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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
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しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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休業延長
9月いっぱいで

緊急事態宣言も 解除され

やっと・・・・と思ったの持つかの間、

兵庫県は 飲食店に 

お酒の提供と営業時間の“時短要請”を

かけてきました。


以前にも書きましたが、

“時短要請”ではなく “営業時間制限”

“営業内容制限”であります。

飲食店は 営業の自由を行政に制限される業種なのです。




色々諸般の事情を鑑み、

営業の準備を・・・・、

と このタイミングで、

厨房機器の不具合が発覚し、

1週間程度のメンテナンスを要することになりました。


多くの飲食店が ルールを守り限られた時間で

営業再開の中

一夢庵は もうしばらくの休業という事になります。



私自身のメンタルも 

落ち込んではいないのですが、

全く焦る気もなく、

『これも 何かの思し召し。』と

後ろ向きでもなく かといって 前向きでもなく

ニュートラルな ある種の開き直りです。。。。。(笑))


休業中に

新たに仕入れた 抜群に美味い焼酎を

営業再開の際には 

間違いな提供で

間違いのない料理と共に

味わっていただける事を約束します。



再開の折には

また 改めて報告申し上げます。



2年連続 祭のない播州の秋は

やはりどことなく 哀愁が漂っていると感じるのは

私だけでしょうかね。


では また。。








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テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

瓶詰後
ずっと休業中の一夢庵、、、、

家内も私も それぞれに ウォーキングしたり

筋トレしたりと、、、

せっかくの時間なので 健全に 過ごしております。。。




以前から 少し思っていたのですが、

ここ最近

確信めいた感覚が ある。。


それは 蔵元さんから出荷されたばかりの商品は

果たして 

その銘柄の“呑み頃”になっているのか?

という事。。。


多くの本格焼酎の銘柄は

アルコール度数40度近い原酒を

出荷直前に

加水され アルコール度数25度に調整し

瓶詰めされている。



ワインの世界では 当たり前のように

瓶詰後 ある程度の期間を経て 

美味さのピークを迎えると表現されるが、

それと同じように

加水され度数調整されて瓶詰めされた本格焼酎も

一定以上の時間の経過を経て

美味さのピークが あるように 思えて仕方ない。


アルコール感が落ち着き、

丸くおさまり

香りが 奥行きのしっかりある深みを

帯びた時

その銘柄は 蔵元さんですら未知の領域の美味さを

発揮すると 私は考える。



この時期 10月になる前ごろ、

芋焼酎は 今年蒸留したばかりの“新焼酎”が

発売される、

蒸留後のガス臭をたっぷり含んだ

実に荒々しく

呑みなれた人にしか 理解しづらい美味さ・・・・・・。

癖の強い新焼酎も

開封せず 1年ほど 寝かしていると、

あんなにも 荒々しかった癖の強さが、

ガス臭もコミコミで 落ち着いた深みのある味わいへと

変化する。



1年という期間が 美味さのピークなのか、

それ以上に まだまだピークを迎えるまでに

時間が必要なのかは

銘柄それぞれに 違うだろうが、

そのあたりは まだまだ探っていく余地がある。



今 手元に 瓶詰めされてから

7年 6年 の時間を経た

銘柄がある。。。

朝日酒造 黒糖焼酎

喜界島で造られた 黒糖焼酎 

朝日 30度 2014年9月30日瓶詰

飛乃流朝日 25度、2015年5月1日瓶詰

開封して呑んだわけではないが

経験上

間違いなく 深みを伴った落ち着いた美味い焼酎である。

(近頃は 瓶詰日が 暗号化され判らない銘柄が多いのも 
一夢庵的には ちょっと問題なのである)



営業再開の暁には

瓶詰後 時間を経た美味さを

是非 皆さんには 味わっていただきたい。。。



それぞれ 4合瓶で数本 寝かして置いておりました。。。

1本キープして 開封後の最初の一杯から

最期の一杯に 至るまでの 間違いない美味しさを

感じてみませんか。。。


ちなみに

一夢庵の持っている 最長熟成モノは

50年を超えております。。。





テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

焼酎 色々 その3
本格焼酎の

樽貯蔵の話を書いているタイミングで

ちょいと 興味深い話が・・・・。


スピリッツの着色度規制が 

2022年度の税制改正で 廃止される・・・・、

施行日は まだ決定してないようですけど。


樽など 木製の容器で貯蔵した場合の色の度合いが

自由になるということらしい、、。

聞くところによると、

噂として そういう話は あったらしく、

私の知る 本格焼酎の蔵元さんも

本格焼酎製造免許に加え、

スピリッツ製造免許も 取得された蔵元さんを

ちょいちょい・・・。


本格焼酎は まだ 自由という訳ではなさそうだが、

将来的には

着色度(色の濃さ)の規制は 無くなる流れなんでしょうね、、、。



ただ そうなった時に、

着色度が自由だからと言って、

樽由来の色 以外に、

添加物としての着色は 安易に

して欲しくはないけれど・・・・、

現状 ウイスキーでも

E150a という カラメルが まあまあ多くの銘柄で

使われている。

理由はともかく、それはそれで 

そうなっているんだから、

どうしようもないが、

将来的に 本格焼酎の着色度の規制が

廃止された暁には

着色に関して 

添加物有りなのか 無しなのかを

ラベルに表示してもらえればな~~と

思うのであ~る。。


樽の色 ガンガン、

ダークカラーの本格焼酎が世に出た場合、

食後酒として勿論 イケるだろうが、

食中酒として 表現できるのか?

それも 試してみたいな~~。。と

楽しみな側面も大いにある。。


スピリッツ
今 一夢庵にある黒木本店さんのスピリッツ、、

本格焼酎を桜の樽に貯蔵し、

本格焼酎の着色規制よりも 濃い色が可能なスピリッツとして

発売された銘柄、、

これから これ以上に 着色度の濃いスピリッツが

おそらく出てくる。。。






テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

焼酎 色々 その2
樽貯蔵の 本格焼酎、、

ざっくりとした感じで 話を 続けま~す。


樽貯蔵銘柄は

比較的アルコール度数の高い銘柄が多いです。


前述した

九代目みやもと は 35度

らんびきシリーズは 25度~40度以上と

いろいろあります。

メロコズルは 41度です。


ちなみに

日本一売れている霧島酒造さんにも

黒霧島MELT っていう樽貯蔵銘柄があり、

30度です。


高い度数の銘柄は

ホントは めちゃくちゃ美味いし、

“割る”ことで 実に 幅の広い“味わい”を

表現できます。

勿論 ストレートや ロックでも

麹と酵母で作った日本の蒸留酒を 愉しめます。

近頃 流行りの炭酸割りは

食事と合うという点で言えば ウイスキーのハイボールを

完全に凌駕していると 考えます。




例えば らんびきシリーズの頂点

“らんびき15年 ”の場合

アルコール度数42度、

麦焼酎なのですが 米麹を使った麦焼酎ですんで、

米と麦の両方由来の味わいが

42度の高濃度の中に

バランスよく 表現されてます。

しかも 

いろんな熟成年数のブレンドで造られているのですが

一番若いモノが15年って言う事です。。

さらに言うと

酒税法上 その製品内容量の51%が 熟成モノ(5年以上の熟成)が

含まれていれば 熟成古酒と名乗れるのですが、

ゑびす酒造さんの銘柄は 100%熟成モノで 造られており、

さらにさらに 

濾過せずに 酒税法上の本格焼酎の要件を満たす

光量規制 (わかりやすくいうと 色の濃さ)を

クリアーしています。

らんびき15



つづく

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