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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
プロフィール

しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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間違いないのが 一番ですな。
先日 仕入れた

隠岐の岩牡蠣。。。


いまのところ 20個近く

開けてみましたが、

1個も スカタンは ないですね~~、

どれも 殻の大きさに匹敵する 

プリプリの身が 詰まっておりました。


牡蠣は 開けてみたら 

殻はでかくて、身はチンチクリンで

がっかり!!っていうのが、

仕入れた側としては 一番ショック!!

その点、

隠岐の岩牡蠣 『春香』は 今のところ合格なのであります!!(笑)


いや~~、

1個 また味を利きましたが・・・・・、

春香っていう名前の通り、

春を感じる爽やかさだな~~、身体に しみいるお味なのです。

岩牡蠣 春香20170331


店の照明で 撮ると

やたら黄色く映るな~~~。(笑)



今日は 雨の年度末。

少し冬に戻った感・・・・、

久しぶりに ストーブに 灯を入れました。

鹿児島産の豚軟骨 超柔らかに 甘辛く炊き上げてます。



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テーマ:鮮魚 - ジャンル:グルメ

雑感
繋がるというのは

いろんな不思議があって 

もはや 縁っていう一言でしか 説明できないですな~~。



お客様からの 縁で

一夢庵に 新しい食材が!!

数量も 季節も 限定なのは 当たり前!

日本には四季があり、それぞれの海があり、

それぞれの美味さがあるんです。

島根県 隠岐の ブランド岩牡蠣!!!

岩ガキ 20170330


この岩牡蠣に出会うまで

価格と美味さのバランスが、店で扱うには ・・・・って 思ってました。

が!!!

やっと 出会え やっと見つかりました!!!



美味さの質が 坂越のマガキとは ベクトルが違うよ!

爽やかな磯の香は 日本海の海の香りか??

味わいは 程良い濃厚さと さっぱり感の絶妙のバランス。


醤油で食べてもいいし、

小豆島のオリーブオイルに 敢えて瀬戸内の塩も ないす!

サッと 表面だけに火を通すのも 美味!!





そうそう もう一つ。

今週末は 博多で、

お酒のイベント 九州酒蔵びらき が 開催されます。

で ネットで情報を見てると、

一夢庵では 特醸泰明で 超おなじみの 大分の藤居醸造さんが

これまた

一夢庵で唯一のワイン 宮崎県の都農ワイナリーさんと

同じブース。

こういうのも なんだか縁を感じますな~~。



春は 出会いと別れの季節

昨夜の宴会は 送別会

長らく姫路勤務だった方が 九州へ・・・・・栄転。



こんな感じで 

別れては 繋がり

繋がっては 別れ

そんな繰り返しで 

経験を 積み重ねていくのが

一夢庵には 似合っているようですな。(笑)




テーマ:鮮魚 - ジャンル:グルメ

撥水or親水?
もう 3月も のこすところ

今日入れて4日!

時の流れの速さに 驚くばかりの おじさんです。(笑)


季節は巡ると 頻繁に

書いてしまうこと自体が 歳なんですかね~~~。


さてさて

今年も 泉州から 水ナスが 届きました。

地元のトマトとコラボで、 サラダにしようか・・・

漬物にしようか・・・・・。

泉州の水ナス 播州のトマト



花粉や PM的な 飛散物質が 

わが愛車 黒のプロボックスには

残念なぐらい 白く 黄色く 着いてしまいます・・・・

先日の日曜

曇り空の合間を 久しぶりの ガチ洗車!!

2時間チョイ 汗かくほど ・・・・・・・。

ずっと前に 

ワックスは 撥水がいいのか 親水がいいのかという

カウンターでの会話もあったことを思い出し、

初めて 親水性のコーティングを してみました。

9年目 12万キロを迎える割には

なかなか きれいに仕上がりました。
マジ洗車!!


で 今しがた

いきなりの冷たい通り雨!!

むむ!!いい感じで 雨がボディーを流れ落ちています。


親水コーティング いいかも・・・!!



さて

地元太市の筍!

坂越の牡蠣!

瀬戸内の のれそれ!

今日も ええ感じのお品書き !!!




テーマ:時事ネタ - ジャンル:ニュース

桜が本格的に咲き始める前、

木蓮の花が

白く大きく 咲いています。


いかなご漁は 不漁を極め、

わずかな漁期で 終了となりました。


春分の日も過ぎ

日中の暖かさも 日が暮れると

チョイと肌寒いですな。


さてさて

いつも お品書きに 書いています。

播州赤穂 坂越の牡蠣!!

春牡蠣と銘打っても いいんじゃないかい!!

この肉厚と 大きさ、

旨味が 尋常じゃないですよ~~。

春牡蠣



気づけば 3月も あっという間・・・・。

今年も 4分の1が 終わりそう。。。。


歳とったからなのか どうなのか?

時の流れが ちょいと 早すぎるな~~~。(笑)





テーマ:鮮魚 - ジャンル:グルメ

冬と春の境目
3連休 みなさま

いかがお過ごしでした?


珍しく 日曜営業を敢行した一夢庵(( ´艸`))!!

おかげさまで たくさんのお運びを 

いただきありがとうございました。



坂越の海も

同じように見えて、

現場では 海も どこかしら 春の色を感じます。

春の坂越

今シーズンの牡蠣、

まだまだ ごっつい旨いですよ~~。




で、

春分の日は お店の休みを いただき、

宍粟の山奥に 水汲みにって来ました。

流石に 山奥も 幾分 空気も水も 緩んできた感じが

漂いますが、

まさに 春と冬の境目 秋分の日、

明延の峠の 登り口、

路肩には まだ若干の雪。

水汲み場20170320



花粉症ではないのですが、

少し 里に下りてくると、

鼻が チョイとムズムズしました。


で、その翌日、

今日も

昨夜からの雨も 上がり

陽射しが 澄んだ空から 注いでいます。


太市たけのこ20170320

姫路は 太市産の タケノコが 出始めました。

下茹でをする直前、

穂先の切り口の 瑞々しさが 溢れています。


ホタルイカも 鰆も

バッチリご用意、

焼酎のお湯割りを ゆるゆると 傾けながら、

いかがですか。



さあ 今週も ぼちぼちと 参りますか!!


テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

彼女たち。
おかげさまで

昨日は たくさんのお運びを頂きありがとうございました。

今夜も よろしくお願い申し上げます。

明日は日曜ですが、

珍しく 一夢庵 暖簾をあげます。

今日も 整列して 『彼女たち』が お待ちしております。

ほたるいか 20170318

普段は 深海で暮らしてイルホタルイカ

わずか1年ほどの寿命。

子孫を残すため

交尾を終えた雄は 深い海の底で、

命を全うし、

雌が 産卵のため 浅い海に やってくるんですよ。

だから 漁獲されるホタルイカは 雌ばかり・・・・。

彼女たちっていうのは そういう理由なんです。


他に 鰆や ボタンエビも 皆様のお運びを お待ち申しております。



テーマ:鮮魚 - ジャンル:グルメ

ゆっくりして、すぐ復活。
本日 3月17日

ホタルイカも 皆さんのお越しを

お待ちしております。

ホタルイカ 20170317

お知らせ。
なんだか

夫婦そろって風邪気味な・・・・・。


本日 16日 一夢庵 お休みします。


その代わりと言っては何ですが、

19日 日曜日 営業いたします。


一人呑み
近頃の飲食店は

気の合う仲間で集まり、ワイワイと・・・・。


でもね、

一夢庵のカウンターは それだけではないんですよ。

フラッと 暖簾をくぐり

あったかいおしぼりで 手をふき、焼酎を傾ける・・・・・


静かに 一人呑み・・・・

一人で呑んでさみしいと感じる人もいるでしょうが、

何もしゃべらず それも よしなんです。


もし 気が向けば

誰にもいえない モヤモヤする事、

利害関係のある人には あまり知られたくない事、

腑に落ちない事の なんとなくブルーな感情・・・・・。


そんな事を 私や家内に ちょっと会話することで、

少し気が楽になる・・・・

酒飲んで ストレスがちょいと晴れるでしょう、

ただし 問題は解決したわけではありません。

それさえ 解っていただいてると

一夢庵のカウンターは ほぼほぼすべてのことを受け入れてくれます。

カウンター


スマホを 忘れないように カバンに入れてから

『ため息』は カウンターの隅っこに 置き忘れて帰ってもらっていいんですよ。


そして 

少し前向きな気持ちになっていただければ・・・・・・。

ポジティブ過ぎても シンドイし

かといって ネガティブでも 何か違う。

程良いさじ加減を 思い出してもらうのも カウンター。


そんな愉しみ方も カウンターの醍醐味です。


しかし そんな昔気質の居酒屋も 少なくなったね===。

僕もたまには 一人呑みと 洒落こんでみたいもんですな。(笑)



テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

雑感 
いつの世も ほぼ同じやと思うけど、

なぜに

自分と違う意見や 違う行動をする人に

こうも 怒りや ひどい言葉を ぶつけたり、

自分の意見を押しつけるようになったんだろうかね~~。





『次の選挙で 叩き落さねば!!』

って

叩き落したいのならば 

ご自身の意見に沿う 然るべき 政策を述べられる立候補者が

いてこその話で、

気に入らない政治家に マイナス票なんて入れられないんだから、

叩き落すっていう表現をするならば

この政党 この候補者は こうこう述べているので

一度は耳を傾けてほしいとか 言うのなら 話も分かるんだけどね~~。


しかも 此処には書きたくないような 

酷い言葉で ただただ罵声を浴びせているだけの場合が

ほとんど・・・・・。



それが もうかなりお年を召された御仁が

そんな事を 述べておられる。


こんなの 一例に過ぎない事は

皆さんとっくにご承知。


ネット上の発言は 

玉石混交。


良い事も 悪い事も 溢れている、

まさに 人生の縮図。

良い事ばかりではないけど 悪い事ばかりでもない!

ってもんだわな。


そもそも 良い事も悪い事も

ただただ自分にとっての“都合”だけの話で、

見方を変えれば 善と悪と同じく

簡単に評価は逆転する。


奄美のマグロ
(奄美の 畜養マグロ! 畜養モノの出来栄えも 天然モノに迫りつつある!)

でも 最近本当に怖く感じるのは

例えば・・・・・

『この人の教えは すばらしい、この教えを学べば、

あなたも幸せになれる。』


こんなニュアンスのことを 普通に言う人が 意外と多い事。



どんなに素晴らしい教えであっても

幸せは 人ぞれぞれ、

そもそもが 現を抜かした空論。


幸せになるのは

まず 自分にとって 何が幸せであるかを

悟ること、

幸せの基準ですら 自分の外に求めることは 

本末転倒。

どんなに 素晴らしい教えであっても

それは 私にとっては 参考にはする考えだけれども

疑いなく受け入れる事の怖さも 同時に考えるべきだ

って 僕は思う。

僕にとっての幸せは 僕にしか表現できないし 

僕でしか追い求められない。

北海道のボタンエビ
(生のボタンエビ、ああ==食べたい!!山葵と醤油ちょっとだけつけて・・・・)

「素晴らしい教え」を 「素晴らしい商品」や 「すごくおいしい食べ物」に

置き換えても 通じる内容だと思う。




先日書いた 喫煙・禁煙の話も

今日の話題も

たかだか 居酒屋のおっさんが

書き綴っている たわごとの一つに過ぎないって事は

私自身が 常に認識している。



小難しい内容のブログでも 

まあ そんな感じで書いてるんで、

皆様

ちょっとした時間の暇つぶしにでも

ふわ~~っと 眼を通していただければ

私は 十分でございます。(( ´艸`))))

魚津のホタルイカ!20170306


今 漁獲されている

いかなごの値段が 魚津のホタルイカよりも

高く感じるのは 私だけでしょうか?

今日も 魚津のホタルイカ ばっちりでっせ!!


テーマ:時事ネタ - ジャンル:ニュース

日曜から 月曜昼。
日曜日

オープン以来からお付き合いのある

お客様の結婚式の2次会に 

お声をかけていただき

神戸は垂水、

明石海峡大橋のたもとへ・・・・・。



お祝いの席に 参列させていただけることは

本当に光栄なことです。

おめでとう、そして ありがとう。

末永く。


明石海峡大橋



そして 月曜の昼。


姫路港に入港していた 飛鳥Ⅱの出港を

見に出かけました。

飛鳥Ⅱ

お決まりとはいえ 紙テープの乱舞する出港!!

いつの日か 

女房孝行で 世界一周でも 行きたいもんですな。(笑))

飛鳥Ⅱ出港



そうそう

その結婚式の2次会会場で、

ランボルギーニ アヴェンタドール スーパーヴェローチェ!!

オーナーさんの話を聞くと

たった今 納車されたばかりとのこと。

スゲ~~存在感!!
アヴェンタドール



さあ ゆっくり休んで エネルギー充電!!

今週も 元気に参りましょう!!


テーマ:時事ネタ - ジャンル:ニュース

煙草
私自身は 以前は煙草を吸ってましたが

もう止めて 8年チョイ。

煙草

飲食店をして 調理場に立つ立場なので、

いつかは・・・・・。

で 40になる歳に

禁煙外来に通い、あっけないほど

すっぱりと 止める事が出来ました。


私自身は 

隣で吸われる方がいても

何ら 気になりません。

というか

喫煙するのも 一つの自由だと思っています。



喫煙自体は違法行為でも何でもないはずなのに

まるで 喫煙者を 犯罪者扱いするかの様な言葉で

非難される方が いっらっしゃいます。


その論調で

飲食店での喫煙。

先日 ネット上で

 『喫煙は マナーの問題だが

 喫煙を許すことは その店は

 嫌煙者の私を お客様扱いしていない!

 これから 喫煙者はどんどん減る、

 そんな店は 淘汰されればいい!』

との内容の発言を見ました。


その理論でいうと

一夢庵は 淘汰されるお店になります。


私が 気になるのは

こういう言葉で 

喫煙を容認しているお店に対する

『表現の仕方』です。


受動喫煙という点で考えれば

本人自身だけの”喫煙 禁煙”だけの事ではないのは

理解しております。

確かに

一昔前に比べると 煙草を吸われる方は

物凄く減りました。

しかし ゼロではありません。


仕事を終え

スーツを脱ぎ、ネクタイを緩め 

一杯の焼酎を 傾けながら

煙草に火をつける・・・・。

今となっては少数派かもしれませんが、

そんなお客様も いるわけです。


今 現在、 飲食店の喫煙は違法ではありません。

将来 法律で 飲食店での喫煙が禁止されれば

何ら反論せず 法律を遵守します。






法律ができるから 

禁煙にするっていうことも

おかしな理論です、

法律が出来なくても

一夢庵の店主として

将来的に 店内禁煙にするかもしれません、

しないかもしれません。


それまでに 一夢庵は 淘汰されるかもしれません。

淘汰された理由は 禁煙・喫煙では ないかもしれませんし、

そうなのかもしれません。









テーマ:時事ネタ - ジャンル:ニュース

『割る』ということ その7
本格焼酎を 美味しく『割る』為に

『水』に 注視していることは

今までに 何度も 書いてるんで、

今回は 省きます。


『水』との調和を

表現するのが、『水割り』。

『お湯』との調和を表現するのが、『お湯割り』



じゃあ そもそも 

製品化されている本格焼酎はというと

蒸留された高アルコール度数の原酒

(とはいっても アルコール度数100%じゃないよ、)

を 加水調整され 

25度に調整され 出荷 流通している商品が

ほとんどです。

(そうではない商品もありますけどね。)

ここから 泰明22 壱乃醸朝日 黒潮
(大分麦焼酎 藤居醸造さんの冬泰明は 22度、ここから2014は42度、 奄美諸島喜界島の朝日酒造さんの壱乃醸朝日は25度 黒潮は35度35度。 度数も いろいろ……。度数だけでなく他にも いろんな違いがありますよ。)


既に『水割りの状態』なわけです。


ここで

一つ 重要なのが、

開封してから どれrくらいの時間が経過しているか?

ということ。


おそらく 皆さんも経験しているかと思うのですが、

買ってきた1升瓶、

まさに 開封したての最初の一杯

に対して

空になる直前の最後の一杯、

『なんだか 味わいが違うな~~。』


こんなこと経験ありませんか??

最初がいいとか 悪いとか

最後の一杯が 良いとか悪いとか そんなんじゃなく

味わいや風味の変化を感じたかどうかということです。




お店で 数多く焼酎を扱っていると、

開封してから 空っぽになるまで、

家で個人的に呑んでいるときよりも

比較的長い時間かかります。



その長い時間の間に

その本格焼酎は 瓶の中で

どう変化しているか?


扱うすべての銘柄で、

ある程度把握しておかなければ


一定のクオリティーを維持した

”美味しい”と感じていただく為の

『水割り』、『お湯割り』を 

お客様に提供するのは 

本当の意味で 難しくなります。



つづく


テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

春の風物詩なんだけど
先日 漁業に関係の深いとある方と

話をしました。


瀬戸内海の春の風物詩 いかなご漁。

ここ数年 高値推移、不漁が続いており、

今シーズンも おそらく 似た感じで 価格・漁獲ともに

推移するような感じです。


いかなごっていう魚は

1年で成熟し、移動性が小さい性質を持っています。

ですので、

とことん少なくならなんければ 

数年で資源は回復の見込みのある魚種ではないかと・・・・・。

しかしながら

青森、陸奥湾では 資源が激減 ほぼほぼ枯渇と言われているようです。

移動性が無いということ。

また 夏場の水温が高い時は 砂にもぐって夏眠する性質もあり、

工業用で海底の砂を採取されて 砂場が 無くなると

それもまた、いかなごにはダメージになるようです。


今現在も 漁協さんでは

資源維持に 漁期や漁獲時間を決めているのですが、

これだけ 不漁だと言われると、

素人ながらに いささか 心配しちゃうわけです。



いかなご 1魚種の資源だけの問題ではなく、

実は 瀬戸内海の漁業資源全体の問題ではないかとも思うのです。


いかなご や イワシなどは

食物連鎖の底辺の魚です、

この部分の数が減るということは 生態系に及ぼす影響が、

大きいはずです。

いかなご


これ以上は 言及しませんが、

乱獲するのも 人間。

資源を維持管理できるのも 人間。

なにぶん 自然なことなので、人為的な影響で 

すぐに資源回復できるとは思わないですが、

ここまで資源が減ったのも 人為的な影響なわけです。


ガキの頃

いかなごの釜揚げを ご飯の上に

アホほど のせて貪り食ったのが、

今は昔。


スーパーでの魚売り場で

あまりの高値で 

売れ残っている いかなごを 見ると

いろんな意味で 

悲しい気持ちになるんです。



いかなごに限らず、

命を頂くということ、

それで 命を繋ぐこと・・・・・。



調理師という立場の私は

もっと そのことを 意識しないといけないと

思い直しました。






テーマ:鮮魚 - ジャンル:グルメ

『割る』ということ その6
日々の営業の中で

多くのお運びをいただく日も

そうでない日も

出来る限り カウンター越しに

会話をするように心掛けています。



お客様の何気ない一言が

『割る』ということに関して

ハッと 気づかせていただくことが

多いんです。


『一夢庵の お湯割りは 熱くもなく

ヌルくもない、絶妙のところを

突いている感じがして いつ呑んでも物凄く美味い。』 と

お言葉を頂きました。

もう 何年も 通って下さる

常連様のお言葉だからというわけでは ありませんが、

励みになる言葉です。



“熱くもなく ヌルくもなく”

“絶妙のところを 突いている感じ”



お湯割りの 最初の一口・・・・・。

まず 最初に 何を感じていただくか?

ぐっとくる アルコール感?

強く立ち上がる 香り?

ただただ 熱さだけ?

素材それぞれの風味?


アルコール感も

香りも 熱さも

すべて 程良いバランスで 感じていただくのが

一番いいのではないかと思うのです。


程良くバランスの取れたお湯割りは

本格焼酎が

一番 愉しめる領域ではないかと 個人的に

考えています。


『お湯割りなんて。』という 若干否定的な声は

少なくないですが・・・・・、

おじさんの私には、

近頃の飲物は 冷たいほうに振り切れ過ぎてるように

感じるのよね~~。

冷たい飲物が嫌いってわけじゃないですよ、

暑い夏には

冷たくして飲むほうが 爽やかで スッキリ感が 心地よいですしね、

その一方で

お茶に代表されるように

温かい飲物が 体に優しくてね===。

ここ数年 年中 お湯割り呑んでる一夢庵夫婦なんですよね。(( ´艸`))



まあ それはさておいて、

“バランスのとれた『お湯割り』”の道は

水割り・炭酸割りの美味さを見つける近道に

繋がっているように思います。

魚津のホタルイカ!20170306

やっと 今シーズンの 越中富山は魚津から

プリップリの ホタルイカが 入りました。

眼とって 口とって 骨抜きにしてやりました!!(( ´艸`)))


つづく




テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

『割る』ということ その5
実のところ

こうやって 本格焼酎を『割る』ということを

書き綴っているのも

もっと それぞれの銘柄をうまく提供できないか?

焼酎マニアだけでなく 今日初めて本格焼酎を口にする人にも

『これは 美味い』と 味わっていただきたいし・・・・・。

そしてさらに

文章を考えながら 自分自身で

なにか ヒントになることを思いつかないか

っていうのも あるんですよね~~。




15年 日に日に 焼酎に触れていると

ついつい 一夢庵がマニア向けの店になってしまいかねませんが、

そうではなく

私自身も ニュートラルな思考で 

本格焼酎に接して行くべきだと考えているんです。


先日も ほぼほぼ焼酎は初めてだというお客様から

『何かお任せでお湯割りを・・。』とのオーダーを頂きました。


さあ 腕も見せどころですな。


てな具合で 数杯 呑んでいただきました。

まずは 松露酒造さんの 松露の前割りを燗。

先日鹿児島で 出会ったばかりの

国分酒造さんの 芋焼酎 安田のお湯割り、

さらに

藤居醸造さんの 麦焼酎 泰明の新焼酎

最後には

大和桜酒造さんの芋焼酎 大和桜25度で

しめさせていただきました。


料理も 素材の味わいを重視した数品、

『サワラのりゅうきゅう』

坂越の殻付き牡蠣の酒蒸し

但馬牛と地元のこんにゃくを 甘辛く炊いた すじこん

原木シイタケのホイル焼き・・・・・・。

最後に 塩おにぎり!!


『また 来ます!』と 

歩いておかえりいただく 後姿をお見送りする。

クレソン
ちょっとした 付け合わせにバッチリの 野性味あふれるクレソン!!



お客様と一夢庵の

需要と供給が マッチングした

一例にすぎませんが、

こうやって 本格焼酎に触れていただき、

美味しいなと感じ、

また 一夢庵に来てもいいかな?と

思っていただくことが、

巡りめぐって 本格焼酎の魅力を発信できる喜びなんですよね、





『割る』ということを

突き詰めることは 本格焼酎の美味さを

理解していただく 入り口でもあり、

ずっと長く 本格焼酎を愉しむ為に

大事なことだと 私は 考えています。



テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

『割る』ということ その4
なんだかんだと書いていますが、

あくまで私の考え、

本格焼酎の 割り方は 大正解はありません。


西洋の蒸留酒のように

柑橘系の味わいや香りをプラスすることは

間違ったことではありませんし、

樽で 長期貯蔵された本格焼酎も

絶妙の味わいを表現してくれています。

それもまた 本格焼酎の愉しみ方の一つの側面なんです。


尾鈴山01



近頃は 本格焼酎も 世界に出ていますが、

水割り・お湯割りよりも、

いろんなニュースを見ていると

やはり カクテルベースの一つ、という捉え方をされているようですね。


先日 ニューヨークで行われた焼酎イベントの記事をリンクしておきます。

宮崎県7蔵がNYで焼酎イベント




だって その1で書いたように 

日本人の味覚と 西洋人の味覚は勿論

アルコールに対する強さも 

確実に異なりますからね、

当然 味わい方も 愉しみ方も 違ってきます。


本格焼酎は そういう意味でも 

懐の深いアルコール飲料

と言えるのではないかと思います。



愉しみ方のバリエーションが 多すぎるともいえるのです。(笑))



つづく

テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

『割る』ということ その3
西洋の蒸留酒って

素材由来の旨味と味わいを愉しむ

というよりも

味や香りを 付属することで

愉しむ要素の強いアルコール飲料って感じがするんですよね~~。


それに対して 本格焼酎って

素材由来の旨味と味わい、

麹由来の旨味と味わいのバランス・・・・・。


言葉で書くと 単純明快なんだけど・・・・・・、

素材由来の旨味と香りの

ファーストインパクトの後に

ふんわりと あがってくる

麹由来の甘みと美味み・・・。 

このあたりの特徴が 

世界を見渡しても類を見ない

“食中酒としての蒸留酒”たり得る所以じゃないかと

思うのです。



先日 鹿児島の 焼酎バーで

いただいた お湯割り・水割りは

ファーストインパクトを重視した割り方をされている様に

感じたんですよね、

それに対し

一夢庵の水割り お湯割りは

ファーストインパクトよりも

後からあがってくる風味を重視してる

と 言っても いいかと思います。


それぞれの飲食店さんで それぞれの水割り・お湯割りがあり

また 人それぞれの嗜好があり、

これが正解だ~~!!というのは ないですよね~~。

割り方は 無限ですし、

本格焼酎の美味さのどの部分にフォーカスするかは

これまた 面白いんです、

美味さと味わい・香りの愉しみ方を

可能な限り立体的な奥行きのある表現方法を

もっと 見つけていきたいんですよね~~。

宮田本店さんから 紅はるか


それぞれの蔵元さんで それぞれの酒質があり、

それぞれの特徴があります。

一夢庵では

蔵元さんそれぞれの特徴を捉え、

それぞれの銘柄の酒質を理解を深めたいのです、

そうすることで

また 一夢庵の水割り・お湯割りは 新たな局面に

辿り着くかと思っております。




つづく



少し春らしくなってきました。

店先の植物も 新芽が 出て来よる、

季節は 巡る・・・・・・・。



テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

『割る』ということ その2
本格焼酎を 水で割る。


こうやって 何度も何度も 言っても

『薄めないと呑めないんでしょ。』と

思っておられる方が・・・・・・・。



まあ それでもいいんですよ、

本格焼酎に限らず 清酒も ワインも 嗜好品ですから、

だって

世間が 美味しい 美味しいって評判の清酒を飲んでも

私は 正直 それほどの美味さは 感じない。

赤ワインは チャレンジし続けているが

未だに 苦手だしね。(( ´艸`))




まあ 一夢庵としては

水やお湯、言ってしまえば 味も香りもないもので

『割る』と 言うことを突き詰めていくと覚悟している。

水をはさみながら


で 近頃考えるのが、

水・お湯っていう 味も香りもない無味無臭のもので、

『割る』味わいは 実は 日本人の味覚でしか

感じえないんじゃないかと 思い始めたんです。


芋焼酎の場合 

世に出ているほとんどの製品は 『米麹』

どれほど日本の食生活が 欧米化しても

米の甘み・旨味を 感じることには 

日本人が世界中で 特化しているのは 間違いではないはず。


実は 

この麹由来の旨味と味わいを 引き出すのが 

水・お湯で割るということではないか?




つづく

テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ