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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
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しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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低レベルな店
お客さんから

聴いた話で

私が直接体験した事ではないんだけど、


『このお湯割り めっちゃ薄いけど・・・。』

『すいません、焼酎入れるの忘れてました。』

この話 嘘みたいな本当の話。


『冷酒呑みたいんやけど、なに(銘柄)があります?』

『はぁ~~。』

やる気のないバイトが やる気のない返事・・・・。

この話も 嘘みたいな本当の話。



気分悪いまま家に帰れんから

呑み直しに 一夢庵、

ゆっくりと 呑んで、

帰られる・・・・・・。

一夢庵が レベルの高い店やとは

言わへんけど、

そんな事は 絶対せえへん!





人様のお店での話なので、

なんとも 言えませんが、

飲食業って こんなんで ええんですか!


忙しいとか暇やとか

そんな事ばっかり言うてる暇があるんやったら

足元見さらせ!!



結局 

世間から 

所詮 水商売やん!って

言われるのが オチやねん。




レベルが低い!!




どんな商売でも

お客さまから 利益を上乗せした代金を

いただいて 商売が成り立ってるんやから、

そんなんも 判らんようでは

話にならへんねん!!




人のふり見て 我がふり直せ。



がんばりますわ!!!

珍しく 明日29日祝日ですが 暖簾あげます。



お休みは 2日から6日までです。



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体調 復活
やっと

私も家内も 体調が戻りました。


歳のせいか・・・

なんなのか 年々 リカバリーが遅くなる気がします。



今日 24日 木曜日から

一夢庵 営業再開です。


ちなみに 29日は祝日ですが 営業します。



よろしくお願い申し上げます。




ヒトインフルエンザ B型
訳あって

本日 かかりつけのお医者さんに行ったところ・・・・。



ヒトインフルエンザB型と 判明しました。



とてもじゃありませんが、

営業できる状況に ありません。


様子を見ながらになりますが、

今日・明日 21日22日 お休みします。



熱は出てないのですが

節々の痛みが 強烈です。




みなさまも ご用心ください。
本日19日
通常に 営業いたします。




本日 18日
訳あって

臨時休業いたします。
桜吹雪
先週の日曜と

昨日の日曜、

水汲みの道中の 桜を

撮りまくってきました。


山奥の桜
水汲み場の近く 山奥の桜は まだこれから。

川と桜
川の流れのそばの桜は
まだ3分咲きかな?
まだ3分咲き?

正福寺桜その1
三方神社の“正福寺桜”っていう 珍しい桜
私は この桜が お気に入りです。
山桜とキンキマメサクラの自然交配種らしいです。

枝垂れ系で 花弁がとても多い桜です。

枝垂れの正福寺桜
花の上から こんな風に 撮れます。
花弁がたくさん 正福寺桜


正福寺桜


アップで 正福寺桜


水汲みのタイミング 日曜しか なかなか行けないので、
これだけ ナイスなタイミングで 見れたのは 初めてです。

今週くらいは まだ見頃だと思います。
バス停の横の桜

バス停の横の桜です。
花弁が 全く違うでしょ。
ローアングルから 桜
桜の木全体が 盛り上がって見えます。




川沿いの桜並木です。
川沿いの 桜並木


どこまで続く 桜並木


やがて川に流れるだろう



29号線沿い 美国神社の桜です。

晴天の桜


美国神社の桜



山の方の桜は こんな感じです。





今日も 坂越に仕入れドライブ行ってきました。

海岸沿いの桜は もう葉桜、

桜の次に 山のつつじが 咲き誇ってました。



満足度 その2
前回の続きです。。






“酒好きおやじの一夢庵”と名乗る以上

看板を上げた 12年前からずっと

お酒 中でも 本格焼酎に特化して

本格焼酎を愉しんで頂く為の 店づくりを

ひたすら 追及してきましたし、今も し続けています。



こうやってお店を 維持できているのは

“お客様の満足感”を

“お代金”と言う金銭的な評価を いただくことで

“利益”を生み“税金”を納め

その残りの“お金”で

経営も成り立ち、

私と家内の生活も 何とかなるわけで・・・・。

(当たり前のことですが ついつい 忘れがちになる事です。)






とりわけ お酒をお飲みにならない宴会の場合、

“酒好きおやじの一夢庵”は

そのお客さま方の“満足”を満たす自信が

正直 ありません。

一夢庵の“守備範囲”ではない分野に

なってしまうのです。


自信が無けりりゃ、

勝負する前に負けてるのと同じで、

おそらく

その宴会も 愉しくないモノになるでしょう・・・。

しかも 無料でと言う訳にもいかないのです。


これじゃあ 

一夢庵も そのお客様も

両方 不完全燃焼になりそうに思えて仕方ありません。


例えて言うなら

クラッシック音楽のコンサートを 聴こうと思っておられる方に

ハードロックのバンドのライブを 楽しんでくれよ!って

感じになるのです。

両方とも“音楽”にちがいありませんが、

“ジャンル”が 全く違うのと同じです。





一夢庵の“得意分野”は

あくまで 焼酎を呑んで それと一緒に料理を食べて、

また その料理で焼酎が進んで、・・・・。

っていう“食中酒としての本格焼酎”の分野に 

皆さんが思う以上に 尖鋭化・特化している居酒屋です。


自信を持って 

お客様に ご提案できるモノを 

提供する。

自信が無いものを 提供するようでは

職業人としての 私は ダメ人間です。





それに 得意分野を 

広げようとは これっぽっちも考えておりません。


そもそもが

アルバイトのお兄ちゃん・お姉ちゃんも居ない

40も半ばを過ぎた おっさんと おばはんが

2人でやってる

産業革命以前の家内制手工業的な 小さい居酒屋です。

お客さまに満足いただけるであろう価値の提供・守備範囲は

狭い分野に限られてきます。



オープン以来 今まで

おっさんと おばはんは  

ず~~~~~~っと

食中酒としての本格焼酎と 料理の事が

頭から離れた事はありません。


通常考えられないほど 臨時休業がメチャクチャ多い 

酒好きおやじの一夢庵に 

何度も足を運んでくださり、

評価いただいたお客様の ご期待を裏切ることのないように

これからも

“本格焼酎と料理”の分野を 

もっと もっと 掘り下げて

今の段階でも“ディープな一夢庵”を

よりディープに 

育てていこうと思っています。




職業人の立場を離れた時の

私の性格を 私で考えるに

私は あれやこれやと

あっちにもこっちにも 器用に手を広げるのが

あまり得意では ありません。

不得手だと 断言できます。



ですので

今の“酒好きおやじの一夢庵”を

深めていくことで より一層 純度を高め

まだ誰も たどり着いていない

“本格焼酎専門居酒屋”を

突き詰めていきたいのです。




大げさな言葉の羅列に 

なってしまいましたが、

一夢庵が

世の中の

“本格焼酎の地位向上”に 繋がれば・・・・。


それが 私と家内の 共通の考えです。



堅苦しい店にするつもりは ありません、

まあ こんな“ヘンコツ”な私ですが、

今後とも このブログも含め

よろしくお付き合いして頂けるのでしたら

とても 嬉しく思います。




満足度 その1
私が ふと思うに

居酒屋は

いつの頃からか

定食屋さん的要素と ファミレス的要素が

すっかり定着してしまった感が ある。



一昔前

創作料理と言う“謎”の料理を標榜する

居酒屋が たくさん誕生した。


創作料理?

違和感無く使われている人もいるだろうが、

一体 ナニ料理?

和? 中? 伊? 仏? ・・・・・。


大きめのお皿に 料理を盛り付け、

その料理の上には

決まり切ったかのように 糸唐辛子、もしくは 白髪ねぎ。

私の“創作料理“に対するイメージは

こんな感じだ。

ま~ま~、それは それでさておき・・。


で、

それと 時を同じ頃に

本来“お酒”を呑む居酒屋さんに

小さいお子さんづれのお客様が

ご来店されている状況を

あちらこちらのお店で

頻繁に目にするようになった気がする。



お店側も

そういう お子様連れのお客様向けの

お品書きを 用意する流れが出来上がり、

と 同時に 

お酒を お飲みにならない宴会も 普通に 

あるようです。






一夢庵は

と言いますと

お子様連れのお客さまも

当然いらっしゃいます。

アルコールをお飲みにならないお客様も

当然いらっしゃいます。



“一夢庵は お酒を呑む場所”っていうことを

思って 

ご来店くださっておられる方ばかりで、

酒好きおやじの一夢庵として

本当に 本当に ありがたく思います。



仲良くしている 一番小さな常連さんは

2歳の時に 初めて来店して以来、

今まで

彼女の人生の半分以上、一夢庵に来て頂いております。

当然 親御さんとも信頼関係ができているので、

私は

彼女が ふざけたり・・・店に そぐわない場合は

ちゃんと しなさい!って 叱ります。


お客様とお店の ちゃんとした関係ができていると

小さいなお子さんに 来て頂いても

他のお客様のご迷惑になることもないですし、

極端に 店の雰囲気が変わることも ありません。

逆に

呑み過ぎて 前後不覚になりそうな“大人”の方が

他のお客さまに迷惑をかけたり

大声出したりなんて場合も・・・・・。

(一夢庵のお客様には 酒に呑まれるお客様はいらっしゃいませんよ。)


それになにより

まだお酒も 呑めない彼女でも

一夢庵を満足して頂ける自信が

私にはあります。



長くなりそうなので 
一旦 ここで筆を置きます。

続く。





呉へ
先日 4月8日

とある ご縁で

海上自衛隊 呉教育隊 入隊式に

出かけた。

入隊式



前日の営業を終え、

2時間ばかりの仮眠。

朝一の 新幹線で 一路 呉へ。


姫路から 呉までは そんな遠くまで来たと感じなく

すぐに着いた。



式の前・・・・。

そこに居る これから入隊する若者たちは

私から見れば

なんだか まだまだ幼く見えた。


入隊式が行われる

体育館に 先に入り、

入隊する若者を 見ていた。


式が始まると

ついさっきまで なんだか 頼りなく見えた

その若者たちとは うって変わって・・・・・・。


その動作や声は

私の知る 同じ年頃の若者とは

あからさまに違う。



自衛隊の門をたたく決意をした若者は

彼らなりに気持ちを決めたんだろう。

そんな覚悟が伝わってきた。


おそらく この教育隊の課程を修了する頃

若者たちは 一回りもふた回りも

大きく成長しているだろうと予感した。



『俺も 頑張らなアカン。』


気持ちを新たにできた

いい式だった。


新入隊員を迎える

それぞれの分隊長・分隊士 先任班長・・・

海上自衛隊員の生の声を初めて聴いた。

親元さんから

新入隊員を預かり 自衛隊員として育てる。

どの方の言葉も 姿勢も 

その責務に対する覚悟溢れた 

グッとくる言葉だった。






帰り道、

てつのくじら館も 大和ミュージアムも

火曜日はお休み・・・・・・。

てつのくじら


せっかくなので

広島まで フェリーに乗って

帰ろう・・・・・・。


私も家内も 船に乗るのは大好き。
フェリー



のどかな瀬戸内をしばし 堪能。
海上自衛隊 護衛艦



宇品港からは

路面電車で 広島駅まで。


19歳の時 1年広島に住んでいたが、

その時には なかった新しい電車に乗る。

宇品駅




宇品駅には まだまだ現役であろう古い電車も

止まっていた。

宇品駅 古い電車




なんと昭和15年製。
古い電車 昭和15年


新幹線の車中、

今時の若いもんも なかなか捨てたもんじゃねえな~、

ちゃんと覚悟を決めた奴は

やっぱ ちゃんとしてる。

俺らも ちゃんとせな!!!


そんな事を考えた春の日差しのどかな呉・・・・

そんな一日でした。

入隊式会場








今日も 坂越に 牡蠣とアサリを仕入れに言ってきました。

気持ちも新たに 鋭意仕込み続行中!!!

この時期の真牡蠣!!!
今日も またまた

坂越に アサリを仕入れにって来ました。




いろいろと 社長と話をしていると

『今シーズンの牡蠣が 今 めちゃくちゃ 美味い!!』

このあたりでは

桜が咲く頃は と~~~んと 牡蠣を食べなくなるのですが、

今年は 例年よりも

気温の低さも ありますが、

水温のあがり具合が 遅い!!


ですので、

牡蠣も 身が緩むことなく

成長・旨みの乗りが ごっついええんです!


一夢庵では 

“湯霜”!!

一度 熱湯に くぐらせ 素早く氷水で 冷やして・・・・

わさび醤油で・・・・・

お出ししております。




先日 水産関係のお仕事をされている方や 食に詳しい方に

お出ししたところ・・・・

無言で あっという間に 食べていただきました。

正直 岩牡蠣か?とおもうほどの

クリーミーさと 濃厚なうまみです。



こういうのは はっきり言って

“現場”に行かないと 伝わってこない情報です。



まあ 試しに 一度お試しあれ。

アサリも ビンビン!!










と言いつつ

明日 火曜日 8日

ちょいと 広島 呉に 行ってきますので

一夢庵 お休みします。


宜しくお願いします。
天秤秤
前回のお話の続きと言うか

補足的な考えです。



音楽にしろ 料理にしろ、

“ライブ感覚”っていうのは

演奏する者・料理を提供する者にとって

忘れてはいけない感覚やと思っています。



一夢庵の様に 

カウンターのすぐ内側に 私も家内も 立ってるんだから、

お客さまに愉しんでもらいたいと

ある意味“塩谷 on stage at 一夢庵”

な側面も あるわけで・・・・(笑)


まずは 自分自身も 

時に カウンターとの一体感を 愉しみます。



なによりも お客さんご自身に『愉しいカウンターやな~~。』

と思っていただくことが、

一番です。


ただ勘違いしないでくださいませ。

私も 愉しむとは言っても

自己満足の為では ありません。

自己満では アマチュアです。



お客様の“愉しみ”がメインテーマです。




それぞれのお客様が

一夢庵のカウンターで 何を求めているのか、

「ゆっくり焼酎と料理を 愉しみたいのか?」

「家内や私と たわいもないおしゃべりを愉しみたいのか?」

・・・・・・・・

お客さまが 求めることは

多種多様ですが、

カウンターの内側に立つ私・家内は

素早く それを察知する事も 実は重要な仕事やと 思っております。

当然 

その時々の状況次第で

お客様の求める事を 満たすことが

全くできない事があります。

そういう時には

お帰りになる際に

たとえ一言でも お話をさせていただき

私なりのけじめを つけるようにしています。

それをお客さまが どう思われるかまでは

私にはどうにもできません。




一夢庵は

私が お客さまから見えない調理場で 料理を作り

ホールの人が料理をサービスするような飲食店“ではない”ので、

私とお客様、家内と私、料理と焼酎、・・・・

いろんな要素が ダイレクトに伝わってきますし、

ダイレクトに お客さまが感じられます。


それが 私の言う“ライブ感覚”です。




ただ

“ライブ”って

音楽も 料理も 

一度 お客さまに出してしまえば

2度と引っ込められないし、

手直しも効かないし・・・・。


ましてや 職業人である以上

お金をいただいているんだし・・・。


そこんところで

私の背筋に 流れる

ヒリヒリとする緊張感は

失礼ですが

経験した者にしか 理解不能です。


とは 言うても

いつまでも その緊張感に慣れないままなら・・・・。

おそらく

そんな雰囲気では 

お客様は 勿論 私自身 その緊張感に潰されて、

愉しくない店でしょうね。



緊張感を感じつつも

慣れる事も 必要です。


そのバランス感覚は

人それぞれの とり方があって然るべきものでしょう。



天秤秤は 

片一方に 錘を乗っけるのなら、

もう片一方にも それ相当の錘をのせないと、

ひっくり返ってしまうだけ。



この歳になってくると

天秤秤に乗っかっている錘の重さが

かなり増えてきていますが、

その重さに 耐える事の出来る天秤秤になっていかないとね。


ただただ 日々の仕事と暮らしの中で、

変わり映えはあまりないとしても、

常に そういう所の“意識”は 持っていたいものですね~~~。



ボチボチ頑張りますか。(笑)

相生湾 保安庁と牡蠣筏

今日も 坂越に 仕入れドライブ。

手前に写る 樹の枝にも 新芽が息吹、

のどかな相生湾には

役目を終えた 牡蠣の筏。

その向こうを 海上保安庁の船が 走っていました。












おっさんは こう思う。
『美味しさを お届けします。』

『感動を お届けします。』

『癒しを お届けします。』



今の世の中

こんな感じの“お届けします”って

言葉が

溢れかえっています。



ちょっと待ってよ。

『美味しさ』とか『感動』『癒し』って

人それぞれに

感受性が違うし 感性が違うんだから・・・・



あんたの

『美味しさ』や『感動』・・・を

届けられたところで

私が 美味しく感じるか 感動を覚えるかは

違うでしょ。



本当なら

『私が美味しいと思った“○○”を お届けします。』

とか

『私が“感動“した○○を 皆さんも 体験してみませんか?』

って言うのなら

理解できます。




細かい事を言うおっさんやと 思われますが、

これって

実に大事な認識やと思うんですよ。


私も 家内も 

料理をしている時や 水割りを作っている時に

『美味しくな~~れ。』『もうちょっと油の温度を上げるか?』とか

そんな感情をこめてもいませんし、技術的な事を考えて 

仕事はしていません。


だいたい 『美味しくな~~れ』で 美味しくなる?

そんなわけ無いやん!


オーダーをいただいて 今まさに調理するって時に 

技術的な事を考えるようでは

美味しいもんは 出来る訳ないやん!


私も 家内も 職人として 店に立っている訳で、

自分のする仕事に対して

その“現場”で いちいち 意識していては

職人としては 失格で

アマチュアやと思ってます。


頭で考えながら仕事をするのは

営業前の 試食や試飲の段階だけです。

暖簾を上げてからは 違うことに頭を使います。




その結果

美味しいと思うか

不味いと思うかは

お客様側の“感性”であって

押しつけるもんじゃ~ないでしょ。






実は先日 

とある音楽のお仕事をしている方と

お話していて 

共通認識として こんな感じの話題になったんですよね~~。



例えば

どこかのミュージシャンのステージで

『次の曲は 私が ○○に伝えたい感謝・愛を

曲にしたものです。・・・・・うんぬん・・・・・かんぬん・・・・・』

と 演奏を始めるまで 延々と 

話をしてるとします。

よくよく考えると

それって ミュージシャンじゃなくて噺家さんでしょ。


その曲を演奏し、聴いていただく事で

感謝や愛を伝えたいのなら

そんな前置きの言葉って 必要?


その前振りとセットで

演奏せんといかん曲なら

最初に書いた

『感動をお届けします。』と

同じでしょ。




暖簾を上げてからは

余計な事は 出来るだけ排除して

職人の本分を 弁えて 全うする。


私も家内も

最後のお客さまを見送り

暖簾を下ろして 翌日 暖簾をあげるまでの間に

技術的な事や どう一夢庵を切り盛りするかを 

考え続けています。




年々 歳とって

堅苦しい おっさんに なっちゃうんでしょうかね~~~。(笑)






それぞれの櫻
播州姫路の

桜の木々も 暖かな日差しに

急かされるように 

花を 開き始めました。

毎年 一番最初に咲く 市役所の東角のサクラは

すでに葉桜模様。


店を片付けた

深夜2時過ぎ、

誰も居ない

三左衛門掘の桜並木。


一人占めしているような贅沢・・・。

夜桜




流れる風にあたっても

堀を流れる水面を 見ても

春を感じるのは

私が 歳をとったからなのか・・・



若い頃 桜を見ても 

正直 

それほどの感動もなく

『また咲いとるな。』ぐらいな感じだったですな~~。(笑)






一夢庵の カウンターにも

桜が

揃っています。


桜 さくら サクラ



『初桜』

滋賀県の 安井酒造場さんの 清酒。


『大和桜』

鹿児島県の 大和桜酒造さんの 芋焼酎。


それと

宮崎県の 柳田酒造さんの 芋焼酎

『千本桜』



桜の季節の始まりに

桜を 呑みましょうか。




ちなみに

私の背中には

『遠山桜』は 咲いてません。