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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
プロフィール

しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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一夢庵の路線
お客様が お店を大事にしてくれるってことは、

どういう事なんだろう?


一夢庵では

お客さまに よくこんなことを言われる。

『ここは あんまり広まってほしくないから、誰にも教えたくない。』

とか

『マスター、悪いけど 会社では ここのことは秘密にしてるから。』

などなど・・・。



以前の私なら

『そんなこと言わないでよ~~。』って 思ってたが、

今は 

『OK!ありがとうございます。』って

思うようになってきたし、

そこまで 言ってくださるお客様のお気持ちが

本当に心から ありがたい。




『ハイボールください。』って言われても

『すいません、うち 置いてないんです。本格焼酎ばっかりで・・。
 じゃあ こんなのは どうですか?』



ちゃんと言えるように なりました。


ほとんどのお店なら

ハイボールを ご用意するのだろうけど、

一夢庵は 絶対しない。

なぜなら

いままで コツコツ頑張ってきた 本格焼酎路線から

外れてしまうからだ。



まあ あまりにも 本格焼酎路線に頑なに偏っている

一夢庵のスタイルも 逆に どうかとは 思う事もあるけれど、

そのスタイルで 今まで来たんだから これからも やるしかないな~~。(笑)




難しく考え過ぎても 変になるけど、

お客様のお気持ちや 信頼を 損ねることは

絶対 したくない。

ましてや

自分が こうだと決めて 本格焼酎路線で

やってきたんだからね~~。




本格焼酎の提供の仕方や

料理も 

一夢庵のスタイルを“間違わない“様に

私自身が 肝に銘じている。






大手の企業が経営してる

お店ならいざ知らず、

一夢庵は 私と家内の二人でやってきた店だから、

これからも このスタイルを貫けるところまで

貫いていったろやんか!と 思う。





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壱岐焼酎 確蔵2006
麦焼酎と

一口に言っても 

それぞれの地域 蔵元さんで

それぞれの特徴 それぞれの味わいが

あります。



ざっと 大きく括ると

麹に 麦を使っている 100パーセント麦の麦焼酎。

大分県の麦焼酎の特徴です。

一夢庵のラインナップでは

藤居醸造さんの泰明シリーズや トヨノカゼ・・・

久保酒蔵さんの久保・・・・

四ッ谷酒造さんの 兼八・・・

etc

他にも 長崎の久保酒造場さんの青一髪

宮崎の松露酒造さんの くろ麦・・・・。



もうひとつは

麹に 米を使っている麦焼酎で、

長崎県の壱岐で造られる麦焼酎です。

壱岐焼酎は 米麹 3分の1 麦3分の2の割合で

つくられています。

壱岐焼酎を名乗るには 他にも 条件があります。


一夢庵のラインナップで言うと

重家酒造さんの“ちんぐ”シリーズです。





その重家酒造さんの造る

“確蔵”という 壱岐焼酎があります。


確蔵は 麹に使用する米も 麦も 

全て壱岐の島の中で

生産された原材料で 造られた焼酎です。


“確蔵”は 出荷までに 蔵でシッカリ貯蔵熟成されております。



今 一夢庵にある“確蔵”は

2006年製造!

今年が2013年だから 7年熟成になります。


もともと

重家酒造さん酒質は

米麹由来の ほのかな甘みと

麦の豊かで まあるい風味が バランス良く

感じられる焼酎です。

それの 7年熟成となると

まあ 香りと風味 米麹由来の甘味に 麦の力強くも優しい風味が

絶妙。


常連さんの中には

ず~~~っと確蔵を飲み続けておられる方も いらっしゃいます。



麦焼酎と一言で言っても

大分麦焼酎に代表される 麦100パーセントの麦焼酎

それと

壱岐焼酎のように 米麹を使った麦焼酎を

一度 意識して 味わってみてはいかがでしょうか。


あと 麦焼酎って 全部が いいちこのように

すっきりさっぱりの麦焼酎だけではありませんよ。

一夢庵の麦焼酎のラインナップは

それぞれに 味わいの違いが わかり

それぞれの風味の違いが それぞれにしっかりわかる麦焼酎だらけですよ。(笑)



なかでも 確蔵 2006 お奨めの一本です!!
確蔵2006




おかげさまで 今週の営業も

無事に終了と なりました。


明日は定休日です。

いつものように 宍粟の山奥に

水くみに行ってきますわ~。

水汲みのタイミングで ゲリラ豪雨に 降られるのは

勘弁してほしいな~~なんて 思っとります。



では 皆様 ごきげんよう。


テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

事を始める時の 段取り。
何か 事を始めようとする時・・。



私は

まず 腹をくくる作業から始めます。

中途半端に取り組み始めると

気が緩んだ時に 中途半端で 辞めてしまったり、

諦めてしまったりしてきた 自分の苦い過去が

あるからです。



一夢庵の事なら

もう腹も括れてるし、覚悟も決めているので、

何事も 即決で 後悔もしないのですが、

身内のことだったり

一族の事だったりすると

今まで そういうことを 

ないがしろに疎かにしていた分だけ

なかなか ・・・・・。

というか

この歳になって やっと気づくことや

改めなければならん事に

初めて気付いたと言う方が

適切な表現かも知れません。



悩むというのではなく

覚悟をきめて

一歩踏み出すまでの段取りです。



さて

いつまでも だらだらと 決めきれないのでは

俺も まだまだ餓鬼ですな。(笑)








徒然に・・・・
お盆の間

ネットの環境から 遠ざかってました。






ちょっと真面目に話を
 
しておかなければならない事も あり、

久しぶりに 姫路に帰ってきた妹と甥っ子と

祖母を訪ね、

その後 飯でも食いながら ちょっと真面目な話・・・・・。



自分が死んだ後の話をしていました。


お墓の事やら

後々 だれが面倒をみるとかです。

妹夫婦も そういう話が 身近にある様で・・・






今の生活を 満喫しており、

仕事も 楽ではないけども

愉しむという点では ほぼ満点で、

死んだ後のことなんて

まるっきり思考の範疇にすら

入っていませんでした。


が、


とあるお客様の話で

『生きてる人間の言う事なんて アテにならない。」と・・・。


その方は 仕事柄 人間の死に関わる時もあるらしく、

不思議な体験も あるようでして・・・・。

そんな会話の中での

“その言葉”でした。


人間が この世に誕生してから、

古今東西、宗教を超えて、

必ず“お墓”があり、死者を弔い続けてきたことは事実。

お墓が無駄な存在な訳がない。と

おっしゃるのです。


その時 私は ものすごく納得してしまいました。




そんな事が あったのです。








『生きてる人間の言う事なんか アテにならない。』


いろんな意味で 考えさせられています。
一番の基本
いつも

休みの日に 姫路から およそ60キロ余り離れた

宍粟市の山奥に

水くみに行っている事は

もう 皆様には 周知の事実だと思っています。


料理も 飲み物も 生物にとっても

水は 一番の基本に なる物質だと 思います。



その道中

必ず 国道29号線沿いの 伊和神社を 

参拝をします。



伊和神社の本殿は 北向きに建立されております。

全国的に見ても 北向きの本殿は 珍しいです。


その境内の中の

摂末社の一つに

御霊殿があります。


御霊殿には

伊和神社の建立に尽力した 伊和恒郷命と

旧神戸村の戦死者と共に

万国の戦死者が

祀られています。



万国の戦死者とは

世界中の あらゆる時代のあらゆる戦死者を

祀っているという事です。


自分の国の 自分の村の戦死者だけでは ないのです。


この事を知ったのは

恥ずかしながら つい最近で、

それまで 何度も 参拝をしていにもかかわらず、

知らぬままでした。




私は 常々

今の世の中が いろいろ問題を抱えつつも 成り立っているのは

間違いなく 過去に生きた人たちの御蔭であり、

自分の ご先祖様だけでなく 全ての人の御蔭だと思っています。

歴史には 不幸にも数多くの戦争で命を おとした人、また 残された人が

いらっしゃいます。

敵 味方を超えて 全ての過去の人たちの

命に上に 今の歴史が 積み重なっているのだと

認識しております。



今日は 8月15日

大東亜戦争が 終わった日です。


ニュースでは 

静かな鎮魂の出来事と

やけに騒々しい出来事が

報道されています。



私は 攻撃的な見た目とは違い、

極力争いごとは避けます。


自分が頭を下げることで

その争いを 回避できるのなら、

いくらでも頭を下げ、

お互いを理解しようと 最大限の努力をする

生き方が できるようになってきました。


ただ

度を超えた理不尽な要求や 

協調性のない あまりに自分勝手な都合のよい考えを

騒ぎ立てるやり方には

“かわいそうな生き方だな”と

思わずには いられません。


“建設的な意見が出来なければ 口を慎むべし”

これは とある会の 会則の一つです。



怒りに対して怒りをぶつけるのは

建設的ではないし、

不毛です。



今のご時世に

“慎む”なんて言葉は もはや死語かもしれませんけどね。




今の世を生きる私は

過去の歴史を学び 

自らの主体性を 確立し、

何らかの形で

世の役に立つ事で

責任を果たせるように

生きていこうと再認識した 

猛烈に暑い8月15日です。





それが 私の一番の基本です。





もうひとつの 美味さの側面
しばらく前

久しぶりに とある焼き鳥屋さんに出かけた。



そのお店は

偶然にも 一夢庵と

同じ年の 同じに日に オープンしたお店で、

そんな縁も あり、

仲よくしている。


その焼き鳥屋さんも

本格焼酎に特化されており、

私が 本格焼酎を呑む 唯一の飲食店さんと

言っても過言ではない。





カウンター席に座り、

“おかませ”で 焼き鳥をいただく。

飲み物は

奄美諸島 喜界島の朝日酒造さんの

飛乃流朝日を 水割りでいただいた・・・・・。


店の奥の棚から とりだされた飛乃流朝日は

まだ未開封の1升瓶から グラスに注がれた・・・・。



ふと 見ると

その飛乃流朝日は 09年瓶詰め。


一口 口に含むと・・・・・。


実に まろやか。

しかも 黒糖の風味に 奥行きが感じられる・・・。


深い味わいに感じた。



家内も 一口。

ほぼ同じ感想。





家内は 同じ朝日酒造さんの 壱乃醸朝日を

お湯割りで・・・・


その店のお湯割りも ざっくばらんに 

作っているように見えるが、

ポイントは外さない!

旨いお湯割りだ。


この壱乃醸朝日は

なんと 04年瓶詰め!!

封も開いており、

残りは3合ぐらいだったろうか・・・。


これが 前述の飛乃流と

同じ もしくは 

それ以上の まろやかさ。

封を開けていたからであろうか、

味わいの深みと言う点では 09年飛乃流に

軍配が上がった。(あくまで 私の感想)




私は ゆっくりと 塩味で焼かれた 焼き鳥をつまみながら、

3杯目から その飛乃流をストレートで いただいた。


25度のアルコール感は 全く感じない。

やわらかな黒糖の風味が 喉を通りぬけ、

体の中で ゆっくりと ひろがる・・・・。




結局 何杯のんだろうか・・・・。




とある一夢庵のお休みの晩の出来事だ。





本格焼酎は

瓶に詰められてからも 熟成するか?



過去に 何度か考えたことがあるが、

やはり

実にゆっくりと 瓶内熟成は すると 

考える。



今回呑んだ 朝日酒造さんの焼酎のように

瓶詰めされてから

4年

また 開封されたのがいつの時点かわからないにしても

9年前の 焼酎が

まろやかさが 極まり、風味の深さが増すのは

“ちゃんとした製造過程で ちゃんとした製品であり、
 長い期間の貯蔵に 耐えられる焼酎”

であるというのが 前提であり、

なんでも かんでも どんな焼酎も

同じように 何年もの貯蔵による熟成があるかは

断言できませんよ。


過去に 何年も暗い所で保存していても

全く美味くならなかった焼酎も あることも付け加えておきます。

(アルコール感が ピリピリして 香りも味わいも 
 全く変わらずで、逆に笑えるほどでした。)


当然 そのお店での保管状態の良し悪しは 忘れてはいけない。




こんなことを経験し、

本格焼酎を 呑むと

また 新たな本格焼酎の旨さの側面に 気がつく。



そういえば ストレートで 本格焼酎をいただいたのは

いつ以来だったろうか・・・。


黒糖焼酎 飛乃流朝日



喜界島の朝日酒造さんの黒糖焼酎は

一夢庵では

オープンした日から 今まで

ずっと ラインナップされ続けている

数少ない焼酎の焼酎です。




料理も 焼酎も

旨いか不味いかは 人それぞれの感覚がありますが、

朝日酒造さんの黒糖焼酎は

“間違いのない 正しい黒糖焼酎”である事は

私が 自信を持って 保証します!!!


呑みほした時の 旨さ
私は

仕事柄 どうしても

焼酎の事に関して、

深く考えてしまいます。



『これは 水割りよりも お湯割りのほうが 
 パフォーマンスを発揮しそうだ。』

とか

『癖のない焼酎は 結局 主張が無いということ、
 料理に合うのではなく 料理ありきの酒だ。』


とか・・・・・・

『水割りなのか 加水程度なのかで 全然違うな~~。』


とか・・・・・・。

『食中酒として この割合のお湯割りは 最高だな~~。』


とか。





ひたすら難しく考えている訳でもないのですが、

こうやって 

自分の思う事を がっつり文章にするだけで

小難しいおっさんや!と

まわりには 認知されているようです。(笑)



ただ 私なりに  

利益をいただいて 人様の造った焼酎を扱って

商売にさせていただいている以上

自分の扱う焼酎(商品)に対する

“責任”だと 考えているからです。




売れないよりも

売れたほうが言いに決まっていますが、

ただ単純に 売れればいい というスタイルは

一夢庵のスタイルではありません。

“焼酎にまつわる いろんな事を 伝えながら 美味しく呑んでもらう”

って言うのが

一夢庵のスタイルです。





そうやって 焼酎の事を考えつつ

『どんな料理を 造って どう味付けするか?』を

考えています。




おかげさんで

今日も 一夢庵は 暖簾を上げています。





最後に一言

1升瓶が 空っぽに なった時に

『この焼酎 旨かったな~~。』って思う

“旨さ”は

間違いない“本物の旨さ”の一つだと 思うよ===!



空っぽ

新しいの 開けよ~~~っと!!!




ちなみに この焼酎は

長崎県の 壱岐

重家酒造さんの 確蔵 2005。

麹には 壱岐産の米 (コシヒカリ)

壱岐産の二条大麦(ニシノホシ)を かけて

常圧で蒸留された 壱岐焼酎。


私の好きな焼酎の一つです。


伝え続ける
『伝える』

とにかく 『伝え続ける』!!!



いきなり 

何を言うねんって感じですが・・・・・。




特に 

個人商店の場合

多額の お金をかけて宣伝広告を する事も出来ないので、

こうやって

“タダ”でできるブログや SNSを使って

ひたすらに

自らの手で 自らの考えを

発信し続ける事から

始めるのも 一つの手ではないかと 思うのです。


飲食店の場合

グルメブログやら グルメサイトやら なんやら

ありますが、お金をかけようとかけまいと

結局 本当の事は伝わらないです。

上っ面の見た目だけが

ネットの上っ面を流れていくだけです。

店主の考えや 思いなんて 何ひとつ 伝わりません。





とある方が

『塩ちゃん(私)は 文章力もあるから それだけ書けるんや。』

などと

おっしゃいますが、

このブログにしても 足かけ6年

記事の数も1000を超えて 書き続けているからこそ、

自然と文章力も それなりについてくるのです。

(私自身 そんなに文章力があるとは思ってません。)



今まで書いてきたこと 全てが 

読んで下さった方に“全て”伝わっているとは

思いません。

だから

繰り返し繰り返し 自分の為にも

伝え続けるんです。


自分がやりたい事は 自らが

発信し続けるしかないでしょ。

『店主の考えは 店主が発信する。』

極めて自然で 極めて 当たり前でしょ。



また 

そのお店に 本当に必要なサービスは

経営コンサルタントが教えてくれるのではなく、

店にご来店いただくお客様の“無言の声”が

教えてくれているのです。


当然 そういうコンサルタントのおっしゃる“エッセンス”は

取り入れる価値はあるとは思いますが、

“まる写し”では 

どうかと思うのです。

自分の考えと お客様の 無言の声を

すり合わせて 店のスタンスを確かめつつ

店のスタイルを更新し続けるのが

私の理想です。




自ら情報を発信することなく

いつまでも スタートラインで うろうろして

煮え切らない奴を見ていると

我が事でないとはいえ

イラッとします。



私ごときが 偉そうに言う資格は ないけど、

とりあえず 金をかけずに できる事から やってみろよ!!


アカンかったら また考えりゃええやん。