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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
プロフィール

しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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古くても 新鮮
昨年あたりから、

高校時代の 同級生に

ご来店いただくことが

比較的多い。


高校生時代の思い出が

私は 非常に薄い。

というか 記憶していることが 少ない。



今思えば 

もうちょっと楽しく 過ごせるやり方もあったと思うが、

変に ひねくれていた私は

素直ではなかったのは 確かなことだ。



で、

先日も 

同級生の M氏と S氏が

来てくれた。


M氏とは

昨年 再会したが、すでに高校3年間以上に 話をしている。

なんだか 面白い。(笑)

S氏に至っては 高校時代 ほとんど口を利いたことがないが、

まあ この歳になれば こういう関係は 

楽しくて仕方ない。




お互いに年輪を重ねた

病気話から 苦労話、

家族のことやら・・・・・・・・。

高校時代の 数々の悪行・・・・・・・・・(笑)


カウンターには 

他にも お客様はいるのだが、

まあ 会話がスウィングして おもしろいのだ。


30年前の話題で 笑えるなんて、

あの当時は想像すらできなかったし、

45歳を超えた自分の姿も 然りである。




そう言えば

今日 いつものルートで 買い出しに行く道中に

専門学校時代の恩師と 遭遇した。

私は 大学卒業後 会社員生活を経た後に

調理師の専門学校に通った・・・遠回り人生でしてね~~。(笑)



もう20年近く経つのに、

腰も曲がっておらず 矍鑠とされていた。

『もう わしも 82や~~。』

とてもそうは見えない 若々しさには

ただただ おどろいた。

まだ その学校でお勤めされているようなので、

時間を作って ちゃんと挨拶に行こうかと思う。



元気で居ること、

姿勢を正すこと

そんな基本的な事こそが大事だと

恩師の姿から

無言の教えを頂いた。




自転車を買って

頻繁に乗るようになってから

自動車では見えない事が

良く見えるようになってきたような気がする。


女子高生に道を 訊ねられたり、

恩師と再会したり、

車では通らない道に 新しい発見があったり、

なかなか 買い出しサイクリングも すてたもんじゃないな~~。

でも 

ここ数日 日差しが強くて

日焼けしてきた・・・・・・(笑)





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お湯割り・・・・・
ちょっと気になる記事を見つけた。


『お湯割り なぜ普及しない。』

と タイトル。


私なりの意見を

述べさせてもらいます。



まず

普及しないのではない!

まだ そう語れる段階にすら 来ていない。

まだまだ 発展途上。



焼酎ブームに沸いた頃、

といっても

正直

鹿児島芋焼酎ブームではなかったろうか?

しかも

ロックで呑むことが 受け入れられ

水割りなりお湯割りと言うのは

割ることで 焼酎の美味さと香りを引き出す

はずなのに

ただ単に“薄める“って言うニュアンスではなかったろうか?

全国津々浦々の居酒屋に

九州のごく限られた一部で呑まれていた

“本格焼酎”が

並べられたことは 知ってもらうという点では

いいことだったが、

はたして

お客様は

本当に 美味い焼酎に巡り合えただろうか?


“異常なまでに 薄~~~い 水割り”

“異常なまでに 熱~~~い お湯割り”

あの頃 誰しもが経験したはずだ。

挙句に 値段は 一チョコ前以上に 高い!!!!

本来 それぞれの焼酎が持つ

それぞれの美味しさ 香りなんて

どうでもよくて 

ただただブームだから 

乗っかっただけではなかっただろうか?


薄~~い水割り 

熱~~いお湯割り

高~~い焼酎の

せいで

『焼酎は 美味しい酒じゃない。』との認識の方も

少なからず いらっしゃる。




一夢庵は

当初から 水・お湯で割ることで

食中酒としての本格焼酎を標榜してきた。

『アルコール度数を下げるのは 味わいを薄める事ではない。』

『いかにして 食事と共に 味わうか?』

『酒器は 何がいいのか?』

・・・・・・・・・・。


多岐にわたる細部にまで

“一夢庵の 当たり前”仕事としてのクオリティーを

今に至るまでの間

構築し続けている、

かなりのいい線まで来ている感はするが

まだ最終形ではない。


まあ 一夢庵のことは置いといて話を進めると・・・。


本格焼酎は

まだまだ 普及の途中のアルコール飲料。

造りてである蔵元さんも

まだまだ試行錯誤中 と言えば

聞こえはいいが、

中には 目先の売り上げに 重きを置き過ぎて、

何がしたいのか?何が売りたいのか?

疑問に思うことも ないことはない。

自分の造る焼酎が ワールドワイドなアルコール市場全体の中で

何をどう訴求していくかと言う所まで、

考えているのだろうか?

と 思ってしまう場面も 無きにしも非ずである。



私は 自分の店 自分の造る料理 自分の店の雰囲気・・・

いろんな面で 

飲食店市場全体で どの位置に立つのかを

時々 考えながら 現実を見つめる。

ちっぽけな店だが ちっぽけながらに

市場の中での守備範囲は 必ずあるはず、

なかったら 潰れるだけだろう。




酒屋さんも

せっかくの

数少ない特約店銘柄を持っていても

蔵元を訪ねることもなく、

その焼酎を 自分で 味わうこともなく、

ただただ 棚に並べているだけの店も 

ないことはない。

表面単価の高い安いに 振り回され、

自分で扱っているお酒、

それぞれの良さ、それぞれの美味さを

どこまで把握しているのか?

その挙句に『売れない』と 言い訳する。


これじゃあ~ディスカウント店よりも タチが悪い。




まあ ネガティブ話題をしても

前に進まないが、

良いところや 新しいところばかりに目を向けるのではなく、

悪い所を直す!!

そんなボトムアップも 並行して必要でしょ。

まずは 現状を とらえ、

そして対策を 考え

出来る事を 長い目で

結果を急がず 

コツコツ積み重ねるのが

一夢庵流。



いろんな店で 

飲み食いして

たまには 記憶が飛ぶまで

呑まれてしまう場合もあるけど、

自分のしていることを

省みて、

立ち位置を確認し、

ちょっとづつ 歩むしか ない。





とにかく 本格焼酎は

ブーム以降、

売り上げが下がることを恐れ過ぎ、

立ち位置を見失っては無いだろうか?

本質的な 美味さの追求を しているか?

目新しさだけの 一過性の話題作りに 偏ってないかい?


声を大にして

私は 訴えたい!!!


世界中を見渡しても

本格焼酎は 奥行きの深い酒である。

原料/造り方/アルコール度数/熟成・・・・・・

いろんな表現方法があり、

おそらく 日本人にしか造れないであろう多様性のある酒。

また

食中酒としての力は

他の蒸留酒を 

凌駕するポテンシャルを持つ蒸留酒である。
偽の海女 アマチャン
(重い記事になって来たので 全く関係のない 写真を入れてみました。(笑)))))


元々 本格焼酎が備えている特性を

しっかり 認識すれば

かならず

呑み方の一つとしてお湯割りは 

普通に普及するだろう。


冒頭にも書いたが

本格焼酎は まだまだ 発展途上では

ないだろうか?



あせらず 

あわてず

見失わず

出来る事を積み重ねるしか

何事も 道はないと思うんです。




テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

本当に怖い奴はな~~、
私は 頻繁に

怖い人や!と 言われます。



逆に問いたい!

私のどこが どう怖いんだい?

君は私の事を どれほど深く知っているんだ?

君は見た目だけで その人を判断するというのかね?



あまりお互いのことを知らないのに

そうやって

怖い人やと言われる側の 気持ちは 判るかい?



まあ 私の人生において

何を言われようと 正直 そんなに影響ないから

どんどん 私のことを怖い人やと

言っていただいて 結構ですよ。



淡路の観覧車


毒にも薬ものならない生き方は 

私には できません。



本物の怖い奴はな~、

笑いながら

握手を求めるかのように

近づいてくる奴やで。(笑)








テーマ:ひとりごと - ジャンル:グルメ

わしは こう思う。
世知辛い世の中だからなのか

いつの世も こんなもんなんだろうか

定かではないが

想像もしないことが 現実になることが・・・・・。

良い事なら サプライズで 嬉しい出来事なのだが、

往々にして

ハプニング!悪い事の方が 多いのが世の中。


価値観の多様性は

歓迎すべきことだが、

多様性の意味を 取り違えて

最低限の礼儀・道徳感を無視することも

“自由”と言う輩も 

少ないとはいえ 目立ってしまう。

そして タチが悪いことに

その手の輩は 責任を問われることすら

自分勝手なご都合で 

逃れようとするのよね~~。

口之津 白浜



ネット上やらで

眼にする機会が あるんだけど、

ご予約の キャンセル。

本当に 急な用事やら 病気なら 仕方ないけど、

その連絡すら いただけないドタキャンの話・・・・・・。



敢えて言うんだけど、

そういうドタキャンを 喰らう。
(この表現も適切ではないような気もしますが、・・・・。)

のは

本当に そのドタキャンのお客様に

100パーセントの非があるのか?

って おもちゃいます。

私の今までの経験上

身の回りに 起こる事象には

ほとんどの場合

自分の過去の言動が

巡り巡って 自分に 帰って来たかのように

思う事が かなりの割合で多い。



確かに お店側としては

経営上の死活問題だし、

お席が空いたままで 場合によっては

ご来店いただいたお客様をお断りするなんて・・・

断腸の想いです。


でもね~~、

お店側とお客様側、

本来 敵対する立場ではないはずです。



お店は

お客様に

楽しい時間を過ごしていただく為に

準備を整え 

今か今かと ご来店いただけるのを 待つ、

お客様も 

今日は どんな楽しい時間を過ごせるか、

どんな料理に 出会えるかを

楽しみにしておられるはずです。




一夢庵は

暖簾をあげてから 13年。

連絡なしのドタキャンは 一回もありません。

ご予約が 少ないからなのかもしれませんが、(笑)

そういうことは抜きにして、

13年間 ゼロなのは 事実です。


ちょうど

この文章を書いている今

ご予約のお電話がありました。

家内が 対応しております・・・・・・・。

『雨降ってます、足元 気をつけてお越しくださいね。』

『大丈夫ですよ、お時間少し過ぎても お席は ご用意してますからね。』


どうやら 初めてご来店いただくお客様の様です。


ちょっとした 言葉の一つ二つで

お互いの印象は

まだ 会ってもいない関係とは言え

良い方向に 回りはじめます。

そして ご来店頂けた、その刹那。

また お店とお客様

言い換えれば

人 対 人としての関係も 

含みつつ

料理と本格焼酎と 共に

会話して 

関係が出来上がっていくものだと・・・・・・・。


飲食店は 基本的に“待ちの商売”だと 

考えております。

こちらから お客様に

料理と本格焼酎以外に

発信できるのは

こういう電話対応であったり

ホームページや ブログ・・・・・。

そして

ご来店いただいた際の

ちょっとした対応であり

会話だけです。



このブログを書き続けているのも

言葉足らずながら 私なりの

皆様・世間・お客様に

向けた“発信”の一つです。




この文章も

一夢庵っていう おっさんとおばはんが 2人でやってる

ちっぽけな本格焼酎専門居酒屋に 限られた話で、

商売のやり方や

生き方の多様性・考え方のプロセスの違いが

たくさんあるのと同じで、

また 

誰かを 非難・批判するものはないですし、

人様に対して 偉そうに言える立場でもありません。

あくまで

一夢庵のおっさんが思っていることです。




それにしても

そういう 連絡すらないドタキャンの話を

聞くたびに思うんやけど、

自分がされて嫌なことは

人様に したらアカンで~~。

結局 

巡り巡って 

自分にかえってきよるはずや。



私の場合

嫌な事や 勘弁してくれよ~~って思うことがあっても

その一瞬は カチンと来るけど、

そういうネガティブな感情は

悪循環やさかいに、

すぐ忘れるか、笑って許すように

出来るかできないか別として

努力してますねん。(笑))))))))








春ですな~~。
18日 午後3時

姫路は雨が降り始めました。

また この雨が あがると 

暖かくなっていくんでしょうかね~~。

春ですな~~~。


新車(自転車)購入以来、

仕入れやら 自分たちの買い物に

なるべく 車を使わずに

自転車をこぐように 心がけております。
新車3



昨日からの 暖かな日中は

心地よく 汗ばむほどでもなく

ゆったりと サイクリング。


春いちばんワカメ終了後、

最近の一押しは

なんちゅうても 姫路は網干のアサリです!

こんな美味さと大きさの アサリは

私の人生で 間違いなくマックス!!
アサリ酒蒸し

アスパラと プチヴェール(非結球型の芽キャベツ) 蕾菜と

一緒に酒蒸しですわ~~。

白鷺の城でおなじみの姫路は広畑の田中酒造さんの

清酒をふんだんに使った 畑と海のシンフォニーや~~~。



それと もうひとつ

地元姫路産の タケノコ!!

まだ土の中から 姿すら現わしていないタケノコを

どうやって見つけるのか????

それはともかく

とにかく 春の滋味が 満ち溢れております。
タケノコ




ホタルイカも 日本海は 富山の魚津から、・・・・・。




ぬるめのお湯割りを 

ちびり ちびり 呑みながら

春の味覚は 命の洗濯だな~~などと

思ったりします。(笑)




こういう品物は 決して大量に出回るもモノでは ありません。

タイミング次第では 昨日はご用意できても 今日は品切れなんて場合もあります。

安売りができるような代物じゃあありません。

それでも

私は そういう食材が 好きです。

身体に優しいなんて 簡単に 口にしていいものかどうかは

判りませんが、

食べた後の 余韻も 含め、

身体に沁み入っていく心地よさがあるんですわ~~。



あっ 今週の土曜日 21日春分の日祝日ですが、

一夢庵 暖簾をあげます。

今年は 一夢庵 やる気にあふれております。(笑)

よろしく。





テーマ:美味しくて、オススメ! - ジャンル:グルメ

つよさ
私自身にとって

つよさってなんだ?

と 考えさせられる場面がありました。


一言に つよさと言っても

なんだ?


対外的に 発せられる腕っ節の強さ?

決して 折れない粘り腰?

弱い心に打ち克つ 心?

酒に強いってこと?(笑)

夜が強い・・・!!?(笑))))))

つよいって なんだ?


私が 目指すつよさは

弱い己の心に打ち克つ!というつよさであり、

心身のバランスを保とうとする つよさだ。



日本の格闘技には

柔道 剣道 ・・・・・などなど

道という言葉が ある。

試合に出て 相手に勝つ、

当然 競技者なら 相手に打ち勝つ強さを

求めるべきであろうが、

競技者としての一線から退いた時が

その格闘技からの引退ではない。

あくまで引退するのは 競技者としての立場。

道は まだまだ続いているはずだし、

その道中で 学んだことは 今後の人生に活かさないと、

意味がないはず。


言い換えれば

競技者としての強さを 求める過程で

人生の為になるエッセンスを 

身につけるべきなんじゃないかと思う。


試合に出場して、

対戦相手に勝ち、勝利をつかむ。

勝利も 大事だ。

ただ それだけが

その“道”ではないと 私は思ってしまう。




格闘技の経験も何もない私が

心がけているのは

『争いごとを寄せ付けないつよさ』でもある。


家内いわく

私は 家内の用心棒だそうだ。(笑)))))))

まあ プライベートの時間ぐらいは

その役に 徹していようかな~~。(笑)


できるだけ おだやかに

ニコニコ 仕事して ニコニコ 暮らせれば

幸せだろうな~~~。

二個玉

ところが 私の場合

ニコニコしていても 怖がられてしまう時があるのは

何故なんだろうか?(笑)



テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

季節を感じるね~~。
今日も

シトシト雨の姫路・・・・・・。

と言うても

エエもんが たくさん 入りました!!


今シーズン これが最終。

岩手は 宮古から 春いちばんワカメ!!!
春いちばんワカメ

なんちゅうても シャブシャブが 最高じゃ!!

この時期の姫路産のタケノコ!!!
タケノコ
アクの少ないタケノコは 今まさに 下茹で中!

茹がきたてを 醤油の醪で どうだ!!
酢味噌でも 最高だ!

そして

お待たせ 魚津のホタルイカ!!

魚津のホタルイカ

下ごしらえも バッチリ!!

地元のお野菜と 酢味噌で どうでっか?

テーマ:美味しくて、オススメ! - ジャンル:グルメ

蒸留酒呑み 提供する側
本格焼酎は

熟成していく成分を含んでいて、

瓶詰めされてからも

少しづつ熟成します。

と 書きました。



本格焼酎を

お客様に提供するレベルで

お話ししますね。




瓶内でも 熟成するという事は

その瓶詰めされた日、

その瓶を 開封した日、

その瓶の最初の一杯なのか

最後の一杯なのか、

それぞれの状況で 同じ銘柄でも

格段に違いが ある場合もあります。


その違いは 絶対理解しておかなければなりません。


まあ 全ての銘柄に

瓶詰め日が 記入されてはいませんが、

せめて いつ開封したかは 記憶しておくべきです。

それだけでも

焼酎に対する理解度は 格段に上がります。



また それぞれの蔵元さんの

それぞれの『酒質』があるように

少しづつの瓶内熟成とはいえ

そのスピードは 

蔵元さんごとに 違いますし、

銘柄ごとに微妙に違います。


家内は

水割り・お湯割りを造る際に

必ず ストレートの焼酎の香りを確認し、

彼女なりの旨さのポイントを探って

水・お湯の割合を 

極めて 少しではありますが

変えています。

6・4とか 5・5とか 一定の割合は

全く 決めていません。

この蔵元さんの焼酎は 味わいと香りが 良く伸びて

少し薄い感じに割っても 味わいの良さが 伝わる。

また逆に 味わいの伸びが そうでもない焼酎なら

少し加水程度にして

その焼酎の良さを お伝えします。


さらには

そのお客様は 今日何杯目か?

この焼酎を 今出すのなら どの程度の割合で割るか?

今飲んだ焼酎、次に出すのなら どの焼酎を 

どのくらい割って提供するか?

などと

めまぐるしく思考を しているようです。

私も 普段の会話で 

家内の提供については 深く話をしているので、

お客さまから 

おかわりのご注文をいただいた際に

一夢庵の100種類近い銘柄の中でも

私と家内の セレクトする銘柄・割り方が

一致するのが ほとんどです。


また その時に お客様が食べておられる料理から

イメージする場合も

意見は 非常によくています。


私が思うに

不味い本格焼酎は この世に存在しません。

但し

それぞれの本格焼酎の良さを台無しにする

マズイ割り方 マズイ提供の仕方は

間違いなく あります、

しかも それは提供する側のパフォーマンスのマズサ

なんやと 

常に心に置いて

暖簾をあげています。


本格焼酎には

ワインの様に ソムリエなどと言う資格はありません。

焼酎アドバイザーと言う資格はあるようですが、

正直 私が今まで お話させていただいた

アドバイザーの方には 

がっかりさせられたことしかありません。


まあ

アドバイザーだろうが なんだろうが

本格焼酎に 携わる

造り手も 売り手も 呑み手も

当然私自身も含め

それぞれの立場で まだまだ完成の域に

達しているのではなく 

発展していく可能性、言うなれば

伸びしろの大きいアルコール飲料だと

認識しています。



釧路から サメガレイ

雨の姫路ですが

北海道釧路から ごっついええサメガレイ入荷です。

背中側の身は お刺身で

腹側の身は 塩焼で!!!!















テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

蒸留酒呑み 刺激も時には官能的♡
単式蒸留機で造られる

本格焼酎は

蒸留したばかりは

モノによっては 油分の臭いや

ガス臭が ごっついデス。



ちなみに 私は過去

バンバンに 発酵している真っ最中の

芋焼酎の醪のタンクに

思いっきり 顔を近づけ、、

その刺激臭に 鼻がもげるかと思うほどの・・・

もはや 打撃と言っても過言ではない刺激を

喰らった経験があります。

理論上は

でんぷん質が 麹菌によって

ブドウ糖と 変わり、

そのブドウ糖を 酵母が アルコールに変えてくれるのですが、


原材料である 芋 麦 黒糖・・・・には

でんぷん質 糖質以外の成分も 当然含まれます。

油分であったり タンパク質であったり・・・・・。

それが 

蒸留直後の 油臭であったり ガス臭になったり・・・・。


ガス臭は 時間の経過で 抜けていきますが、

油分は

焼酎中のアルコールと反応して 脂肪酸エステル類と総称される

成分になります。

近頃は ガス臭を含め この成分を 

バッチリ残した“新焼酎“と

名付けられた商品も あります。


マニアックな焼酎呑みなら

『むむ~~っ。こいつやるな~~。』と

唸る味わいなのですが、

食中酒には ちょいと刺激が強いかな~~って思います。(笑)




まあとにかく

この 油分(脂肪酸エステル類)を

どの程度濾過するかっていう

わずかな製造上の違いだけで

出来あがる製品の味わいは 

仮に同じ原酒でも

大きく変化しちゃうように

思います。



家内が 

時々 呟いているのですが、

『この油分が いや~な香りと味になる焼酎もあれば

絶妙に 美味く感じる焼酎もある。』 と・・・・・・。


強い刺激臭・いや~~なスメルも 絶妙な分量残すと

心地よいフレ~バ~に感じる 人間の感覚の不思議でもあります。



そういう 成分を含むがゆえに

本格焼酎は 何か別の味・香りを加えるのではなく

シンプル~~な水割り・お湯割りで

味わいと香りが 

より一層 官能的な魅惑を

喚起させてくれる

アルコール飲料のひとつでは

ないでしょうかね~~。






テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

蒸留酒呑み
先日

仕事帰りの 深夜。

仁義なき戦い完結編を

見ながら 黒糖焼酎を 

呑んでました。


小林旭の 渋いセリフを

聞いていた その刹那、

今更ながら 自覚しました。

私は 『蒸留酒呑み』だと!


本格焼酎を 主に呑む私は

水割りや お湯割りなど、

酒を 割って呑むことが

違和感なく 身についているんです。



フランスのリンゴの蒸留酒

“カルヴァドス”ですら

その日の体調に合わせて

水割りだったり お湯割りだったり・・・・・・。


私にすれば 割るって事は 味わう為の一工夫なのですが、

とある人に

『カルヴァドスを 水で割って呑む発想はない。』と

言われてから

ずっと 頭の隅に 

引っ掛かってたんですよ。

そう言えば

カルヴァドスを 買った酒屋さんでも

『料理か何かに使うんですか?』って聞かれたので

『いえ、呑みます。』と答えると

なんだか 微妙な笑顔を 返されたな~~。(笑)





基本的に 醸造酒は 割って呑むことは少ない。

本格焼酎を含む 蒸留酒を

水やお湯で

割ることで 

そのお酒の持つ美味しさを

引き出そうと 試みるのは

呑み方の一つとして

間違いじゃないと思うんですよ。

割るって言う事を

ややもすると 水で薄めるって言う風に

考えられる方も いらっしゃいますが、

そうじゃないのよ。




本格焼酎は

単式蒸留機で 1回蒸留が大多数。

素材由来の 香りや 風味が

強い蒸留酒です。

連続蒸留機で 

アルコール100パーセントに近い度数の原酒を造る

蒸留酒とは 

全く違うものだと認識しています。


本格焼酎は

その成分中に 時間と共に熟成する成分を

もともと 含んでいます。


ゆっくりですが 間違いなく 瓶詰めされた後でも

熟成します。

それが

他の蒸留酒との一番の違いだと

考えます。




つづく