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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
プロフィール

しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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安心して下さい、登録してますよ
反対だろうと 賛成だろうと

10月の1日から

インボイス制度が始まる。

いままで 本則課税で 申告してきたし、

何よりも お客さまの事を考え

インボイス登録は

一昨年の10月の段階で いち早く登録し、

さらに

個人商店なので 私の名前でも

主たる屋号として お店の名前でも 

分かる用に 登録をし直す用意周到さで

対応しています。


ずっと 確定申告 月次決算

税制の色々、、、

店のオープン以来 ずっと

見てもらっている税理士先生の

的確かつ明確な アドバイスを

参考に 私と家内で 決定した。

あくまでも 決定するのは 私だ。



もう明日・明後日のことだけど

業者間取引には 確実に

インボイス登録が必須、、、

正直 

手間は 今以上に相当なもんだけど、

決まったルールは 決まったルール。

守るのが 筋や!


反対するのも結構だけど

私は そこには労力は 使いたくない、

ルールを守る事に 労力を使いたい。


一夢庵は 

インボイス適格請求書発行事業者

登録済み でございます。

領収書における消費税は キチンと認められます、、

消費税負担なんてことは

ございません、

『安心して下さい、登録してますよ!』



今日も でっかい前獲れの

マナガツオ!!!

安心してください、美味さは保証いたします!!!


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人それぞれの感性
とりわけ 特別な事は何もしていない。

一夢庵では

料理は 私が、

焼酎は 家内が、

担当で 分業制的に 動いています。



手をかける所には 手をかけ、

それ以外の部分は 素材が

自然と 美味さを発揮してくれる、、、

そんな感じで 2人ともに

取り組んでいます。



先日、

『焼酎を使ったカクテルって どう思われます?』

と お客さま。。。



本格焼酎を 使う事は 共通だけど

そのベクトルが違うだけ、、


一夢庵の水割り・お湯割り・炭酸割りも

極めてシンプルなカクテル、

ただし 水以外の素材を使う場合、、

例えば 今だったら“かぼす”、

そのかぼすの 由来と 

生絞りカボスチューハイを 作りにしても、

焼酎の銘柄は 1種類に 決めている。

なんでも かんでもではない。

ちゃんと理由がある。


焼酎を使ったカクテルも

色々と経験したが、

一夢庵の表現とは 異なるっていうだけで

後は お客さまがどう判断するかだけです。



ただし

そのカクテルを飲んで

使用した本格焼酎の風味や香りを 感じられない場合や

その銘柄を使った理由が 明確に説明できないのであれば、、、

私は疑問に思う、それだけです。


と 

そのお客様には 返答した。



正直 嗜好品のお酒は

好きか嫌いか その二択で

ほぼほぼいいんじゃないか?



銘柄や 価格、人気で選んで

呑んでみても

想像していたのと 違う結果になる事が多いと思う。




飲食店も “看板”が大事かもしれないが、、

実際に一番大事なのは

その店の空気感と 味だ!




一夢庵は 店先に 表札みたいな

小さいプレートしかない、、が、

外観で勝負していないので それでいいやん。(笑))




テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

The Show Must Go On
20年振り、、


久しぶりに 顔を出していただいた

お客様、

お互い 歳をとり、

30代ではなく 50代。。


なんだろう、

この 不思議な面白さ。


お店を続けさせて頂いているのは

世間様のお陰さま、

一夢庵の力だけでは決してない。

もっと適切な言葉があるかもしれないけど、

とにかく お陰様と言う言葉しか 浮かばない。




しかしまあ

気づけば 20年以上 暖簾をあげているけど、

報われる事ばかりではないけど

それも込み込みで

面白い。


お互いどんな

現実を潜り抜けてきたかは

いちいち 聞かない、

顔を合わせて 話をすれば

それで十分。




先日 

『うちの子が 酒呑める歳になるまで

頑張ってよ。』

って お言葉をいただいた。。。


オッサンとオバハンが 切り盛りしてる

本格焼酎専門の居酒屋

酒好きおやじの一夢庵

最期がいつ来るかは 誰もしらんけど

まだまだ 続くよ~~。。




テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

新しさ
頑張るけど 

無理はしない。


今まで継続してきたことを

止めてまで

新しい事には

はなっから 手を出さない。


何よりも 『継続』させる事を

優先しています。

言い換えれば

広げるよりも 深く探る事を

大事にしています。



日本を代表する自動車の一つに

GTRと言う車があります。。。

スカイラインGTRから スカイラインが取れて

GTRと なったのが 2007年、

それから 熟成に熟成を重ね

マイナーチェンジを繰り返している車です。。。

まあ 簡単に買える車じゃないけど、

こうやって 改良に次ぐ改良

まさに お酒の熟成の様に、

感じるんです。


大きな自動車メーカーさんが

目新しさに 逃げず、

熟成を重ねる、、、

出来そうで出来ない事です。




次から次へと出る新商品、

継続性を 感じられるモノは 

手に取ってみたくなりますが、

何だこれ?って感じる新商品は

まったく 触手が動きません。



一夢庵の“新しいモノ”は

確実に継続性を感じていただけるよう

自信をもって 

提供させていただきます。


まあ そんな偉そうに言っても

私の造る料理は

本格焼酎に 合う料理の分野だけです、

焼酎と 今以上に より親和性の高い料理を

目指す“新しさ”です。



テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

置きに行く
勝負事は

置きに行ったら流れを 呼び込めない、

そう思っている。


置きに行く、、、

まあ ざっくりいうと 

相手に簡単に予想されてしまい

対策されてしまうような戦術、

言い換えれば 先手を取るのではなく

後手を踏むと

理解していただいていい。

圧倒的な戦力差があっても

置きに行った時は

得てして 足元をすくわれる、

そうでないとしても、

まちがいなく 積極的な戦略とは

違う気がする。



飲食店の経営者でもある私は

戦う相手は 何なのか?だれなのか?


まず 朝起きた時点で

私は 自分自身の中にいる

弱気な自分に勝利する事。

家を出て仕入れに向かう道中に

ここ数日 その週の

経験からくる 感覚的な

“流れ”を 予想する、

具体的には お客様の流れ、

一夢庵は 予約がびっしり埋まるお店ではないので、

そのあたりは 経験則しかない。


ある意味 営業中よりも

仕入れの最中の方が

緊張する。

野菜、魚、肉、

一夢庵は 業者さんに注文して

自動的に仕入れる食材はない、

全て 私は目で見て手に取って

仕入れる。


まあ 選択肢と 裁量の

全ては私だ。



で 店に戻り仕込みを完了させる。。


勝負は 実はこの時点で

終わっている。。



暖簾をあげてからは

その日の結果発表を待つ時間、

ご来店いただいたお客さんと 勝負じゃないの?

そういうお店もあるかもしれませんが、

一夢庵においては

お客さまと店は 勝ち負けを決める関係ではないです、

お互いに 時間を共有して 

私は調理接客、

お客様は 本格焼酎と料理 そして空気感を

共に 愉しむ関係です。



お客様がお帰りになり 暖簾をひいた時、

経営者としての その日の結果発表と

いう訳です。



一喜一憂せず 

世間と時代に流されながらも

自分の思う方向に 舵を取り

どこまで行けるか、、、、

定かでないですけど、

ヒリヒリ感を 愉しんでおります。


結局 私は

誰と 何を  戦っているんでしょう?

よく判らなくなってきました、、、、

まあ ええか。








テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

己の基準
ソムリエが 最も不味いと評価した400円の激安ワインが
国際コンクールで金賞を受賞してしまう。

と言う記事があった。。


そもそも

飲み物 食べ物のランキングには

意味がない!と

飲食店を経営している調理師としても

一個人としても

本気で思っているんで そりゃそうやろ感しか

ないですけどね。



その記事には

まず 最初に とあるソムリエさんが

最も不味いと 感じたワイン、、、、


その時点ですでに おかしいのよ。。

一人のソムリエさんの基準で 最も不味いと

決める事に疑問は ないのか?




そのコンクールの選考基準が

この記事からは 分からないが、

少なくとも 誰かが味わって 感想を述べている。

(誰が味わったのか 記名がないし、
そもそも 本当に味わったのかは 不明だ。)




結果 金賞を受賞したらしいが、

他の受賞ワインは 記事には無いので、

何本の中から 何本金賞が出たのか、

他の賞の記載も無いから 分からない。


まあ 結局

出展料と 受賞による金賞ラベルの購入に

お金がかかった・・・・・っていうオチ。




一夢庵のカウンターでも よく言うんだけど、

『グーグルのお店評価は 言うても人様の評価、
参考ぐらいにとめて 丁度やで。』

『誰かが 美味い!って言っても その人とは感覚が違うかね。』

とか 割と頻繁に 会話にでる。



初の御来店のお客さまも

皆それぞれに 

ラベルやブランドに 惑わされず

しっかりとした評価基準をお持ちの方が 多く、

真意を理解して こういう会話も シッカリ成り立っています。



20年以上 ひっそりこっそり

目立たぬ様に はしゃがぬ様に

似合わぬことは無理をせず

(どっかで聞いた事あるな~・・・(笑))))

そうやって 暖簾をあげてきた

本格焼酎専門の 酒好きおやじの一夢庵ですから

まあ 世間一般の飲食店像とは

かけ離れて ガラパゴス化してる居酒屋ですけど、

私が思う基準を 間違いの無い様に

日々 磨いております。



皆さんの美意識で

一夢庵を 楽しんでいただければ幸いです。


さてさて

地元の野菜が 美味い、、

暑さのせいか いまいち種類が増えてこないですけど、、

クオリティーは 太鼓判です!!


テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

最初から最後まで
先日 ニュース記事で

東京は品川の ビル解体現場の

記事を見た。。。



確かに 無茶な解体をする業者に

非があるように思うが、

安い見積りで その業者さんにお願いした

施主さんも 法的には

責任があるらしい。。



日本は スクラップ&ビルドと言うか

ビルド&スクラップというか

そうやって 発展してきたけど・・・・

その反動かどうか

近頃は 見た目だけのエコロジーが

暴走し過ぎ、、、じゃないか?



造ってから 修理しながら使い、

長い時間 使えることのできるモノは

愛着がわく。

そして廃棄する時、

若干 悲しい気持ちになりながら

見送る。


そしてリサイクルされる。


また新しく生まれ変わる。



全ての物事は

トータルで 考えないと、

コストばかりかかって

結局 無駄ばっかり。




テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

深みと落ちつき
知り合いの知り合いが

新たなお店を 開店するようだ。。。


本格焼酎の提供について

アドバイスを求められたんで、

真摯に お答えした。


先日 ニュース記事で

本格焼酎の売り上げが

上位50社で 7.8%減で

2005年以来 最低だったと

書かれていた。



本格焼酎専門の一夢庵の

店での感じは

全く変わりはない、、

そもそも

数量を売ることを目的とせず

本格焼酎を美味しく提供する事を

一番に考え

他の飲食店さんが 思いつかないレベルで

突き詰め 実行し 

より深いレベルで 美味しさを表現する事、、、

それをお客様に 感じていただけるように

日々 突き詰めている。



物事を深く 追求することは

実に面白い。。

食中酒としての本格焼酎は

そういう意味でも 奥が深く、

追求のし甲斐がある。。



何度も書いているが、

水割りって 水で薄めているのとは違うし、

出来上がりのアルコール度数だけが

美味しさではない。

それ以外に 美味しさに影響する多くのポイントがある。


意外な事に

それに気づいていない、

若しくは 気づいていないフリをしている

業界人が多い、、、、

そういう人は

美味しさを追求しているのではなく

数量を売ることを追求しているんだろ私は理解している。

しかし

それは悪い事ではない、

一夢庵のベクトルとは違うだけで、

どっちが正しいとか間違っていると

決める事ではない、

っていうか どちらも正しい。



まあ 一夢庵のベクトルを

認めろ!と言うつもりもないし、

否定されても 別に 何にも思わない。



何事も おなじだが

○○は △△じゃないとダメだ!!

と 思ってしまうと、

その世界は 世間から 理解されにくい、

一部のマニアだけの

小さい世界になってしまう。



一夢庵は 本格焼酎業界の未来を

どうこう言えるほどの資格はない、

ただただ 

いまままで やってきた道の延長線上、

行ける所まで 行けたら

それでええ。



気づけば 21年、

なんだかな~~。

オープン当初に 数多く仕入れ

ストックしてきた

瓶詰後20年になろうかという銘柄、

深みと落ちつきが 分厚い、、



私は 何年経っても

深みと落ち着きが 薄っぺらい。。。(笑))












テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ