二分の一夢庵 酒好きおやじの常日頃
姫路の 焼酎専門居酒屋の おやじが 常日頃 思う事を ダラダラと書き綴ります。
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しおたに みつはる

Author:しおたに みつはる
姫路の片隅で 本格焼酎の居酒屋を 家内と2人でやってる40過ぎたおっさんです。

日々思う 何かしらの事を 書き綴っていこうかと思ってます。



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『割る』ということ その5
実のところ

こうやって 本格焼酎を『割る』ということを

書き綴っているのも

もっと それぞれの銘柄をうまく提供できないか?

焼酎マニアだけでなく 今日初めて本格焼酎を口にする人にも

『これは 美味い』と 味わっていただきたいし・・・・・。

そしてさらに

文章を考えながら 自分自身で

なにか ヒントになることを思いつかないか

っていうのも あるんですよね~~。




15年 日に日に 焼酎に触れていると

ついつい 一夢庵がマニア向けの店になってしまいかねませんが、

そうではなく

私自身も ニュートラルな思考で 

本格焼酎に接して行くべきだと考えているんです。


先日も ほぼほぼ焼酎は初めてだというお客様から

『何かお任せでお湯割りを・・。』とのオーダーを頂きました。


さあ 腕も見せどころですな。


てな具合で 数杯 呑んでいただきました。

まずは 松露酒造さんの 松露の前割りを燗。

先日鹿児島で 出会ったばかりの

国分酒造さんの 芋焼酎 安田のお湯割り、

さらに

藤居醸造さんの 麦焼酎 泰明の新焼酎

最後には

大和桜酒造さんの芋焼酎 大和桜25度で

しめさせていただきました。


料理も 素材の味わいを重視した数品、

『サワラのりゅうきゅう』

坂越の殻付き牡蠣の酒蒸し

但馬牛と地元のこんにゃくを 甘辛く炊いた すじこん

原木シイタケのホイル焼き・・・・・・。

最後に 塩おにぎり!!


『また 来ます!』と 

歩いておかえりいただく 後姿をお見送りする。

クレソン
ちょっとした 付け合わせにバッチリの 野性味あふれるクレソン!!



お客様と一夢庵の

需要と供給が マッチングした

一例にすぎませんが、

こうやって 本格焼酎に触れていただき、

美味しいなと感じ、

また 一夢庵に来てもいいかな?と

思っていただくことが、

巡りめぐって 本格焼酎の魅力を発信できる喜びなんですよね、





『割る』ということを

突き詰めることは 本格焼酎の美味さを

理解していただく 入り口でもあり、

ずっと長く 本格焼酎を愉しむ為に

大事なことだと 私は 考えています。



テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

『割る』ということ その3
西洋の蒸留酒って

素材由来の旨味と味わいを愉しむ

というよりも

味や香りを 付属することで

愉しむ要素の強いアルコール飲料って感じがするんですよね~~。


それに対して 本格焼酎って

素材由来の旨味と味わい、

麹由来の旨味と味わいのバランス・・・・・。


言葉で書くと 単純明快なんだけど・・・・・・、

素材由来の旨味と香りの

ファーストインパクトの後に

ふんわりと あがってくる

麹由来の甘みと美味み・・・。 

このあたりの特徴が 

世界を見渡しても類を見ない

“食中酒としての蒸留酒”たり得る所以じゃないかと

思うのです。



先日 鹿児島の 焼酎バーで

いただいた お湯割り・水割りは

ファーストインパクトを重視した割り方をされている様に

感じたんですよね、

それに対し

一夢庵の水割り お湯割りは

ファーストインパクトよりも

後からあがってくる風味を重視してる

と 言っても いいかと思います。


それぞれの飲食店さんで それぞれの水割り・お湯割りがあり

また 人それぞれの嗜好があり、

これが正解だ~~!!というのは ないですよね~~。

割り方は 無限ですし、

本格焼酎の美味さのどの部分にフォーカスするかは

これまた 面白いんです、

美味さと味わい・香りの愉しみ方を

可能な限り立体的な奥行きのある表現方法を

もっと 見つけていきたいんですよね~~。

宮田本店さんから 紅はるか


それぞれの蔵元さんで それぞれの酒質があり、

それぞれの特徴があります。

一夢庵では

蔵元さんそれぞれの特徴を捉え、

それぞれの銘柄の酒質を理解を深めたいのです、

そうすることで

また 一夢庵の水割り・お湯割りは 新たな局面に

辿り着くかと思っております。




つづく



少し春らしくなってきました。

店先の植物も 新芽が 出て来よる、

季節は 巡る・・・・・・・。



テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

『割る』ということ その2
本格焼酎を 水で割る。


こうやって 何度も何度も 言っても

『薄めないと呑めないんでしょ。』と

思っておられる方が・・・・・・・。



まあ それでもいいんですよ、

本格焼酎に限らず 清酒も ワインも 嗜好品ですから、

だって

世間が 美味しい 美味しいって評判の清酒を飲んでも

私は 正直 それほどの美味さは 感じない。

赤ワインは チャレンジし続けているが

未だに 苦手だしね。(( ´艸`))




まあ 一夢庵としては

水やお湯、言ってしまえば 味も香りもないもので

『割る』と 言うことを突き詰めていくと覚悟している。

水をはさみながら


で 近頃考えるのが、

水・お湯っていう 味も香りもない無味無臭のもので、

『割る』味わいは 実は 日本人の味覚でしか

感じえないんじゃないかと 思い始めたんです。


芋焼酎の場合 

世に出ているほとんどの製品は 『米麹』

どれほど日本の食生活が 欧米化しても

米の甘み・旨味を 感じることには 

日本人が世界中で 特化しているのは 間違いではないはず。


実は 

この麹由来の旨味と味わいを 引き出すのが 

水・お湯で割るということではないか?




つづく

テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ

産地巡り
姫路マラソンが 行われた日曜、

珍しく早朝から 動き出した 一夢庵は

九州新幹線さくらで 鹿児島へ・・・。


コセド酒店さん主催の

酒文化向上委員会に 寄せていただき、

国分酒造さんと 大海酒造さんの杜氏さんのお話を

うかがってまいりました。


やはり 現地に赴き

製造に携わる方のお話は ビンビンひびきますし、

勉強になります。

昼から 深夜におよび

呑んで話をし続けました。

鹿児島 天文館の夜

本当に良い時間でした。




で 今日は 

牡蠣の産地へ!!

坂越の牡蠣2・28

いつもの 播州赤穂 坂越の牡蠣です。

今シーズンは まだまだ バッチバチの牡蠣です。

美味さも大きさも どこに出しても遜色のない 超一級品です。




焼酎も 牡蠣も なんでも

現地に赴き 自分の眼で見て 感じる事、

これに勝る勉強はない!と言っても

過言ではないでしょう!!!




今日は

サワラに のれそれ、

生マグロに 瀬戸内の焼きアナゴ!!

野菜も地場野菜で ばっちりです!!


『割る』ということ その1
本格焼酎を

お客様に美味いと思っていただくのは

最終的には そのお店の腕の見せ所であるわけです。



昨年

『どうしたら 美味しい水割り お湯割りが 作れますか?』と

とある焼酎蔵で 働いている 若手の従業員さんから、

質問を いただいたことが・・・・・・・。



『まず 君は 最初に“割る”ということを どうとらえてるの?』

  『割ることで 呑みやすくします。』

『じゃあ 君の蔵の焼酎は 割らなければ呑みにくい焼酎なのか?違うでしょ。』

  『……。』


彼の質問は どれくらいの割合で どれくらいの温度のお湯をつかうとか、

実際の技術的なことを 聞きたかったのだろうが、

実は その前の段階で、

『割る』ということを どう意識して作るかということが 私は 基本になると考えています。

黒木本店


市場に流通している ほとんどの焼酎は

アルコール度数25度に 加水調整されています。

実は その時点で すでに『水割り』なわけです。


さらに それを 水・お湯で割るという 

時間差割りっていう 実に 変則的な提供が 一般化してるわけです。


では その“割る”ということを

どう意識しているかというと、

一夢庵では

『水や お湯を 加えることで、香りを引き出し、味わいを延ばす。』

というイメージで、捉えています。

その結果 アルコール度数が下がり、水と調和することで、

滑らかな呑み心地に なるということです。


この意識が あるかないかで

同じ 温度 同じ分量の割り方をしても

味わいや香りは 違うものが 出来上がります。




先日も とある蔵元さんと 話をしている時に

(昨年も その方とは じっくり話をする機会があり、)

ふと思ったのですが、

各蔵元さんの製造の現場では

『もっと うまい焼酎を造りたい』との 一心で、

製造工程・製造機械・製造法などなど

いろいろ 見直し、

より良い製品づくりに 創意工夫されている・・・・・・



そして 飲食店では

ある一定のマニュアルに従って 水割り・お湯割りが提供されているんですよね、

しかしです、

そのマニュアル化された提供法が 

技術的な 水の量 お湯の温度 ばかりを重要視されているようでは

各蔵元さんの創意工夫された焼酎の 真の味わい・香りを

表現されたものができるでしょうか?


私は そうは思わないのです。


『家で 同じ銘柄の焼酎を 一夢庵が しているように真似て作っても

なんか 違う。』

『焼酎は 一夢庵でしか飲まない、だって 他で呑んだら 美味しくないもん。』

(そのお客様が そう感じるのですから そうなんでしょうとしか言えません。)

って

言われることが 多々あるんです。


逆に言わせていただくと

お客様に 一夢庵は何か違うと 思っていただかないと

値打ちがないでしょ。





つづく。

テーマ:焼酎 - ジャンル:グルメ