵の写真は お店に来ていただければ お見せすることができますので、

宜しく!



で、そのあと

貯蔵庫に案内していただきました。

朝日酒造貯蔵庫

ものすごい 綺麗な貯蔵庫で

この場所では 絵の展覧会や ミニコンサートが 開かれたりする場所でもあるのです。

この下は 

朝日酒造貯蔵庫 タンク

このように タンクが 並んでいます。

蒸留後 眠らせて熟成したのち

度数を 調整し 瓶詰めして出荷と言うことになります。



いまのところ 100パーセント喜界島産では ないようですが

ゆくゆく将来的には その方向で

サトウキビ造り 米作りにも 

力を入れられている そんな朝日酒造さんの設備の一部です。


つづく
本格焼酎の飲み方
ふと 気がつけば

祭が 終わって はやくも一か月。

11月も 10日が過ぎていきます。




さて 

今日は 久しぶりに 

焼酎の呑み方を ちょっと書こうと思います。



一夢庵の常連さんには

今更ながらという話なのですが・・・。

常連さんや 焼酎マニアだけが

焼酎を飲むわけではないんでね・・・。





お湯割りを 呑む時

焼酎に 何か入れますか?


梅干し・・・?


確かに 梅干しを入れて呑んだほうが

いい感じに味わえる焼酎も あります。

甲類の焼酎などは やはりちょっと味が ほしいですし、

甲乙混和の焼酎なども そうかもしれません。


何より 個人の嗜好があるので

一概には言え無いのを承知で

ちょっと 読んでくださいませ。



一夢庵で 扱っているような

乙類焼酎(本格焼酎)は

甲類や 甲乙混和と比較すると

それぞれの銘柄に それぞれの香りと

それぞれの味わいが 特徴です。


ですので 私としては

できるだけ 何もいれずに飲んでいただきたいのが

本心です。

梅干しが どうしても欲しい と言われる方には

『もしよければ お湯割りに入れるのではなく 
 ちょっとづつ食べながら 呑んでみてほしいな~~。』

なんて 一言 添えます。



実際 一夢庵にも 料理に少し使うので

梅干しは ありますが、

お湯割りに使うことは ゼロです。

ちなみに レモンなんかもそうです・・・。



いままで 九州各地の蔵元さんと

一緒に呑んでいても 

誰一人として お湯割りに何かを入れるということは

しません。

その本格焼酎 その本来の 香りと味わい 

そのバランスと風味を 楽しんでおられるからだと認識しております。


飲み物の中に 何かを足すということは

良くも悪くも

本来のバランスを崩すということに 

他ならないのではないでしょうか?

お湯割りも 厳密に言うと 焼酎にお湯を足してはいるのですが、

味付けは していません、

アルコール度数を下げてはいますが その分 丸やかさであったり

体への負担を和らげて 尚且つ

本格焼酎本来の持つ”バランス”は 崩してはいません、

むしろ

本格焼酎のもっているバランスを 

さらに整えているような気すらします。


こうなると“水”も大事!

水道水では やっぱ駄目だな!

一夢庵の立地の水道水は 正直 カルキが強い。

御代金をいただいて お客様に呑んでいただく

お湯割り・水割りは できないと考えてるので、

水を汲みに 毎週のように出かけるのです。


ある意味 “水汲み”は 私の自己満足かもしれませんが、

それが 一夢庵のお客様に対する“責任”の一つですもん。




よくよく 考えると

本格焼酎(乙類)も 甲類焼酎も 甲乙混和焼酎も

全てが

“焼酎”という 一つの言葉で 

世間一般に言われていることが

そもそも おかしいのではないかと 思います。



清酒でも 

普通種もあれば 本醸造酒も 純米も あることは

かなりの 認知度があります。



焼酎の業界も

甲類 乙類 甲乙混和が あるんだよという

世間一般の方への 

アピールを 積極的に行うべきだと

今更ながらに感じます。


甲類には 甲類の良さがあり

乙類には 乙類の良さがある。

そういうことを含め

それぞれの違いを

焼酎にあまり興味のない方へ

広く認識してもらうことは

何より 焼酎業界の発展に つながるような気がします。


実は 昨日

一夢庵にはじめてお越しになられたお客様の

最初の飲み物の 御注文が

『梅焼酎』でしたので

家内は ちょっと考えた後で

『梅干しを入れたお湯割りの事でしょうか?
 当店の 焼酎は 梅を入れなくても 
 十分美味しく呑んでいただけると思うので
 もしよければ 梅なしで 呑んでみませんか?』と

御案内して

先日 今年のバージョンが 出たばかりの

大分 藤居醸造さんの お湯割り泰明22度を

お湯割りにして お出ししたところ

お口に 合ったようで

おかわりも頂きました。


昨夜は こんなことがあったんですよ。






一夢庵は ちっぽけな店ですが

姫路の片隅から

小さいなことからコツコツと

焼酎布教活動を

地道に続けようと思います。


また

播州姫路の人に合う 味付けで

焼酎にも バッチリいける料理を

見つける旅を 家内と一緒に 続けようと思います。




とある日の 宴会

ある日の 宴会の様子の写真です。

みんなが 笑顔になれる ざっくばらんな宴会が

私は 大好きです。









こんなんでましたけど!!
秋も深まってきてますな~~。


お待たせしました!

静岡は 駿河湾 由比から

新物 秋漁サクラエビ!

入荷です!!


おなじく

由比から

生しらす入荷!



こんなんでましたけど~~~~ん!!

生しらす丼!

 
太子町 M氏の お米



夢前町の 紫黒米 と 同じく夢前町の 赤米を



宍粟市の 天然水で 

炊き

駿河湾 由比の 生シラス を ちょこっと味つけて

ご飯の上に!!


市川町の 田隅さんの卵(黄身だけ)

白身は あとで 私が食べます♡

ネギは 

赤穂の塩ネギ!

ゴマは 

佐用町の 金ごま!


これで どうだ!
宮崎弾丸ツアー03
さてさて 今夜の姫路も

足元から ひんやりとした空気が 伝わってきます。

このまま一気に冬になるんでしょうかね?


これからの季節は 食材 特に魚が 旨くなってくるのが多くて

仕入れに迷います。




で 鵜戸神宮の続きです。

ご神宝の事を調べていたら

こんな動画を見つけました。

鵜戸神宮 特別公開


ご神宝は写真撮影は もちろん禁止だったので、

これを見ていただくほうが

手っ取り早いかな。



こういう ご神宝は

その真偽を疑い出せば キリがありません。

しかし

その存在の本質は それが本物か偽物かということでは

ないと思うのです。


映像の中で 宮司さんが おっしゃっていた通り

古の昔のご神宝を 拝観させていただくことで、

21世紀に生きる我々の心のどこか、

精神的な部分での なにかしらの“糧”になるように思うのです。



今 21世紀と言う暦を 

何の気もなしにつかっていますが、

世紀と言う暦は 西洋から伝わった暦です。

日本には 

元号と干支の暦が あり、

江戸時代の後期 皇紀という暦も 使われ始めていました。


皇紀と言うのは 神武天皇が即位されたときから何年と言うことです。

ちなみに 今は 西暦2012年 皇紀で言うと 2672年です。

西暦に 660を 足せば 皇紀何年か 即座に分かります。




話がそれましたが

古事記が伝えている話の中に出てくる

『潮盈瓊』 『潮涸瓊』

自分の目で見ると

自分の心のどこかで 忘れそうになっている日本人としての

精神的な部分での主体性を

よび起されるような感覚を覚えました。


映像の中にもあったように

『日輪瓊』(にちりんのたま)



岩笛、

明治天皇の 御遺品、

小村寿太郎の書も

展示されておりました。

行幸

この建物の一室に ご神宝は 展示されていました。




皆さんが どうお考えで

どうお思いになるかは 

分かりません。

でも

いろんな価値観が 溢れすぎて

足元を見失いそうになっている今の時代に

古事記のような いにしえの書物から

得る事の出来る

日本人として・一人の人間としての 大事な何かを

見つめ直すことは

これからの人生に 意義を見つける為の 

重要なことの一つではないかと

思いました。


旅の記念に

“鵜戸さん参り”と書かれた 笠を購入して、

折角なので 笠をかぶって

鵜戸神宮を あとにしました。

鵜戸さん参りの傘




つづく










宮崎弾丸ツアー02
朝晩の 冷え込みが

日に日に 強くなってる様な気が・・・。

今日は 立冬でした!


昨日 長崎の島原半島 口之津から

久保酒造場の 久保さんが

ふっらっと 立ち寄ってくださいました。


久保酒造場さんも 今年に法人化され

株式会社になられましたが

社長 久保さん 
副社長 奥様 
専務 息子さんの 3人の会社です。

造っておられる銘柄は たった一つ!

青一髪(せいいっぱつ)のみです。

麦麹・麦の 100パーセント麦焼酎。


久保さんのお人柄と同じように 優しい味わいの 麦焼酎です。



さてさて

宮崎弾丸ツアーの続きですな。



宮崎空港のバス停 2番から

日南・飫肥方面行に 乗ります。

鵜戸神宮までは およそ1時間。

のどかなバスは のどかな風景の中を

のどかに 走っていきます。


『鵜戸神宮参道入り口』で バスを降り、

ほどなくすると

参道の入り口に つきます。


新しく整備された 参道もあるのですが

せっかくなので、

古い 石段の参道を 通って行くことにしました。

旧 参道


同じバスから 降りられた人も 同じように 古い参道からお参りです。

この石段も 相当の参拝の人が 通ってきた古の道なのでしょう。

石がすり減って 真ん中がへこんでいました。


本殿の前は すぐに日向灘です。

海の神様 綿津見大神の娘 豊玉姫命が 

山幸彦の子供を産むために 海から やってきたところとされています。

鵜戸神宮 本殿前

左に見える 鳥居の中が 本殿です。

ここに 鵜の羽で 茅葺の産屋をつくり 子供を産もうとしたのですが、

鵜の羽の茅葺が 出来上がる前に 生まれたのが

鵜茅葺不合尊(うかやぶきあえずのみこと)です。

鵜茅葺不合尊は 

神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)の父です。

神日本磐余彦尊は 後に神武天皇です。


鵜戸神宮 本殿


朱色の本殿では 七五三のお参りが 

執り行われておりました。


この岩の穴の中・岩場の海岸を見ながら

古事記に伝わる 神々の話に

思いをはせるのは

楽しかったです。



そして 本来の目的である。


『潮盈瓊』(しおみつたま)

『潮涸瓊』(しおふるたま)を

拝観頂くことにしました。




つづく


宮崎弾丸ツアー 01
11月ですな~~。

九州の それぞれの焼酎の蔵元さんでは

今シーズンの焼酎造りも 本格的にスタートし始めています。

しかし

なんで こうも 日がすぎるのは 早いんですかね~~。



まあ 私らしく 行くしかできないので

じぶんの人生を 自分らしく表現していくしかないですな~。




先月の末、

ニュースの中に 気になる記事を見つけました。

宮崎の 鵜戸神宮で

古事記編纂1300年を 記念して、

『潮盈瓊』(しおみつたま)と『潮涸瓊』(しおふるたま)の

特別公開が 11月の3日4日と 2日間限定で

行われるという内容でした。


鵜戸神宮には 過去にも
 
1度 お参りさせていただいたこともあるのですが、

ものすごく 気になって 気になって 仕方ありませんでした。


家内に話をすると 家内も 気になるらしく、

弾丸ツアーで 行くことを決め、

早速 ネットでチケットを段取りしました。

うまい具合に 

飛行機は 早割の特割が 使えるし

帰りの夜行バスも 特別割引期間だし

現地の 路線バスも 一日フリーパスがあるし・・・。


金銭的にも かなり お得な段取りが出来上がり、

『はやくも 御利益か?』と!!




で 4日の早朝

姫路から 神姫バスのエアポートライナーで

伊丹空港へ。


搭乗口に 着くと

機体整備のため 出発が遅れるとの表示・・・・。


8月の 喜界島行きの飛行機といい

なんだか 

我々と 飛行機の相性は いまいち噛みあいません。

というか 

巡り合わせは 悪いです。


とはいえ およそ30分遅れで

何とか離陸・・・・・・。

土佐湾 上空 


四国上空 土佐湾と室戸岬を

眺めつつ あっという間に

宮崎!!


『あっという間の空路は まさに“天孫降臨“な感じやな~~。』

と かなり不謹慎なことを

おもいつつ、

バス停に向かうと

飛行機が遅れたせいで

1時間待ちなのです・・・・・。
宮崎空港 バス停



(しかし このことは 後々 神様の大いなる思し召しか?と
 思うようなことの 始まりでした。)


宮崎空港の のどかな景色の中に

伊丹空港で 宮崎行きを 待つ図


刺繍バリバリの スカジャンと 

これまた 刺繍バリバリのデニムを まとった

青い眼鏡の男は 明らかに

異質な感じに・・・・・・。

ちなみに 家内も 刺繍バリバリのスカジャンを 着ています。





つづく