



若潮酒造さんの 千刻蔵の焼酎は
木桶蒸留。
家内の試飲の感想のとおり、
蒸留したてから ガス臭は するものの、比較的 まろやかな
原酒が 垂れる。
当然 出荷 熟成前には 濾過と言う作業を 行い、
余分な油分などを 取り除くのだが、
この千刻蔵の濾過機は 今まで見た 濾過機の中で ぶっちぎりに
一番小さい!!
まるで 小学校の理科の実験に 使われても おかしくないほどだ。
と言う事は やはり
木桶蒸留の焼酎には 濾過をしなければ いけない成分が、
出にくいのだろうか。
濾過機の横には 甕が並んでおり、
秘密の焼酎が あるらしい。
この千刻蔵の裏手には
半地下構造の トンネルが 貯蔵用として 造られている。
中には でっかい甕や 瓶に入れられ 熟成中の焼酎が 数多く
並んでいる。
芋焼酎の熟成物は 最近でこそ 多く見られるようになってきたが、
その熟成の方向性が 芋焼酎に 適切なのかは
私が 思うに まだ 途上だと思う。
もともとの原酒の原材料、特性、酒質によって
千差万別に 感じてしまう。
さらに言うなら こっちの甕と そっちの甕では おそらく
熟成の具合が 変わってくるはずだ。当然 味わいも おそらく違うだろう。
そのあたりに 今後の芋焼酎の熟成の課題が あるように思う。
つづく・・・。
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