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二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
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しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってるアラフィフのおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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焼酎シンポジウム その2


前回に 引き続き

1月24日 焼酎楽園さん主催の 麦焼酎シンポジウムでの

話を聞いた、私なりの感想です。







世間で言う所の“焼酎ブーム”を どのように総括するか。

  

私に とって どうだったかと言えば、

一夢庵を オープンした 2002年 平成14年の7月、

姫路には まだ 焼酎を専門的に扱う 飲食店は ほぼ ありませんでした。

(私が 店を 始めるにあたっての 考え・思いは HPに、
書き綴っております。)

都会とは 違って まだまだ 焼酎の認知度は 皆無に等しかったと

記憶しております。


その後 テレビ・雑誌等々で 大々的に 焼酎が 取り上げられ

心情的には 少し戸惑いました。

当たり前に手に入っていた焼酎が 徐々に 入手が 厳しくなり始め、

それに比例して プレミア価格で 売り込みに 店に来る

酒屋さんも わざわざ姫路まで 神戸から やってくるんですよ。


やはり 芋焼酎が 人気を牽引していました。




とにかく 焼酎が黙ってても売れる 今こそ 

人様が していない表現方法で 焼酎を より大切に扱おうと

思い始めました。


私の店のある 姫路市の東部は 市川と言う川の水系の水道です。

正直 カルキのきつい水道水なので、

店を始めて ほどなく 姫路から ずっと山奥に入った

宍粟市の天然水を 汲みに 行くことを始め、

今も ずっと 休みの日には 水汲みに 行っております。

その水を 一度 沸騰させてから 料理と 水割りの水や

氷に 使っております。


器も 毎年 5月の連休に 岐阜の土岐・美濃の陶器市に出かけ、

家内と2人で 選んだ 酒器や 皿を 使っています。

当然 その気持ちは 料理にも 同じです。




確かに ブームのおかげで 焼酎が世間に 広く認められ、

一夢庵も 正直 経営的に 助かりました。

でも

銘柄指定の お客様が 来られたり、

『あれは ナイの?』とか『なんや、置いてないん、やったら

どこそこで ナンボで 売ってるで。』とか・・・・

私は そういうお客様には 聞く耳を 持ちませんでした。

(ちょっと 飲食店失格かも知れないのを わかった上でです。)

ブームって言うのも 『もうちょっと 落ち着いて欲しいな~。』と

思っていたのも 事実です。


そんな調子だし、20席しかない居酒屋で

家内と私の 2人っきりの店なので

いい意味でも 悪い意味でも 

“やりたいように” やってき続けて 今に至ります。


結局

私にとって 焼酎ブームって言うのは

商売の流れの中で、(お金の流れと言ってもいいかもしれません。) 

『自分の立ち位置と 目標を 間違うなよ。』

『流されたら どこにたどり着くかも 分からないぞ。』 

と 考え直し 軌道修正する為の

いい機会のひとつの様に 今 思います。









つづく


写真は シンポジウム会場での
西吉田酒造さん と 柳田酒造さんです。
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