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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
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しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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一夢庵的 前割り概論その2
前割り焼酎をつくり、

アルコール25度以下に度数を下げ

水と調和させることで

円やかで 香りを引き出した

食中酒としての本格焼酎を

堪能することが出来る。。。


これは いままでも

多くの方々が、

述べておられる内容の繰り返しです。。。。


ここから先の話をしましょう。


前割りの限界を試してみようということで

グラスに 1杯だけ

アルコール度数12度くらいの前割りを作り

密閉し 冷蔵庫の片隅で

2か月ぐらい 放置していました。。




呑んでみました。。。。


全く味わいも香りも 屁みたいな

薄っぺらさで

土くさいというか 埃っぽい香りしかしませんでした。


やっぱり 何事も限界があるんだと

認識しました。。。

水汲み 20180603


おそらく どの銘柄でも

なんらかの ネガティブ要素がでてくる

変化はするでしょう。


この場合の 埃っぽさは 何処から出てきたのか?

何が原因なのか?

そんなことを突き詰めたく、

いろいろと 繰り返し 前割りを作り

私と家内の官能検査だけなので

感覚的な事をもとに

導き出した 重要なポイントです。

(科学的なアプローチも 必要ですが、
酒の味わいは 個人の嗜好も強く 
感覚が何よりも重要視すると思うのです。)


・前割りに より適切な酒質がある。 

・前割りにする時の水は 大事。

・アルコール度数が25度のモノよりも より度数の高いモノを使うほうが
 味わいと香りにおいて 時間の経過に伴う劣化がすすまない。

・小量でつくると 劣化が早い。

・減圧蒸留 常圧蒸留の違いで 前割りに適するかどうかは
 関係がない。


ざっくりとこんな感じです。





つづく

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テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

一夢庵的 前割り概論その1
本格焼酎を

”食中酒として、 どう表現するか”


その問いに対しての 答えの一つが

『前割り!』


前割りって言うのは

あらかじめ 水割りにして 置いておく

本格焼酎の呑み方の一つ、、、です。



一夢庵では

3タイプの前割りを 用意している。


まず一つは

1升瓶で 前割りを作り、

常温で保存して、

少なくなると 前割りにしたモノを

継ぎ足し継ぎ足ししている。

ウナギ屋さんの 継ぎ足し秘伝のたれ方式の

前割り。。。(笑))

継ぎ足すことによって 呑みやすさの中に

複雑な風味と 香りに奥行きが 出てくる。。。



もう一つは

空になった 4合瓶や ワインボトルで

前割りを作り、

冷蔵庫にて 冷蔵保存しているモノ、、。

多人数さんで呑まれる時、

グラスに注げば すぐおいしい、、、

氷を入れなくても 冷えた状態・・・

すぐに 美味しさが楽しめるって

タイプの前割りです。


そして最後は

とあるお客様の一言から始まったのですが、、

『今キープしている焼酎を 次に 来る時までに
前割りつくっておいてくれる?』

っていう キープボトル前割り。。。

その方は その銘柄の“今作った水割り”でなく

“前割り”が 好きなんですね、

しかも ボトルで造っているので、

御来店一度で ボトル呑み切り。。。

深酒することもなく 美味しさ十二分!!



一夢庵が 今提供しているのは

この3タイプの前割り、、、


常々 このブログでも 

”水”の重要性については 

くどいくらい書いていますが、

特に 前割りを作る場合、

”水”は 一夢庵が 加える事の出来る

唯一の原料になるわけですから、

重要性は 理解いただけるかと思います。

特例適用 混和の開始


個人で ご自宅で 前割りを愉しむのは

何一つ問題はありませんが、

飲食店で 前割り焼酎を提供する時には

所轄税務署さんの

『特例適用混和の 開始・休止・終了申告書』が必要になります。

前もって水割りにするっていう事は

“みなし製造”となるので、

それの特例適用を 申請するちゅうことです。。。


『ただ水割りを作り置きしておくだけなのに!!』とは

思いますが それも決まりなら

守るのも 勤めです。

オーダーをいただいてから

水割り・お湯割りを つくるだけなら 申告書はいらないですよ。




つづく



テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

朗かに潤す2017 を呑んで ふと思った。
宮崎県は 宮崎市田野町の

渡邉酒造さんの 芋焼酎

“朗らかに潤す”2017 。


味を利いてみました。


原料のサツマイモ栽培も 自ら手掛けられた

その焼酎は

ほぼ1年熟成ののち、

38度の原酒で瓶詰め、、、。


原料のサツマイモは 黄金千貫という

一般的に芋焼酎に使われる芋、、、、・・・。


香りは 1年の熟成とは思えないほど

落ち着いた表情。。

口に含むと  38度とは思えない

これも落ち着いた 口当たり。

のど越しでは アルコール感を感じ、

後口で、

香りからくる甘さ、、サツマイモの皮目に近い風味・・・・、

黄金千貫の焼酎と言うよりも

渡邉酒造の焼酎と言いうニュアンスが 強く感じました。


最近  大手蔵元さんの ナショナルブランドの焼酎を

よく味わっていました・・・・、

そのような焼酎の表現する味わいとは

一線を画す、

土の雰囲気を 感じました。

私は渡邉酒造さんを訪れたこともあり、

蔵に漂う 独特の香りや 空気感を知っていますが、

まさに そういう蔵の雰囲気をも

瓶詰されたような 芋焼酎。



朗かに潤す

ラベルには この焼酎が出来上がるまでの

行程が 詳しく書かれています。



大量に生産できるものではないですが、

その代わりに 渡邉酒造さんの焼酎造りを

より色濃く 表現された焼酎ではないかと 私は理解しています。


お湯割り 水割り、、

割る事で、その焼酎が表現したい風味や香りは

よりダイレクトに 美味さとなってくるように

感じます。



本格焼酎は

もともとどんな商品も

料理と 合わさり一つに調和することが

特徴の一つではありますが、

調和していく優しさや

奥行きの深い懐を

より強く感じる “朗らかに潤す 2017”と

表現しても 過言ではないと思います。



フランスでは テロワールと言う考え方があると聞きます、

焼酎の原料になるサツマイモは 

ワインの原料のブドウ程 そこまで厳密に 

栽培地によって品質が変わるものでは

ないかもしれませんが、

その土地に降った雨で育ち

その土地で 湧いている水で仕込まれ、

その土地で 焼酎に姿を変える・・・・



そういうことを 声高にいう事もなく

当たり前に表現している

日本の蒸留酒であり、

それぞれの焼酎が それぞれの蔵元さんと

それぞれの土地を伝え、

どんな料理にも 調和するのが

本格焼酎の特徴なんだな~~と

再認識させてくれた

“朗らかに潤す2017”でした。


テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

紙パックの焼酎が

一昔 前と違って、

ビニール臭がしないし、、

香りが 良くなったように感じたので、

ちょいと調べてみました。。。



近所のスーパーで

紙パックの清酒 焼酎を見ると、、

メーカー名のないモノと

凸版印刷さんのモノと

大日本印刷さんのモノでした。。。


メーカさんの不明なものは調べようがなかったですが、

それぞれ パックの匂いがつかないようにする工夫であったり、

製品の香りを維持する工夫が・・・・。


アルミ箔であったり アルミ蒸着であったり、

更には バイオ樹脂を使ったり・・・・

紙パックも 進化 進歩してるな~~。


ただ ちょっと気になるのは

紙パック充填装置、、というか

充填機械、、。

どれも 性能が素晴らしそうですが、

パット見て 高価な感じ・・・・。


小さいなメーカーさんでの導入は かなり、

きびしい感じもします。



そういえば 

以前 とある蔵元さんで 

地元向け紙パック製品の充填の話を

伺ったことがありますが、、、

一度 瓶に製品を測り入れ、

それを紙パックに移すという

実に 手間がかかり、何のための紙パックなのか・・・。

これは なんだか 違う気がすると思ったものです。。

今は どうなってるんでしょうか?



これからの時代

リサイクルや その他環境面、

輸送や 販売店での

様々な要因で

紙パック、

更にはパウチ製品の 需要も

増えたりもするんでしょうか?


紙パックや パウチでは

ビジュアルから なんだかな~~と

個人的には 思ったりもしますが、

量販店には

ペットボトル入りの ボジョレヌーボが

並ぶ時代ですから、

本格焼酎のパッケージも どう移り変わっていくやら・・・。




一夢庵での器は

陶器や ガラスで

焼酎を愉しんでいただけます、、

まちがっても プラのコップは出てきませんよ。


そういえば 以前 いろんな器での

焼酎の味わいの違いを 感じてみようって

、、紙コップを使ったことがあるな~~~。(笑))









テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

心と体の栄養 そして過行く時間。
一夢庵には

実は ラインナップに

書かれていない 多くの本格焼酎が

ひっそりと 時を過ごしています。


原酒に限らず

25度の商品も・・・・。

もう廃業されていまった蔵元さんの焼酎も

静かに眠っております。。。



世界中の他の蒸留酒と違い

本格焼酎は 瓶詰めされた後も

熟成します。

長期貯蔵されてから 出荷瓶詰されている商品は

ゆっくりですが 熟成しているように感じます。


ここで 私が言う熟成ってなになのか?

まず 特徴的なのは

アルコール感の 刺々しさが取れ

口当たりに 円やかさを感じる事、

香りが 深みを増し、複雑な多様な香りの

奥行きを感じる事です。

もっとわかりやすく表現するなら、

アルコール度数を感じさせない

口当たり・・・・、

油断すると 呑み過ぎてしまう恐れのあるヤバイやつです。(笑)



正直 一夢庵の環境での

熟成なので、

もはや それもオリジナルと
 
言ってもいいかと、、、

決して 不良在庫ではございません。(笑))


それとは別に

敢えて 1年ほど 寝かしてからお客様に

お出ししている商品もあります。。。


それぞれの蔵元さんの酒質を

一夢庵なりに 分析し、

『これは もう少し寝かしてからお出ししよう。。。』

夏焼酎ですら モノによっては

1年 一夢庵で時を過ごします。。

気になる蔵元(その蔵の酒質をしっかり理解している場合)さんの

新焼酎(蒸留したばかりの荒々しさの残る芋焼酎)も

封を切らずに 数年置来ます、、って いつ開けるか 未定ですけどね。(笑)



今年、仕入れたものの中には、、

蔵元さんで 熟成8年 その後

酒屋さんで 12年。。。。

実質20年モノなる 焼酎がありました。


その焼酎を購入するを決めた時、、

『この酒屋さんの立地なら 夏場の気温も そんなめちゃくちゃ高くならない。

まして 倉庫ではなく店内。。』

『おそらく酒質に、問題ないやろ。』

という家内との相談後、、購入に踏み切りました。


その焼酎 封を切りました。。。

20年外気にふれずに ゆっくり時を過ごしていた

味わいは 一点の間違いもない すばらしい味わいと香りでした。


熟成モノの 深い香りと風味の魅力は

僕の個人的な好みです。

そんな度数の高い原酒の熟成モノ・・・・、

中でも“お湯割り”、

そんなに熱くなく どちらかと言うと 少し度数も低いぐらいのものは

『食中酒としての最高到達点』にたどり着くように

感じます。



僕は そんな焼酎の味わいと香りを

愉しんでもらう為の料理を

心がけています。
出汁巻


久しぶりに

自分の つくった出汁巻を

食べてみました。

自画自賛ですが、

本格焼酎が呑みたくなる 優しい味わいかと・・・・。


ゆっくりと時間を過ごした本格焼酎と

今まさに出来上がったばかりの料理、、

本格焼酎は 心の栄養、

料理は 身体の栄養、、、そうあるように

心にいつも とめております。






テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

ピンポイント前割り
昨夜は おかげさまで

ご予約をたくさんいただき、満席でした。

しかしながら

お電話いただいたにもかかわらず

お席がご用意できないため

お断りしてしまったお客様、

どうぞ また何かの機会に 御贔屓によろしくお願いします。



そうそう、

昨夜のお客様との 予約時の会話で、、、

『もしよければ ご予約当日に 照準をあわせた、

〝ピンポイント前割り” 作っておきましょか?』

『・・・なに それ。』

『いつ飲むって言う事が はっきりわかっている場合、

その日から逆算して、一夢庵が

一番表現したい食中酒としての本格焼酎を 作っておくってことなんです。』

『一回 作っておいて。面白そうや。』


で、

今回の銘柄は、

その方の好みでもある、

大分県 豊後大野市の藤居醸造さん

特蒸泰明25度を 使用し、

キッチリと封の出来るワインの空瓶を

使いました。


特蒸泰明の酒質と 一夢庵の表現したい食中酒を

考慮し、

水と泰明の割合いだけではなく、

割り水に使用する水の温度、特蒸泰明の温度、

割り水を注ぐ速度や、

前割りしてからの 保管温度、、、

考慮すべき点は

どんな水を使うか、水と焼酎の割合はどうかと 

いう点だけではありません。

藤居醸造 裏の畑から
毎年のように 訪れている 豊後大野市千歳の 藤居醸造さん、、蔵の裏手の田圃からの写真です。


で、

その ピンポイント前割りを呑まれお客さま、

『うわ~~~。家でも飲んでるけど、

全然違う! えっ何これ。

割ってるのに、香りが あとからグッとくるけど、

優しい。』


ピンポイント前割りを 飲み干された後、、

『じゃあ〝今割り”造ってみましょか。』

『作って 作って。』

ということで、

〝今割り”を作るんですが、

ピンポイント前割り”とは

微妙に 違いをつけます。。。


で、呑まれた感想、、、

『これはこれで 申し分ない美味さやけど、

香りが グッと来ない・・。違う。』


まあ これは 

個人の感想ですので

誰しもがそう感じるものでは ありませんが。。。。



同じ割合で 同じ銘柄を 割っても

違いが 出るんです。。。


これは 特蒸泰明に限ったことではありません。

本格焼酎全般に 共通していと

一夢庵は考えています。

キープ青一髪の前割り
この方の場合は キープいただいている 長崎県は島原半島の久保酒造場さんの青一髪を ボトルで前割りを作らせていただいております。スッキリしている香りに 深みが加わって「これ ホンマに青一髪?』というようなニュアンスが出てきています。


それぞれの蔵元さんの酒質、、

それぞれの銘柄の特色、、

そして 使う水、 割合、

割ってからの時間、、、

いろんな要因で 本格焼酎は

味わいと香りの表情が

変化します。。


その変化を 把握しておかなければ、

美味くもなるし、不味くもなるんですよね、

本格焼酎って。



だから

本格焼酎って面白いのよ~~~。


蒸留酒なのに 食中酒。

しかも 瓶詰めされたままの製品を愉しむじゃなくて、

呑み手や飲食店で、

手を加えてから、呑む事も 可能、

且つ 美味さも出てくる。。。


今日も また 一夢庵は

本格焼酎の旨さを

お客様に お伝えするべく、、、

力み過ぎず ボチボチと

暖簾を上げます。


あっそうそう、

ピンポイント前割りは、あらかじめご予約のお客様のみに

提供が可能なものですんで、

ご予約と同時に 要望いただければ、

作りますので、 よろしくお願いします。





テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

なでしこジャパン
一夢庵、、、

さすがに いつも 

本格焼酎の事ばかり考えているわけではありません。

煮詰まってしまいます。。。(笑)))



昨年から やたらと 観戦している、、

なでしこサッカー、、、、

いつもは ASハリマアルビオンの試合ですが、、

昨日は

日本代表 なでしこジャパンの親善試合を

観戦してまいりました。


鳥取 バードスタジアム。

FIFAランク13位の ノルウェーが 相手。

なでしこは FIFAランク7位、、、、

なでしこジャパン 親善試合ノルウェー戦 試合前
バードスタジアムは 席もピッチも 綺麗です。。

なでしこジャパン親善試合 バードスタジアム
パネルの前で 一枚!!
なぜ こんな怖い顔なんだ。。。(笑)

サポーターも熱い!!
なでしこジャパン親善試合 サポーター




試合は ご存知の通り、、、

なでしこジャパン 親善試合快勝!

完勝!!!


決められるチャンスは  まだ ありましたが、

点数以上に ノルウェーを 押さえていたように思いました。

ノルウェーの10番 カロリーヌ・グラハム・ハンセン選手は

速くて 大きく 上手い選手でした。

名前が 強いよね~~。

ハンセンと言えば スタンハンセンが有名ですが、

ノルウェーのハンセンと言えば、

総合格闘技のリングで 怖くて強い、

ヨアキム・ハンセンでしょ!!

ヨアキム・ハンセン





なでしこは なでしこのサッカー

ノルウェーは ノルウェーのサッカー

観ていて それぞれの特色が よくわかりました。。。


なでしこジャパン 親善試合 終了後。


第8回 FIFAワールドカップは来年 フランスで行われます。

なでしこも ノルウェーも ともに

予選を勝ち抜き出場を決めています。。


両チームともに 頑張ってほしいですな。




一夢庵の休日、、、

女子サッカー観戦が やたらと多い。。。




さあ 今日も バッチリ仕込みしてまっせ~~~。

サワラが ごっついいい肉質、、

今日は淡路産!

宮崎から みつけた 

『大堂津天』 シイラのすり身を使った 練り物!!

大好評です。。。

野菜も 地元産で 鮮度と美味さバッチリ!!




テーマ:サッカー - ジャンル:スポーツ

究極の嗜好
芋焼酎には

”新”焼酎と言われる、

蒸留したばかりの

荒々しさが ビンビンに残った商品が、

この時期発売されます。



芋焼酎は サツマイモから造られます。

そのサツマイモの 収穫される時期が

まさに 芋焼酎が製造される時期です。

その収穫されたばかり、蒸留されたばかりの

焼酎が “新焼酎”です。


多くの蔵元さんで

商品化されておりますが、

一夢庵では 扱いをしておりません。

なぜか?


新焼酎は 文字通り

出来立てで、

製品の 味わいや 香りの変化が

早いんです。



開封直後の1杯目と 最後の一杯・・・・・、

たとえ その日に呑み切っても

味わいと香りの変化に 気付きます。

(専門的に扱うので 余計に その変化に気づきます。)



あまりの刺激臭!!蒸留しても 揮発性のガス臭

タマネギの腐った匂いに感じる成分や 温泉の硫黄の臭い・・・・

新焼酎、呑んで 芋焼酎が嫌いになりかねません。


当然 芋焼酎以外の焼酎も 同じような 刺激臭はあります。


一夢庵的には この2点、

香りや味わいの変化が 早すぎる事。

あまりの刺激臭。



それと 私個人的な意見として、

なぜ 商品化されている新焼酎も

アルコール度数25度なのか?


もし 僕が芋焼酎の蔵元で

新焼酎を商品化する場合を 仮定してみると

やはり“原酒”で 強烈な蒸留したてのパンチ力を

味わってもらいたい気がしてなりません。

まあ あくまで想像の話ですけどね。(笑)))


それに 何より

シッカリ熟成された 深みのある香り・味わいが

好みな僕の嗜好も 否定できません。



本格焼酎専門を 標榜する

一夢庵、

敢えて

新焼酎を扱わず

熟成と 円やかさのある 食中酒としての本格焼酎の提供と

それに寄り添う料理を

深めていきます。



今日は

今まで何度も作ってきた豚の角煮、

のなかでも

現時点で 『究極の豚角煮』を

作り終えました。
豚角煮


兵庫県産の とあるブランド豚のネック、

俗にいう 豚トロのブロックからつくりました。

柔らかさは勿論 

十二分に 感じる豚肉本来の味わい、

そして厳選した調味料の味付けのバランスは

自画自賛ですが、

現時点での 一夢庵のひとつの“究極”と

自信をもって 言えます。











テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

多様性が豊富なほうが 選択肢が多くて 愉しいやん。
先日、宮崎で行われた

ノンジョルノ宮崎2018への旅は

京王観光さん、際コーポーレーションさんのツアーに

旅をお任せしました。

都城のミートツーリズム、最高のすき焼きと本格焼酎で、
都城ミートツーリズム2018


実に 充実の内容の旅でした。

この場を借りて お世話になったこと お礼申し上げます。




今回訪れた蔵元さんは

言わずと知れた 都城の霧島酒造さん
霧島酒造


そして 同じく都城の 柳田酒造さん・大浦酒造さん

日南の 古澤醸造さん 桜の峰酒造さん

でした。
柳田酒造
5年前に訪れた時とは 別の蔵と言ってもいいほどの 変貌ぶり!時に熱く語り“過ぎる”漢 柳田氏!!

大浦酒造
こじんまりと甕仕込みの大浦酒造さん。花札のようなラベル”みやこざくら”

古澤醸造
なんと11年振りの蔵訪問!古澤醸造さん。試飲して驚き、、、以前より僕の口に合う。。運転しないから飲んでもOK!!

桜乃峰酒造
木桶の芋蒸しは 桜乃峰酒造さんオンリーかな。すべて甕壺仕込み。。。



僕が感じたのは

製造石数の多い少ないではなく

その焼酎造りへの精神性といいますか

情熱・・・、そしてそれを具体的に

焼酎造りの現場で活かすことの重要性です。



霧島酒造さんは 日本一の製造量を誇る

メガファクトリー いや もっと

ギガファクトリー、テラファクトリーです。

柳田酒造さん 古澤醸造さん 桜乃峰酒造さんは 大浦酒造さん

その製造量だけを見ると、、

申し訳ないですが、マイクロファクトリー、、。


先ほども述べたように

大きい 小さい ではないんです!!

どっちが優れている 劣っているって

事ではないんです。。

テラファクトリーも マイクロファクトリーも

どちらの存在も 本格焼酎にとって

必要不可欠だと 僕は考えているんです。


ちょっよそれますが、

自分と違うスタイルや思考を

否定し、

自分の不都合(それも大した事のない些細な事でも)で

やたらと 感情的になり 聞く耳を持たない御仁は

気付けばちょいちょいらっしゃいます。

(怒って罵りキャラを わざと演じて 物事の本質を説きながら
人生を謳歌しておられる御仁も
知ってます、僕にはできませんが 本当に 人生の愉しみ方は 人それぞれです。)))

でも それでは 何一つ成長しません、むしろマイナスです。

自分とは確実に違う真反対のスタイルも

受け入れたほうが 世の中 おもろいじゃんってことが

やっと僕も 判りかけてきました。(笑)))




共に切磋琢磨しながら

本格焼酎の呑み手の事を思い

己の銘柄を 磨き続ける、

飲食店も 同じです。


一夢庵の目の前には

ごちそう村・姫路南店さんがあります。

キャパで言うと ほぼ10倍、

オープンした時期は 2か月違いで

共に このご時世 17年

お隣さんの同業同士で

頑張れております。


ごちそう村さんには ごちそう村さんの

守備範囲と 得意分野があり、

一夢庵も 同じです。

それぞれが おなじ飲食業界の中で

お客様の評価と 存在意義を問われ続けながら

存続できていることが、

大事なことなんだと 思っております。



当然 

飲食店も 好き嫌い 行く行かないは

あります。

本格焼酎も嗜好品です、

口に合う・合わない 美味い・不味いは

人それぞれの嗜好です。

ただ 優劣を競うのではなく

互いに 世間の中で

存続できるだけの存在意義が 十分なのか

不十分なのか・・・

不十分なら フェードアウトするだけです。



僕にとっての

焼酎蔵巡りの旅は

自分を見つめなおす旅と ニアリーイコールです。



袖すり合うも多生の縁。

今回の旅で

知り合えた多くの皆さま

近づいたり離れたりしながら 縁が続いていきますように

姫路の ちっぽけな一夢庵も

その店主 塩おじさんも

どうぞよろしくお願いします。


いろんな銘柄を呑んで 愉しめるのは

多くの蔵元さんが 存在し

それぞれの信念で 焼酎造りをしていただけるからですもん。

いろんなシチュエーション、

本格焼酎を扱う多くの飲食店さんで

〝本格焼酎”を

初めて呑む人も マニアな人も

気持ちよく 美味く 呑んで愉しんでいければ

最高でしょ!


一夢庵も 皆さんの焼酎ライフの

お手伝いと 愉しみを

磨き続け 

提供してまいりたいと 存じます。


おっと 忘れちゃいけん、、

ノンジョルノ宮崎2018での 再会!

高鍋町、黒木本店 黒木氏
黒木本店


そして

串間市 松露酒造 矢野氏
松露酒造
その後ろに 後ろ姿の柳田氏。

写真はないけど 田野町で旭萬年を造られる渡邉酒造の 渡邊ブラザースも1年ぶりの再会でした。

ありがとね~~。



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ノンジョルノ宮崎2018
11月3日 

宮崎市 一番街商店街アーケードで

おこなわれました。

ノンジョルノ宮崎 2018から

無事に帰って参りました。



今回は

ノンジョルノツアーに 旅は丸投げ。。。

結果 

実に有意義な旅でございました。




ノンジョルノ宮崎2018も

商店街の立ち飲み、、、

しんどいかな~~と思っておりましたが、

あっという間の事で、 楽しく呑ませていただきました。


写真は あまり撮らなかったのですが、

宮崎焼酎の最大手、

いや 日本の焼酎業界を牽引するといっても

全く過言ではない

霧島酒造の江夏社長と 密談…。(笑)
霧島酒造 江夏社長


今回の旅で 

霧島ファクトリーガーデン

訪れました。。。。

規模の大きさは 言うまでもありません、

本格焼酎製造への熱い情熱を感じ、

その力強さには圧倒されました。




で アーケードでの ノンジョルノ宮崎2018は

とにかく 楽しめました。。。。





本日 11月6日より

一夢庵 宮崎での旅の経験をプラス、

さらにパワーアップして 営業再開です!!!


僕も ついに50歳になりました。

年輪を重ね熟成していく人生を

愉しみ、精進します。







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